2008年5月19日月曜日

エコな宿泊施設整備へ エネルギーは太陽光、まき 葛巻


http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20080516-OYT8T00156.htmエコキャビンに改修予定の旧教員住宅(葛巻町江刈で)
 葛巻町江刈の廃校を利用した自然体験施設「森と風のがっこう」に、太陽光
とまきだけでエネルギーをまかなう研修・宿泊施設「エコキャビン」が整備さ
れることになった。施設を運営するNPO法人「岩手子ども環境研究所」が、
敷地内にある旧教員住宅を改修し、内装などにも、地元の間伐材や石などの資
源を活用する。
 エコキャビンは、太陽光発電で電力をまかない、暖房は、まきを燃料に使う
ボイラーの温水を利用するなど、エネルギーは全て自給自足にするのが特徴。
キャビンの延べ床面積は約47平方メートルで、10、6、4畳の3部屋を設
ける。
 改修などにかかる総費用は1800万円で、三井物産環境基金から1440
万円の助成を受けた。建物本体の改修工事は、6月に始まり、10月に終了。
太陽光パネルなどの付帯設備については、09年秋までに整える予定だ。
 森と風のがっこうは、廃校となった町立小屋瀬小中学校上外川分校を無償で
借り受け、2001年に開校。「自然エネルギーを利用した生活を体験してみ
たい」との要望が多く寄せられていたこともあり、今回の施設を整備すること
にした。同NPOの黍(きび)原豊事務局長は「国内ではほとんど例のない取り
組み。いつでも自然を楽しめる空間にしたい」と話している。
 問い合わせは(0195・66・0646)。

森と風のがっこう
http://www5d.biglobe.ne.jp/~morikaze/gakkou/index_f.html

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