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従来の太陽光発電システムでは困難であったテントシート (膜材)をつかった場所にも太陽光発電の設置を可能にする 一体化技術を、平岡織染株式会社と共同で開発いたしました (共同特許出願中)。
News Release
2008年2月26日
高島株式会社(社長:高島幸一、本社:東京都中央区、以下「高島」)は、従来の太陽光発電システムでは困難であったテントシート(膜材)をつかった場所にも太陽光発電の設置を可能にする一体化技術を、平岡織染株式会社(社長:平岡義次、本社:東京都台東区、以下「平岡織染」)と共同で開発いたしました(共同特許出願中)。テントシートに代表される膜材を使った太陽光発電設置可能な場所は日本全国100万箇所に達します。薄膜太陽電池とテントシート(膜材)を一体化ラミネートする技術により膜材をつかった場所にも適用が広がります。当技術を使った製品を全国100万箇所に適用できれば、最大年間100万トンのCO2削減に貢献できる(*下記「試算根拠」参照)と考えられます。軽量で曲げやすく、しなやか、耐久性に優れ大型化が可能なテントシート(膜材)一体型薄膜太陽電池により、テント屋根や壁面、農業用ハウスなど多様な場所で太陽光発電を可能にする商品化を進めていきます。
*試算根拠[742g (石油火力CO2排出/kWh)-53g(太陽光CO2排出量/kWh)](*1)×4 時間(平均日照時間)255日×100万箇所×1.5kW(太陽光平均発電量:1箇所当たり平均90 平米として)÷1,000,000=105 万トン
内閣府地球温暖化対策推進本部による「京都議定書目標達成計画の進捗状況(案)」(平成19年5月29日)によれば2005年実績から目標とする1990 年水準の6%減を達成するためには175 百万トンのCO2削減が必要です。上記試算による100 万トンは必要削減量の0.6%に相当します。 *1: 本藤祐樹 「ライフサイクルCO2排出量による発電技術の評価」中央電力研究所報告 2000,2001
【テントシート(膜材)一体化製品の特徴】
特許技術(申請中)により薄膜太陽電池とテントシート(膜材)を全面に接着一体化ラミネートしているため、以下の特徴があります。
・ 湿熱その他の環境下で、浮き・剥れ等の劣化が少なく、耐久性に優れます。
・ 薄膜太陽電池の保護層に高耐久性樹脂フィルムを使用。防汚性、耐候性、耐久性に優れています。
・ テントシート(膜材)の溶着による大型化が可能です。
・ しなやかに曲げることが出来るため、曲面への施工が可能です。
・ 軽量で持ち運び、施工が容易です。
【今後の予定】
多様な業界の企業と共同で、当シート一体化技術の特徴を活かした薄膜太陽電池の商品化を推進します。
なお、2008 年3 月4 日から7 日まで東京ビッグサイトで開催される、第14 回建築・建材展2008 キャンバス・ジャパンにてサンプル製品を参考出展いたします。
【本件に関する問合せ先】
高島株式会社 経営企画 新藤・加藤(電話:03-3567-0213)
太陽光発電・テントシート(膜材)一体化技術を開発
-高島株式会社-
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