2008年10月24日金曜日

全波長領域の太陽光を吸収できる太陽電池材料、無機と有機のハイブリッドで米大学らが開発


出典:http://eetimes.jp/article/22484/
 一般に太陽電池には波長選択性があり、波長領域によって光の吸収特性が異
なる。このため、特定の波長領域に合わせて材料を選択する必要があった。そ
こで米Ohio State Universityらの研究チームは、「無機/有機ハイブリッド」
による波長選択性が低い新型材料を開発した。あらゆる波長領域の太陽光を吸
収可能な太陽電池を実現できる可能性がある。
 この新型ポリマー材料は、太陽電池における電荷分離の効率を大幅に高めら
れるという。光が当たることで遊離した(電荷分離した)電子が材料内部に自
由電子として残留する時間が、現行の太陽電池に比べて飛躍的に長くなるため
だ。
 同大学のMalcolm Chisholm教授によると、無機/有機ハイブリッドの新型ポ
リマー材料を使えば、「原理的には太陽光を全波長領域にわたって吸収するポ
リマー・ブレンドを実現できる。具体的には、波長がおよそ300n~10μmまで
の光を吸収可能だ」という。
 太陽電池では、入射光によって電子が励起され、材料中の原子の電子殻から
電子が分離する。こうした電子を収集することで電力が得られるわけだ。とこ
ろが、分離した電子は、素早く収集しなければ元の原子に戻ってしまう。通常、
太陽電池材料は蛍光発光性(励起一重項状態からの発光)か、またはりん光発
光性(励起三重項状態からの発光)である。同大学が開発した新型のハイブリ
ッド材料は、これら両方の性質を備えていることから、効率をさらに高められ
る可能性があるという。
 「開発した材料は、励起一重項と励起三重項の両状態において機能する。励
起一重項状態において約10ps程度と比較的長く持続し、励起三重項状態ではさ
らに長く、最長100μsほども持続する。これは電子を電子殻から分離するのに
十分な時間である」(同教授)。
 この新型材料は米Ohio Supercomputer Centerで設計され、台湾National
Taiwan Universityで合成された。米National Science Foundation(NSF:米
国科学財団)とOhio State University所属の研究機関であるInstitute for
Materials Researchから資金提供を受けている。  新型材料に関する詳細な
情報は、2008年10月7日発行の「Proceedings of the National Academy of
Sciences」誌に掲載されている(同誌に掲載された論文の概要)。

The remarkable influence of M2δ to thienyl π conjugation in
oligothiophenes incorporating MM quadruple bonds
http://www.pnas.org/content/105/40/15247.abstract



神奈川新聞社の社説 太陽光発電所 啓発の期待も国内最大級


出典:http://www.kanaloco.jp/editorial/entry/entryxiiioct081022/
 地球温暖化防止の切り札ともいえるクリーンエネルギーである太陽光発電の
普及拡大へ向けて、川崎市と東京電力が共同で国内最大規模の一般家庭向けメ
ガソーラー発電所の設置に取り組むことになった。合計出力約二万 に上る規
模の効果を十分に生かし、産官が役割を補完し合って課題解決を図ってもらい
たい。

 京都議定書の具体化という差し迫ったテーマを踏まえるならば、国際的な視
野からも低炭素化社会の実現は国家レベルの課題といえる。資金面での支援な
ど事業を軌道に乗せていくためには今後、国の参画も求める必要があろう。

 共同事業の効果は二酸化炭素(CO2)の大幅削減にとどまらず、長年の懸
案である京浜臨海部の産業構造転換の大きな一歩という意味合いも持つ。

 発電所の建設地は浮島町地区と扇島地区の二カ所。ここに隣接する水江町に
は、リチウムイオン電池の量産化を目指すベンチャー企業の誘致も決まってい
る。個々の企業活動の脱石油・省エネ型へ向けた取り組みが、経済と環境の調
和、好循環を目指す「カーボン・チャレンジ川崎エコ戦略」を推進する川崎市
の施策と結び付くことに意義がある。温室効果ガスを排出しないエコシステム
の構築をはじめ、社会インフラ全体への波及にまで共同事業の視点を広げてい
くべきであろう。

 川崎臨海部は国内有数の工業集積地であるとともに、背後に巨大な首都圏市
場、居住圏を抱えている。こうした立地環境からみても低炭素化社会の実践例
として注目度は高く、他都市に与える影響も大きい。隣接する羽田空港の再拡
張・再国際化も間近に迫っている。国内のみならず、工業化が加速し、環境問
題が表面化してきているアジア地域の新興国に対するクリーンエネルギー導入
のモデル地区の役割も期待したい。

 東電にとっては電力供給設備としてメガソーラー発電の設置計画は初の試み
である。まずは本格導入へ向けた課題を洗い出し、その対応を検討する時期だ
ろう。

 世界有数の電力会社による供給開始は一般家庭や産業界をはじめ社会全体に
とっても、エネルギー転換の動機付けになる。東電が蓄積している高度な技術
力を駆使しながら、低コスト化や出力の安定化・効率化、安全対策といった問
題の解決を進め、太陽光発電導入の円滑化に努めてほしい。

 共同事業の高度な公共性を考慮すれば、電力供給と併せて太陽光発電の普及、
啓発にもこれまで以上に力を入れてもらいたい。国内最大級のソーラー発電所
は、市有地の提供があればこそ可能になった面もある。市が発電施設に隣接す
るごみ処理施設内の環境学習施設を太陽光発電のPR拠点として改修する計画
を示したことは、時宜にかなった判断といえる。
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都市部の地上設置だと投石やエアガンで
壊そうとする奴が出てくるにちまいない。
モラルを嘆く前に防護措置をお願いします。



太陽電池特集:主導権握る装置メーカー、高度化が生き残りのカギ


出典:http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-34496620081024
「太陽電池ビジネスの主導権はパネルメーカーから製造装置メーカーに移った」
という指摘が、業界周辺から多く出ている。

 材料を入れると太陽電池が製造できる「ターンキー」と呼ばれる一貫製造ラ
インがでてきたことで、資金さえあれば比較的容易に太陽電池製造への参入が
可能になりつつある。研究開発と製品化で先行してきた日本メーカーにとって、
製品やビジネスモデルの一層の高度化の成否が生き残りを左右する。

 <一貫製造ライン、世界各地に導入>
 「当社の顧客が前週末、薄膜太陽電池の量産を開始した。画期的な出来事だ」
──。10月17日日本時間朝。国際電話での取材に応じた半導体製造装置で
世界最大手の米アプライド・マテリアルズ(AMAT.O: 株価, 企業情報, レポー
ト)のジョン・アントン・ヴァイスプレジデントは声を弾ませた。アントン氏は
アプライド社製の薄膜太陽電池一貫製造ラインを導入した米太陽電池メーカー、
シグネット・ソーラー社がドイツ・ドレスデン近郊の工場で量産を始めたこと
をロイターに明らかにした。

 アプライド社の薄膜太陽電池一貫製造ライン「SunFab(サンファブ)」
は面積5.7平方メートルのガラス基板を使う。他社の薄膜太陽電池の製造ラ
インに比べ4倍近い大型サイズだ。基板サイズが大型ならば、製造が軌道に乗
れば生産効率を高めやすくなるが、製造の難易度は高まる。サンファブから薄
膜太陽電池は本当に量産されるのか。世界中の業界関係者が注目する中で、シ
グネットはサンファブを用いて量産を開始した初のメーカーとなった。太陽電
池製造装置分野に昨年本格参入したアプライドは、既に8カ国11社からサン
ファブの受注を獲得。アントン氏によると、これまでに30億ドル(約300
0億円)分の製造装置を受注したという。

 日本にも注目の装置メーカーがある。神奈川県茅ヶ崎市に本社を置くアルバ
ック(6728.T: 株価, ニュース, レポート)だ。半導体や液晶パネルの製造装置
で成長してきた同社は、太陽電池製造装置を今後の成長戦略の柱に置く。注力
するのはアプライド同様、一貫製造ライン。08年6月期は約400億円だっ
た太陽電池製造装置の受注が、09年6月期は700億円に伸びる見込みだ。

 アルバック関係者によると、受注の伸びが目立ってきたのは08年4─6月
期。アルバックの製造装置を導入した台湾の太陽電池メーカー、ネクスパワー
社が5月から生産・出荷を開始。アルバック関係者は「ネクスパワーが5月に
量産を始めたことで、(アルバックの装置が)信用できるとの認識が広まった」
と力説する。08年6月期には一貫製造ラインを8ライン受注。09年6月期
は15ライン受注する見込み。半分は中国からの受注で、残りが台湾、韓国、
欧米、日本だという。

 <性能、信頼性で日本勢はリードを保てるか>
 一貫製造ラインという武器を手にした新興の太陽電池メーカーに対し、日本
の太陽電池メーカーは、太陽光を電気に変える変換効率の高さや、数十年にわ
たる製造実績を踏まえた製品の信頼性や耐久性の高さで差別化を図る構えだ。
変換効率が実用レベルで19.7%と業界最高の「HIT太陽電池」を製造す
る三洋電機(6764.T: 株価, ニュース, レポート)の前田哲弘執行役員は「変換
効率が18%以上の高効率タイプがプレミアム市場。世界で10%から15%
のシェアを確保できるだろう」と話す。設置面積が小さくてもより多くの電気
を取り出せるのが特徴で、住宅の屋根に設置するといった利用方法に適してい
る。三洋のほか米サンパワー(SPWRA.O: 株価, 企業情報, レポート)の製品な
どがこのカテゴリーに入るとしている。

 太陽光発電所など大規模施設向けとして期待される薄膜太陽電池は、現在主
流の多結晶シリコン太陽電池に比べて変換効率が低いため、これをどのように
高めていくかという競争が世界で始まっている。今月新しいラインからの出荷
が始まったシャープ(6753.T: 株価, ニュース, レポート)の葛城工場(奈良県
葛城市)で製造する薄膜太陽電池は、変換効率が9%で業界最高水準。アモル
ファスシリコンと微結晶シリコンと重ねた「タンデム型」(2層構造)により
同効率を実現している。2010年3月までの操業開始を目指して建設中の堺
工場では、アモルファスシリコン2層と微結晶シリコン1層による3層構造を
採用し、約10%の効率を実現する計画だ。シャープは東京エレクトロン
(8035.T: 株価, ニュース, レポート)と共同開発した製造装置を堺工場に導入
し、コスト競争力の強化を図る。

 太陽電池は実際の使用場面では20年から30年といった耐久性が求められ
る。国内最大手のシャープは1959年に太陽電池の開発に着手し、63年に
量産に成功。同社の濱野稔重副社長は1日、葛城工場で記者団に対し「シャー
プが最初に設置した灯台用太陽電池(1966年、長崎県尾上島)はまだ動い
ている」と長年の実績があることを強調する。

 <性能は市場が決める>
 アプライド社製の製造ラインを用いて量産開始した米シグネット・ソーラー
が製造する太陽電池は、アモルファスシリコンによる1層構造で変換効率は6
%。アントン氏はロイターに対し、タンデム型を可能にする装置の追加設置な
どで「2009年に9%、2010年には10%に変換効率を引き上げるロー
ドマップを描いている」と述べた。アルバックの装置を使って薄膜太陽電池の
量産を始めた台湾ネクスパワーの変換効率は7%。アルバックはタンデム型太
陽電池の製造が可能になる装置を開発中だという。

 アプライド、アルバック両社の関係者はともに、日本の太陽電池メーカーの
技術力の高さを認めており、両社のような一貫製造ラインの装置メーカーが市
場の支配権を握りつつあるといった見方には否定的な反応を示す。一方で、ア
ルバック関係者は、太陽電池メーカーの競争力を分けるポイントについて「投
資規模、判断のタイミング、コストダウンの技術。半導体、液晶と同じだ」と
語った。

 ソーラービジネスのダイナミックな市場成長を象徴するような企業のひとつ
が、インドの新興太陽電池メーカー、モーザーベア・フォトボルタイック(モ
ーザーベアPV)だ。同社の数野忠雄副社長は、東京に構えたオフィスでロイ
ターの取材に応じた。モーザーベアPVは、CDやDVDといった光ディスク
製造の世界最大手であるモーザーベア社が06年に設立。アプライド社の一貫
製造ラインをニューデリー近郊の工場に導入し、年内にも薄膜太陽電池の出荷
を開始する計画だ。

 数野副社長は「マーケットが何を望んでいるのか。国・地域によって性能や
コストの要求が違う。それに合わせていけばモノは売れる」と語る。日本では
想像しにくい非電化地域が今でも多く残るインド。同氏は「こうした地域では
わずかな変換効率の差よりもよりも、低コストな太陽電池が求められる」と強
調する。

 <システム提案、一段の高度技術で差別化を>
 ハイテク分野の調査・コンサル会社、ジェイスター(東京都中央区)の豊崎
禎久社長は、半導体や液晶、携帯電話といった分野で起きた日本企業の「負け
パターン」を回避するには、太陽電池単品ではなく、システム提案が重要だと
語る。例えば、企業などが情報を蓄積するデータセンターに太陽光発電、高効
率インバーターなどを組み合わせるといった方法だ。

 「システムモジュールとして輸出すると、全てのテクノロジーが一体化され、
(外部が真似できない)ブラックボックスになる。こうしたことをやならいと
シェアやビジネスモデル、技術を守れない」(豊崎氏)という。データセンタ
ーは、企業による情報セキュリティー強化の流れで今後の需要拡大が見込まれ
るが、データを蓄積するサーバーなどのIT機器の電力消費とCO2排出をい
かに抑えるかが課題となっており、太陽電池との組み合わせはそうした課題の
解決につながる。

 変換効率が40%から60%と飛躍的に高まる「量子ドット型太陽電池」と
いった革新的なテクノロジーの追及も必要だと豊崎氏は語る。量子ドット型は、
ナノ(10億分の1)メートルレベルの超微細なドット(点)を三次元上に並
べその配列を様々に変えることで変換効率を自在に変えていく技術。シャープ
や新日本石油(5001.T: 株価, ニュース, レポート)などが東大先端科学技術研
究センターと共同開発を進めている。経済産業省によると、欧米でも研究開発
が行われているという。

 豊崎氏は「日本は、世界がまだ追従できない最先端分野の技術で追及してい
くしかない。量子ドット型は難易度が高いが、変換効率が高まれば自動車用な
ど新しい用途が出てくる」と語った。商品化すべき時期は2015年ごろがめ
どだとしている。



太陽電池特集:大競争開始、海外に抜かれる「元祖」日本


出典:http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-34496820081024
 太陽電池ビジネスを舞台とした世界規模の大競争が始まった。地球温暖化の
原因となる二酸化炭素(CO2)を排出せずに無尽蔵の太陽光から電気を取り
出すメカニズムは、エネルギーと環境の問題を同時に解決する切り札として、
かつての鉄鋼や現在の半導体に続き21世紀の基幹産業になるとの期待が高ま
っている。

 この分野ではシャープ(6753.T: 株価, ニュース, レポート)など日本メーカ
ーが研究開発や製品化で世界をリードしてきたが、ここにきてアジアや欧米の
新興企業が台頭。日本メーカーが過去の優位を維持するのは困難との見方も浮
上している。世界や日本の経済地図を塗り替える可能性のある太陽電池をめぐ
るビジネスの最前線を探った。

 <日本メーカー、薄膜型で反転攻勢> 
 10月1日。夏のような強い日差しの中、奈良県葛城市のシャープ葛城工場
では、神事が行われた後、新たに導入された生産ラインで製造された薄膜太陽
電池の出荷が始まった。同工場での薄膜型太陽電池の年間生産能力は160メ
ガ(メガは100万)ワットに増強され、太陽光を電気に変える変換効率は9
%と業界トップクラスを誇る。同工場で記者会見した濱野稔重副社長は「薄膜
太陽電池工場は『21世紀の油田』といってよい存在だ」と強調した。

 シャープは、2010年3月までに操業開始予定の堺工場(堺市)にも薄膜
太陽電池の新工場を建設中。欧州では薄膜型の新工場の建設を検討中で、20
11年3月期には薄膜型の生産能力を年間1ギガ(ギガは10億)ワットと、
現時点の6倍強に引き上げる計画。2010年代半ばには6ギガワットにまで
薄膜型の生産能力を拡張する構想も進めている。

 薄膜太陽電池は、現在の主流である結晶系太陽電池に比べ、原料シリコンの
使用量が大幅に抑えられるほか、製造工程も結晶系に比べ短縮できるので、初
期投資はかかるが量産に向く。結晶系に比べると変換効率は落ちるものの、土
地が安価な地域で大規模な発電所を建設する用途に適している。

 独自の構造を持ち、変換効率が業界最高の「HIT太陽電池」を生産してい
る三洋電機(6764.T: 株価, ニュース, レポート)は、新日本石油(5001.T: 株
価, ニュース, レポート)と共同出資会社を設立して、2010年度にも薄膜
型の生産に参入すると発表した。三洋の佐野精一郎社長は今月、ロイターとの
インタビューで「(中近東など)資源国がターゲットになる」と、中東産油国
とのつながりが深い新日石の営業力を通じて、中東で持ち上がっている大規模
な太陽光発電プラントの早期受注を目指すとの意向を示した。

 このほか昭和シェル石油(5002.T: 株価, ニュース, レポート)が年間生産能
力1ギガワット規模の新工場を国内か海外に建設し、2011年操業開始を目
指すとの計画を公表している。生産するのは薄膜型ながらシリコンを使用しな
いタイプで、投資額は1000億円以上となる見通し。

 京セラ(6971.T: 株価, ニュース, レポート)や三菱電機(6503.T: 株価, ニ
ュース, レポート)といった国内有力メーカーも、従来型の多結晶シリコン太
陽電池の増産計画を打ち出してる。だが、世界では日本国内に比べよりダイナ
ミックな動きが官と民によって展開されている。

 <欧州で開花する市場、躍進する新興企業>
 「2030年、政策支援と省エネルギーが進んだ場合、太陽電池の発電量は
世界の電力需要の14%を賄い、市場規模は4540億ユーロ(約59兆円、
1ユーロ130円で計算)、潜在雇用数は1000万人」──。欧州太陽電池
産業協会と環境団体グリーンピースは今年9月、こうした未来予想を示した。
現在の太陽電池の世界市場規模は1兆2008億円(富士経済調べ)程度。計
算上は今後20年あまりで50倍の市場拡大が見込めることになる。

 過去数年間を振り返っても、太陽電池市場は急拡大が続いてきた。野村証券
金融経済研究所によると、世界の太陽電池生産実績は05年に前年比47%増
の1759メガワット、06年は42%増の2500メガワット、07年は7
1%増の4279メガワットと増勢基調だ。これを支えたのが、欧州を中心に
広がる「フィード・イン・タリフ(FIT)=固定価格買い取り制度」と呼ばれ
る支援策だ。

 FIT制度は、太陽光などで発電した電気を電力会社に20年間といった長
期間にわたり、通常の電気料金の2─3倍の高値での買い取りを義務付けてい
る。ドイツでは2004年にFITを本格化させたことで、2005年には太
陽電池の設置量で日本を追い抜き世界一となった。日照に恵まれたスペインも
FITを積極展開し、07年の新規太陽電池の設置量で世界2位に。フランス、
イタリア、ギリシャといった欧州各国のほか、韓国もFITを採用している。

 <原料のシリコン価格が急騰>
 需要急拡大の余波を受け、原料シリコンの価格も高騰。シリコンメーカーの
トクヤマ(4043.T: 株価, ニュース, レポート)によると、年間契約などの相対
市場で04年には1キログラム当たり30ドル程度だったシリコン価格は、現
在80ドルほどに上昇している。スポット市場では400ドル程度ともいわれ、
国内太陽電池メーカー各社の関係者は一様に「とても手を出せない」とため息
をつく。

 こうした市場の構造変化の間隙(かんげき)を縫って台頭したのが、ドイツ
のQセルズ(QCEG.DE: 株価, 企業情報, レポート)や中国のサンテック・パワ
ー(STP.N: 株価, 企業情報, レポート)といった新興勢力だ。Qセルズは19
99年末に設立。2001年夏に従業員19人で生産を始め、わずか7年で太
陽電池市場の世界トップ(野村証券調べ、以下同)に躍り出た。サンテックは
01年に設立。2005年末にニューヨークに上場し、07年に太陽電池生産
でシャープに次ぐ世界3位に付けた。両社ともシリコンの調達を戦略的に進め、
創業から数年で世界屈指の地位を確保した。

 一方、日本勢は05年には上位5社のうちシャープ(1位)、京セラ(6971.
T: 株価, ニュース, レポート)(3位)、三洋電機(4位)、三菱電機(6503.
T: 株価, ニュース, レポート)(5位)の4社が占めていたが、07年にはシ
ャープ(2位)、京セラ(4位)、三洋(8位)と各社とも後退。三菱電はト
ップ10から脱落した。シャープは07年、シリコン調達で海外勢に買い負け
し、長年守ってきた世界一の座をQセルズに明け渡した。

 <ちぐはぐな日本政府の対応、国内勢に厳しいシナリオ>
 市場の拡大とともに、新規参入者も増え続け、世界には現在200社以上の
太陽電池メーカーがあるという。京セラの前田辰巳専務は「今のソーラー市場
はバブル。200社のうち8割はつぶれる」と予測する。日本メーカーは太陽
電池の研究開発や製品化で先行し、この産業を育成してきたという自負がある。 

 しかし、過去の研究開発や設備投資の収穫期に入るはずだった時期に新興勢
力の追い上げに直面し、し烈な市場競争に巻き込まれつつある日本メーカー関
係者の表情は複雑だ。

 日本政府による太陽電池推進政策もちぐはぐだといえる。1994年度から
続けてきた太陽電池の補助金を05年度に財政難を理由として打ち切った。と
ころが、福田康夫前首相が太陽光発電の大規模導入を含む包括的な温暖化対策
を打ち出したこともあり、08年度中に補助金を復活させる。だが、日本政府
は世界の主流となっているFITの導入に動く気配がない。

 半導体などハイテク分野の調査・研究、戦略コンサルティングを行うジェイ
スター(東京都中央区)の豊崎禎久社長は「太陽電池は半導体・液晶と同じよ
うな状況になる。アジア、中国、台湾企業に負けるということだ。2013年
には日本勢は全社、トップ10外にはじき出される」と厳しい予想を示す。豊
崎氏はその理由として、1)シリコン原料である珪(ケイ)石の8割を握る中
国は、すでに輸出制限をかけており、自国産業を伸ばす方向に政策を強めれば
外国に材料が供給されない、2)薄膜太陽電池は、(キーを回せば製品ができ
る)一貫製造ラインで作れるようになり、資金さえあれば誰でも参入できるよ
うになる──といった点を挙げる。

 創業10年に満たないメーカーが、数十年の研究開発を続けたメーカーを追
い抜く現実。温暖化対策の救世主として期待される太陽電池ビジネスだが、実
態をのぞくとグローバル競争の厳しい現実が浮かび上がる。



NHKクローズアップ現代(2008年10月22日放送)太陽電池「技術優位」の日本 世界市場で出遅れる訳


出典:http://www.j-cast.com/tv/2008/10/23029103.html
シリーズの第2弾は「太陽電池」。国谷裕子が解説する。「太陽光をすべて
電力に換えることができれば、わずか1時間で世界中が1年間使用する電力を賄
うことができる。しかもクリーン。次世代のもっとも有望なエネルギー源とい
われています」
 かつて日本はこの分野では圧倒的な優位にあった。しかし、世界のメーカー
トップ5で、2005年には4つを占めていたのが07年には2社になった。太陽電池の
位置づけが大きく変わってきた。震源地はヨーロッパである。

スペイン政府の大胆な戦略
 スペインではすでに500基を超える太陽光発電所がある。運営には電力会社
のほかにベンチャー企業が参入。6基を運営する企業の売り上げは600億円を超
えるという。なぜスペインなのか。
 スペイン政府は4年前、大胆なエネルギー戦略を打ち出した。電力会社に補
助金を出し、電力会社は25年間既定の値段で太陽光発電の電力を買うことを義
務づけたのだ。これまで普及を阻んできた「火力発電の6倍」という建設コス
トを、税金を投入して乗り切ったことになる。
 「スペインには資源がない。太陽光発電を戦略的に普及させることで、将来
のエネルギー問題を解決しようと考えている」と政府関係者はいう。
 ヨーロッパがリードする太陽光発電を支える太陽電池の市場は、07年には
1.7兆円だったが、12年には6.5兆円になるとみられる。これに、中国、インド
などの企業が続々と参入。ナイジェリア、アラブ首長国連邦など産油国も加わ
る。「石油は有限、太陽は無限」というのだ。
 日本政策投資銀行調査部の清水誠は、「ヨーロッパの補助金政策が、市場の
構造を大きく変えた。これまで、研究・試作レベルにあった太陽光発電を、一
気に大量生産時代に移行させた。そこで、いかにパネルを安く作るかになるが、
スケールメリットにスピードも必要になった」という。
 国谷は、「技術力がある日本企業に出遅れ感があるのはなぜ?」
 清水は「大量生産という市場構造の変化に対応できなかった」とみる。「急
成長しているドイツ、中国、インド企業に共通しているのは、世界規模で投資
マネーを集めて一気に大きくなったこと。足りない技術は他のメーカーとの連
携とか、日本企業とは戦略が異なる」。

日本企業も動く
 追い上げは急だ。3年前新規参入したインドの「モーザーベア社」は、もと
はDVDのメーカーだったが、未経験の太陽電池に3年間で3000億円以上を投資、
一大メーカーに。近く稼働する新工場は、米メーカーから丸ごとノウハウを買
った。機械一式100億円、技術者100人を海外から集めた。資金力と早さで、他
を圧倒した。
 ラトゥル・プリ社長は若干36歳だが、「太陽電池の将来性は50兆円規模だ。
さらに投資して2年後には世界トップ3になる」と断言する。
 日本企業も動いている。昭和シェル石油は昨2007年、宮崎に太陽電池工場を
建設すると発表。ヨーロッパや国内販売を目指す。今後1000億円を投じ、5年
以内に経営の柱にしたいという。「石油は横ばいからやがて減る」(新美春之
会長)と。
 半世紀の実績があるシャープは、新たな戦略を打ち出した。自ら発電所を建
設して電力会社になろうというのだ。まずはイタリアで、また、関西電力との
協力で大阪に。町田勝彦会長は、「太陽電池は油、工場は油田」だという。
 技術はトップにありながら、世界市場での「出遅れ感」が気になる。社会全
体が太陽電池の将来性をどれだけ認識しているか、もあるかもしれない。

*NHKクローズアップ現代(2008年10月22日放送)



船守る「ハイテクの灯」 水の子灯台公開 大分


出典:http://202.143.251.238/localNews/2008_122474112265.html
水面から高さ56㍍の位置でゆっくりと回る巨大レンズ。
中には光源となる電球がある
 豊後水道のど真ん中の孤島にそびえ立つ水ノ子島灯台。明治時代から戦火や
嵐を乗り越え、建造当時の姿を残して百年以上も明かりをともし続けている。
灯台記念日(十一月一日)にちなんで大分海上保安部は二十二日、内部を公開
した。以前は職員が泊まり込みで働いていたが、技術の進歩とともに無人とな
り、代わりにハイテク機器が灯台を支えている。
 三百六十度、見渡す限り海。「キーキー」。ガラス張りの空間で巨大なレン
ズ(直径一・二五㍍)が、きしむ音を立てながらゆっくりと回る。水面から高
さ約五十六㍍にある灯火だ。光源は小さな電球だが、レンズで集約された光は
二十カイリ(約三十七㌔)まで届く。電球は外の照度を感知して自動で点灯す
る仕組みという。
 壁に取り付けられた携帯電話。灯台の無人化を可能にした遠隔監視装置だ。
時折、灯台をチェックするための呼び出し音が響いていた。
 職員の居住空間は灯台とつながった別棟にあった。一九八六年まで職員二人
ずつが十日交代で詰めていたという。
 以前は軽油で発電していたが、現在は環境に優しい二種類の自然エネルギー
を活用。灯台横には大きな太陽光発電のパネルと、波力発電のパイプが備えら
れている。
 同灯台は孤島という悪条件下にあり、百四十年間の灯台建設史上で難工事の
一つに挙げられている。海上保安部職員は「こんな海の真ん中に造り上げた当
時の技術力の高さに頭が下がる。守り続けていかないと」と気持ちを新たにし
ていた。



ホンダソルテック、公共・産業用薄膜太陽電池を販売開始


出典:http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=203277&lindID=4
ホンダソルテック、公共・産業用薄膜太陽電池の販売を開始
http://www.honda.co.jp/news/2008/c081023.html
http://www.honda.co.jp/soltec/press/index.html
 Hondaの子会社で、太陽電池の製造・販売を手がける(株)ホンダソル
テック(本社:熊本県菊池郡 社長:数佐 明男)は、10月24日より公共・
産業用薄膜太陽電池の販売を全国で開始する。
 Hondaは、既に昨年10月より一般住宅向け商品の販売を始めており、
より幅広いお客様のご要望に応えるべく、新たに大容量発電が可能な公共・産
業用薄膜太陽電池の国内販売を推進していく。
 Hondaが独自開発した薄膜太陽電池は、銅-インジウム-ガリウム-セ
レン(CIGS)の化合物を素材とした薄膜で形成されており、製造時から環
境に優しい太陽電池である。環境問題への関心の高まりを受け、一般住宅用商
品に加え、公共・産業用商品の需要も高く、商品力強化によって、Honda
は太陽電池事業をさらに強固なものにしていく。
 なお、公共・産業用商品の販売に先駆け、これまでにも大規模な施設への設
置を進めてきた。

【これまでの設置例】
■四輪販売店 Honda Cars
 今月リニューアルオープンしたHonda Cars 水戸 勝田北店(茨
城県)に9kWシステムを設置。店内の事務所、ショールームの照明などに使
用。

■幼稚園への設置
 そらべあ基金(※)により、全国からご応募頂いた幼稚園の中から抽選で3
ヵ所にHondaの太陽電池を設置。約3kWシステム。
 (※)「そらべあ」をシンボルキャラクターに、地球温暖化防止のための活
動や未来を担う子どもたちへの環境教育を行うNPO法人。

■外航大型船への設置
 Hondaの子会社である自動車船運航会社アクトマリタイムは、自社の船
舶に約20kWシステムの太陽電池を設置し、長い航海で得られる太陽エネル
ギーを利用し、船内自動車格納エリアの照明などを賄っている。(07年11
月よりテスト運航開始)

■ホンダR&Dアメリカズの太陽電池式水素ステーション
 Hondaの太陽電池で水を電気分解し水素を発生させる、CO2を全く出
さない水素ステーションを実験稼働。6.7kWシステム。

■熊本製作所 新二輪車工場への設置
 Hondaとして国内最大級のモジュール約1,000枚、116kWシス
テムを設置。事務棟の電力をカバーする。

 Hondaは、二輪車・四輪車・汎用といった商品のCO2低減に加え、エ
ネルギーを生み出す商品展開にも力を入れており、地球温暖化防止に向けた取
り組みをさらに加速させていく。
--後略--



雲南の新農村、太陽エネルギーの街灯使用


出典:http://japanese.cri.cn/151/2008/10/22/1s128129.htm
 雲南省昆明市晋城県晋城鎮の広済村が10月17日から、「グリーン光プロジェ
クト」を実施するため、太陽エネルギーの街灯を取り付けました。村民は、
「これまで、街灯を取り付けていなかったので。みんな夜になるとあまり家か
ら出られなかった。今、太陽エネルギーの街灯を取り付けたので、夜間の生活
も豊かになる」と喜びを語りました。
 広済村には5つの村民グループがあり、農家725戸、1988人で構成されていま
す。ここは去年まで、日が暮れると、道や娯楽場所は真っ暗だったので、外出
は不便で、晩御飯後はテレビを見るしかありませんでした。2008年3月、広済
村の趙華新農村指導員と村委員会の担当者が協議し、村民の夜間外出の問題を
村の協議項目に加えました。その後昆明市の科学技術局の支援を得て、太陽エ
ネルギー技術を使った「グリーン光プロジェクト」を推し広めるために、村の
夜が明るくなりました。



『太陽光』熱 再び 電池設置に補助拡大 墨田なら最大100万円


出典:http://www.tokyo-np.co.jp/article/thatu/list/CK2008102302000080.html
 光を電気に変えることで、理想的な省エネを可能にする太陽光発電。沈静化
していた住宅用の需要が、来年から一気に高まる可能性がある。地震などで停
電したときも安心だし、うまくやればもうかるかもしれない。


アジア開銀、太陽光発電で新興国支援 会社設立し民間に売却


出典:http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081022AT2M1402F22102008.html
 アジア開発銀行(ADB)は太陽光発電を発展途上国で普及させるため、新
しい支援の枠組みを設ける。ADBと途上国が事業会社を設立するとともに発
電所の立地や発電した電力の売却先などを固め、そのうえで国際入札で事業会
社を商社や電力会社など民間企業に売却し、建設や運営を委ねる。建設費や運
営費の一部をADBなどが支援する。まずインドで5億ドル(約500億円)規模
の低利融資を実施する。
 2013年以降の地球温暖化対策の国際的枠組み(ポスト京都議定書)をめぐる
議論では、インドや中国など新興国にいかに温暖化ガス削減の取り組みを促す
かが焦点だ。ADBは世界銀行などとともに、温暖化対策につながる資金支援
を通じ、途上国に対し温暖化防止に向け一定の役割を果たすよう促す。



エコに群がる世界マネー【第3回】お家芸の太陽電池で日独逆転!なぜニューマネーは日本を迂回するのか


出典:http://diamond.jp/series/ecobiz/10003/
太陽電池の敗退は、日本の産業政策の失敗も一因だ。
ぶれない政策にこそ、投資資金は流入する。

 シャープのある首脳は、苦虫を噛みつぶしたような表情を隠さなかった。
7年連続で死守してきた太陽電池生産量世界一の座を、2007年はドイツのQセ
ルズに奪われることが確実になった、との情報が飛び込んできたのだった。
 第3位に急浮上した中国サンテック・パワーの追撃からはからくも逃げ切っ
たが、それも0.6ポイントと僅差だ。危うく、首位から3位まで一気に転落する
ところだった。
 英国人のCEOら4人の創業者が、ドイツでQセルズを設立したのは1999年。
2001年に生産を開始し、わずか4年後の2005年に、フランクフルト証券取引所
に株式を公開した。
 サンテックは太陽電池の研究者だったCEOが2001年に創業。2005年に中国企
業として初めて、ニューヨーク証券取引所に上場した。
Qセルズはここ5年で50倍、サンテックに至っては、4年で100倍と、両社の収
益は急激に拡大した。一方のシャープの2008年3月期の太陽電池事業は、売上
高は1510億円と前年実績を0.3%下回り、36億円の営業赤字に終わった。
 シャープは1959年に太陽電池の研究に着手し、人工衛星や灯台用で実績を積
み、1994年に住宅用の生産を開始した。京セラ、三洋電機、三菱電機といった
その他日本メーカーも、75年前後に開発に着手し、商業用から民生用に事業を
展開していった。2005年までは、日本メーカーが生産量シェアの半数以上を握
る、“お家芸”だった。
 では、なぜQセルズとサンテックに逆転されたのか。
 理由は3つある。第一に、太陽電池がコモディティ化したこと。製造ノウハ
ウは製造装置に集約されるようになり、米アプライドマテリアルなどの装置メ
ーカーは、製造ライン丸ごとを納入し始めた。技術における参入障壁が大きく
引き下げられ、地代や人件費などのコストに競争力のベクトルが移るという、
半導体メモリや液晶パネルと相似形の歴史を刻み始めたのである。しかも、半
導体ほどの巨額投資の必要はない。新規参入企業はすでに世界で200社を超え
る、といわれている。
 第二に、Qセルズとサンテックが、ドイツが採用した手厚い優遇政策を追い
風にしたこと。ドイツは2000年に「再生可能エネルギー法」を制定、2004年に
「フィード・イン・タリフ」と呼ばれる電力買い取り制度を導入した。電力会
社は家庭や事業所が太陽光発電した電力を、通常より3倍近く割高な固定価格
で20年間にわたり買い取る義務を負う。Qセルズでは39%、サンテックでは35
%がドイツ市場における売上高だ。
 第三に、そうした政策を背景に、安定したキャッシュフローを見込んで、投
資マネーが流入したことだ。Qセルズもサンテックも、上場時に調達した資金
は4億ドル。それ以降、両社は生産規模を急速に拡大していった。
http://diamond.jp/series/ecobiz/10003/?page=2
 シャープについて付け加えれば、原料のシリコンの調達に失敗したことも痛
かった。シリコンは半導体向けに供給され、その残りが太陽電池に回されてき
た。だが、太陽電池の生産量が急増したために需給が逼迫、シリコンメーカー
との長期調達契約に乗り遅れたシャープは、フル生産できなかった。

ニューマネーは欧州、米国、中国に向かう
 Qセルズとサンテックの躍進の裏には、日本の産業政策上、産業構造上の問
題が潜んでいる。
 日本にもかつて住宅での太陽光発電に国の補助制度があった。1994年にスタ
ートし、2005年に撤廃されるまで、累計して1340億円が投じられた。日本メー
カーの成長の背景には、国家が用意した肥沃な国内市場があったのである。
 だが、補助制度が打ち切られた翌年に、初めて単年の導入量が減少に転じる。
現在も地方自治体などによる補助制度は存続しているものの、そこから日本メ
ーカーのシェアがずるずると低下したことを見れば、日独逆転は国の補助制度
と無縁とは言い切れまい。
 あわてた政府が今年6月に発表した温暖化対策指針、いわゆる「福田ビジョン」
では、「太陽光発電世界一の座を奪還するため、導入量を2020年までに現状の
10倍、2030年までに40倍に引き上げることを目標とする」ことがうたわれた。
現在、制度設計の再構築も視野に入れた補助制度の復活が議論されている。
 その議論において最も重要な点は、こうした産業政策は、国内メーカーの競
争力促進にとどまらず、むしろ投資リスクを軽減することによって、世界中か
ら資金を呼び込むことに目的があることだ。国のミルク補給には限界がある。
 また、それが国内需要のみを前提とした視野の狭い産業育成であってはなら
ない。国内では市場の拡大が見込めなくとも、海外市場に活路を見出せる場合
もある。日本勢が出遅れた風力発電の失策を繰り返してはならない。
 前章でも述べたが、クリーンテクノロジーをインターネットに続く産業革命
と見据えたベンチャーキャピタルが、続々と関連ベンチャー企業に投資してい
る。
 Qセルズも例外ではない。たとえば大手ベンチャーキャピタルのエイパック
ス・パートナーズは、Qセルズに約14億円投資し、約390億円に上る上場益を
得たと伝えられている。
http://diamond.jp/series/ecobiz/10003/?page=3
 国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP―FI)や調査会社ニューエ
ナジーファイナンスが行なった調査によると、2007年の1年だけで、昨年実績
を60%も上回る1484億ドルのニューマネーが、再生可能エネルギーにつぎ込ま
れている。企業買収を含めば、その額は2040億ドルとなる。
 そのうちの約40%がEUに、約20%が米国に、約7%が中国に流れていると
見られる。先の調査は中国の再生可能エネルギー投資は、水力系を除いて108
億ドルと前年実績の4倍以上に拡大したと報告している。しかし、日本へのニ
ューマネーの流入は、おそらく全体の1%にも満たないだろう。
 「ドイツを中心としてEUには、エネルギー安全保障上の問題から、ロシア
へのエネルギー依存度を下げなければならないという危機感が強い。同時に、
クリーンテクノロジーにおける国際競争に先行するという、強い政治的決意、
具体的でぶれない産業政策がある。どれも、今の日本にはない」とUNEP―
FI顧問の末吉竹次郎氏は危機感をあらわにする。
 日本のあいまいな産業政策が、企業と投資家の投資意欲を削いではいないか。
「中長期的な産業政策は、企業や投資家にとって、技術の将来性や投資リスク
を判定するうえで重要な判断材料となる」と、ベンチャーキャピタル兼コンサ
ルティング会社、ドリームインキュベータの山川隆義社長は言う。
 日本の産業風土にもまた、課題がある。妄信的なものづくり信仰、リスクマ
ネーへの抵抗感が、日本企業経営のスピード感を奪っている。
 「世界中の企業が、ユニット当たりのコストをできるだけ早く極小化するた
めに、事業化、量産化のための投資を広く呼び込もうとする。しかし、多くの
日本メーカーは時間がかかっても、それを粛々と自社の技術革新で行なおうと
している」(山川社長)
 シャープが、太陽電池の首位奪還のために、現在主流の多結晶シリコン型で
はなく、効率のよい薄膜型の量産を急ぎ、さらに非シリコンの技術革新を見据
えているのもその一例だ。
 2009年秋稼働を目指し大阪・堺市に薄膜型の新工場の建設を進めているシャ
ープは、タックスヘイブンに本社を登記し、ニューヨークに上場、多国籍展開
を加速するサンテックのような企業と、今後も激しいコスト競争を強いられる。
 液晶と太陽電池に経営リソースを集中投下することを明らかにしたシャープ
には、投資資金を呼び込むポテンシャルがあろう。だが、日本のクリーンテク
ノロジーはほとんど、大企業の一部門として埋もれたままだ。MBO(経営陣
による買収)の案件も、続かない。そもそも投資の受け皿がないのだ。
 たとえば現在、日本で数多発売されている「エコファンド」と呼ばれる投資
信託に組み込まれている銘柄は、トヨタ自動車、三菱商事、新日本製鐵など、
日本を代表する企業だ。これでは大型株ファンドとたいした違いはない。
 クリーンテクノロジーへのマネーの奔流が、日本を迂回し始めた。これこそ、
未来を先取りした危機である。



太陽光LED照明灯、東予産業が愛媛大と省エネ化研究


出典:http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20081020c6b2002r20.html
 電子機器製造の東予産業(松山市、宮嶋祥式社長)は愛媛大学と共同で、太
陽光を利用する発光ダイオード(LED)照明灯の省力化に向けた共同研究を
始める。愛媛大の神野雅文准教授らが開発したLEDを明るく見せる技術を用
い、消費電力を抑えた製品を開発する。稼働経費を下げるなどして、価格競争
力を持つ製品の実用化を目指す。
 東予産業は今回の事業に関して、みずほ銀行と環境ビジネスマッチング契約
を結んだ。新製品は保守・管理に手間がかからないため、まずは避難所や島し
ょ部、山間地域などでの利用を見込む。みずほ銀が持つ広域な法人顧客網を活
用し、販路を広げたい考えだ。
 東予産業は薄型テレビ向けパネルディスプレー用制御基板の製造を手がけて
いる。回路の制御に強みを持ち、近年は太陽光関連事業にも力を入れている。
太陽光パネルやLEDなどは他社の製品を使うが、独自の制御技術を用いて太
陽光エネルギーを活用したLED照明灯の商品化を進めている。



変換効率50%超を目指す太陽光発電システムの研究成果が発表されます


東京製綱(5981)はGS証券のレポートが悪材料に/「太陽電池は来年後半から大幅な値崩れの可能性も」


出典:http://www.kabutocho.net/news/livenews/news_detail.php?id=118380
太陽電池はシリコン不足解消により来年から生産量は大きく増加する中、来年
後半からの過剰供給で大幅な値崩れの可能性があるとゴールドマンサックス証
券から指摘されたため、同社もシリコンウエハの切断装置を生産しているため
に、関連銘柄として業績悪化懸念が強まり、値を崩している。
東京製綱(5981)の株価は14時58分現在、8円安の165円。



温暖化防止のための自然エネルギー投資ファンドへ/一般市民からの出資額が3億円を突破!


出典:http://www.ohisama-fund.jp/weblog/2008/10/post_47.html
http://www.value-press.com/pressrelease.php?article_id=30523&php_value_press_sessionfiltered=fe199018c2850ee05c1e0e10bae0722a
http://www.ohisama-fund.jp/weblog/images/3okuen_PR_forweb.pdf
 おひさまエネルギーファンド株式会社(本社:長野県飯田市、代表取締役山
口勝洋、URL http://www.ohisama-fund.jp) が2007年11月より募集を開始して
いる、国内の自然エネルギーや省エネルギー設備の導入のための資金を募る
「温暖化防止おひさまファンド」への市民からの出資額が、3億円に到達いた
しました。
 10月20日(月)現在の集計で、出資申込が全国の一般市民554名より3億490
万円が寄せられています。
 3億円を突破したのは、国内の太陽光発電事業を投資対象として含むおひさ
まファンドや類似の市民ファンドとして、今回が初めてです。これは、金融危
機の不安の中にも関わらず、温暖化防止への市民の意識の高まりが、おひさま
ファンドへの出資を後押ししてくれた成果であると考えています。
 おひさまエネルギーファンド(株)は、2008年12月末までの募集目標額の4億
6,200万円の達成に向けて、引き続き募集活動を継続して参ります。

■本件に関するお問い合わせ先:
 おひさまエネルギーファンド株式会社(担当: 笹川(ささがわ))
 TEL: 03-5318-3338 Email:info(@)ohisama-fund.jp



川崎市と東京電力、川崎市臨海部におけるメガソーラー発電の設置計画に合意


出典:http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=202912&lindID=5
川崎市臨海部におけるメガソーラー発電の設置計画について
~2地点の合計出力が約2万kWとなる国内最大級の太陽光発電所を建設~
http://www.tepco.co.jp/cc/press/08102001-j.html
http://www.city.kawasaki.jp/topic1.html
 川崎市(川崎市長:阿部孝夫)と東京電力株式会社(取締役社長:清水正孝)
は、本日、神奈川県川崎市の浮島、扇島地点において、合計出力約2万kWの
太陽光発電所を建設するメガソーラー計画を共同で進めていくことについて合
意いたしました。
 本計画は、平成23年度の運転開始を目指し、川崎市と東京電力が共同で進
めていくもので、川崎市は、太陽光発電所の一部土地の提供をはじめ、本計画
を通じた太陽光発電の普及啓発活動を推進し、東京電力は、電力供給設備とし
ての太陽光発電所の建設・運転を担います。具体的な計画内容は以下のとおり
です。

○浮島太陽光発電所(仮称)
 川崎市が所有する浮島1期廃棄物埋立処分地における、出力約7,000k
 Wの太陽光発電所
○扇島太陽光発電所(仮称)
 東京電力が所有する土地における、出力約13,000kWの太陽光発電所
○太陽光発電等PR施設(仮称)
 川崎市が浮島処理センター内で運営する、川崎市民の皆さまをはじめ、広く
 社会の皆さまへ太陽光発電等の普及啓発活動を行うためのPR施設

 上記2発電所の合計出力約2万kWは、太陽光発電所としては国内最大級と
なり、年間の発電電力量は一般家庭約5,900軒分の年間使用電力量に相当
する約2,100万kWhを見込んでおります。なお、これによるCO2排出
量削減効果は年間約8,900tとなる見込みです。
 川崎市では、現在、「カーボン・チャレンジ川崎エコ戦略」として地球温暖
化対策を進めており、公共施設への太陽光発電設備の設置や住宅用太陽光発電
設備の設置補助など、低炭素社会の実現に向け、先導的な役割を担うべく取り
組んでおります。
 このたびの計画を大きな契機といたしまして、太陽光発電をはじめとした新
エネルギーの導入や普及啓発、実証等の取り組みを、これまで以上に強化いた
します。
 この取り組みとともに、「環境、福祉、医療、健康」などの分野の高度な先
端技術や研究開発機能の集積などにより、地球規模で人々の幸福に寄与する世
界の拠点となることを目指してまいります。
 東京電力では、太陽光発電について、従来より自社設備としての設置や太陽
光発電を活用したエネルギーサービスの提供、環境性等を評価した価格での余
剰電力の購入、グリーン電力基金を通じた導入支援、といった様々な取り組み
を通して普及を支援してまいりましたが、このたびの取り組みは、電力供給設
備として当社初のメガソーラー発電の設置計画となります。
 今後も引き続き低炭素社会の実現に向けた、非化石エネルギー比率の向上を
目的として、再生可能エネルギーの利用拡大および太陽光発電の更なる普及拡
大を目指してまいります。
以 上



国内初、完全ソーラーカーは3万元!


出典:http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=1019&f=national_1019_002.shtml
 第29回中国浙江国際自転車電動車展覧会で、国内初のソーラーカーが登場し
た。この車は完全ソーラー発電で、ガソリンなどは一切使用しない上、販売価
格は1台3万元余りとお手ごろ。今後注目の移動ツールとなりそうだ。



山下公園でインド光の祭典「ディワリ・イン・ヨコハマ」


出典:http://www.hamakei.com/headline/3552/
昨年の「ディワリ・イン・ヨコハマ」の様子
 山下公園(横浜市中区山下町)で10月18日・19日、インド文化を紹介
する「ディワリ・イン・ヨコハマ2008」が開催される。「アジア」をテ
ーマにした観光施設などのプロモーション事業「横浜アジアンウェーブ」
の一環。
「ディワリ」はヒンドゥー教の正月にあたるもので、インドでは各住居の
門塀にランプを灯し、壁や木をライトアップさせる光の祭典。同イベント
はインド商人が日本で初めて営業拠点を設けた都市が横浜であることから、
同国文化の紹介や在日インド人との交流を行なう目的で2003年から開催
されている。
 会場では来場者が参加するキャンドルイベントのほか、インド料理店
14ブースが並ぶ「インドフードレストラン」や、インドの民芸品ショッ
プ39店が参加する「インドディワリバザール」が展開される。ステージ
では、シタール演奏などのインド音楽、インドの古典舞踊など、本場アー
ティストが参加しパフォーマンスを披露するほか、インド国内の電力が普
及していない地域に、太陽光発電によって充電できるソーラーランタンを
贈ろうという「インド ソーラーランタンプロジェクト」をジャーナリスト
の野中ともよさんが紹介する。

 開催時間は10時~20時。入場無料。
http://greenapple.jp/diwali/



太陽光発電、導入に補助金=家庭普及へ1世帯20万円 経産省


出典:http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2008101800224
 経済産業省は、地球温暖化防止の観点から家庭用の太陽光発電の導入を
支援する制度を今年度から始める。設備の購入者に対し、出力1キロワッ
ト当たり7万円の補助金を支給するもので、省エネ設備の家庭への普及促
進を図りたい考えだ。
 一般的な発電能力を持つ機器(出力3?3.5キロワット)の場合、2
00万円程度の購入費用に対して約1割の20万?25万円を補助する。
 太陽光への補助制度は財源難を理由に2005年度で中止されていた。
政府は7月に「低炭素社会づくり行動計画」で太陽光発電量を20年に1
0倍に増やす目標を閣議決定。目標達成に向けて、補助制度を復活させる
ことにした。




2009年に太陽電池向けSi材料の価格低下が始まる,米iSuppli


出典:http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081017/159757/
2010年に需要量と供給量がバランス。iSuppliのデータ。
2009年に多結晶Si材料のスポット価格が大きく下がる。iSuppliのデータ。

 「2010年に太陽電池向けSi材料の需給ギャップが解消する。それに先駆けて,
2009年にはスポット市場の価格が大きく低下する」――。米iSuppli Corp.で
Senior Director and Principal Analystを務めるHenning Wicht氏は,同社主
催のセミナ「iSuppli Japan Seminar 2008」で,結晶Si系太陽電池セルの原料と
なる多結晶Si材料の需給見通しについて述べた。
 Wicht氏は,多結晶Si材料メーカーの生産状況を分析して,今後の多結晶Si
材料の供給量を算出した。多結晶Si材料の需要量は,太陽電池メーカーが公表
している結晶Si系太陽電池セルの年間生産能力を0.8倍するなどして算出した。
 両者を比較した結果,2010年に需要量と供給量がバランスし,その後は供給
量が需要量を大きく越えて推移することが判明した。需給がバランスすること
で,2010年ごろに多結晶Si材料の価格が低下することになる。
 さらにWicht氏は,2009年の需要量が対前年比34%増なのに対して,供給量
が同100%増になっているギャップに注目した。一部の太陽電池メーカーは,
発注分の多結晶Si材料を消費できない状態に陥り,スポット市場に流れる多結
晶Si材料が増える。この結果,2009年に多結晶Si材料のスポット価格が大きく
下がるとした。
 具体的には,2008年に400米ドル/kg程度だったスポット価格が,2009年には
250米ドル/kg程度に下がる。その後も,スポット価格は徐々に低下し,2011年
には100米ドル/kg程度になる。



NEDO,メガソーラー発電所の模型を展示,運転メカニズムをデモ


出典:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081017/317201/
写真1●稚内の模型。雲に見立てたボードを太陽光パネルにかざしている状態
写真2●「蓄電池作動ボタン」を押すと,電力が供給され,出力が安定する。

 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は,2008年10月15日~17日,
東京ビッグサイトで開催中のITpro EXPO 2008 AutumnのグリーンITショーケー
スで,出力が1000kWを超えるメガソーラー(大規模太陽光)発電所の模型を展
示,運転メカニズムを模擬的に再現するデモを実施した。
 メガソーラー発電所は,CO2を排出しないエネルギー供給技術であり,ドイ
ツ,中国,米国カリフォルニア州など世界各地で建設が進んでいる。日本では,
2006年度からNEDOが,実証研究に着手しており,北海道・稚内では出力5MW級
(一般家庭1700世帯の消費電力に相当),山梨県・北杜では2MW級の発電所が
建設された。
 「太陽光発電は天候によって出力が不安定になるため,安定した電力を供給
するためにはバックアップ用の蓄電設備が必要。実証研究では,主に発電した
電力を電気事業者の商用系統に連系する(系統連系)場合の安全性や信頼性に
ついて検証を進めている」と,NEDO 新エネルギー技術開発部の仲間博文氏は
説明する。
 会場には,稚内及び北杜にある発電所の500分の1の模型を展示。実際に太陽
光パネルが埋め込んであり,発電所の運転メカニズムを模擬的に再現する機能
を持つ。
 例えば,北杜の模型では,太陽(実際には照明)が軌道に沿って動くと,そ
れに追従するように,太陽光パネルの面が動く様子を確認できる。太陽光の入
射角を最大化するように調整して,出力を増やすための仕組みだ。また,稚内
の模型では,雲が出て太陽光が遮られた時に,出力がどう変化するかをモニタ
で確認できる(写真1)。雲に見立てたボードを太陽光パネルにかざすと,安
定していた出力が落ち込むが,模型の横にある「蓄電池作動ボタン」を押すと,
電力が供給され,出力が安定する(写真2)。
 「日本でも遅ればせながら,商用のメガソーラー発電所が動き出しそう」と,
仲間氏は話す。大阪府・堺市と関西電力,シャープは共同で,堺市に出力10MW
の施設を建設中で,2010年からの稼働を予定している。出力は最大で約18MWま
で拡大する計画という。



サンパワー、7-9月期は2倍以上の増益


出典:http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCLC2885.html
 ニューヨーク(ダウ・ジョーンズ)太陽電池メーカーのサンパワー(Nasdaq:
SPWRA)が16日発表した7-9月期決算は、純利益が2240万ドルと、前年同期(840
万ドル)の2倍以上に拡大した。1株利益(EPS)は10セントから26セントに増
加した。
 株式報酬費用と無形資産の償却費を除いた場合、EPSは前年同期の61セント
から60セントに減少。一方、売上高は前年同期比61%増の3億7750万ドルだっ
た。
 このほか、粗利益率は16.4%から27.1%に上昇した。
 トムソン・ロイターの集計によると、アナリスト平均予想はEPSが56セント、
売上高が3億5000万ドルだった。サンパワーは今年7月、同四半期のEPSが53-
57セント、売上高は3億4000万-3億5500万ドルになるとの見通しを示していた。
 サンパワーのトム・ワーナー最高経営責任者(CEO)は、「全体的に見て、
世界的な太陽電池業界のファンダメンタルズは依然強く、需要はさまざまな地
域で増加している」と語った。
 ワーナーCEOによると、同社は2012年にシステムの設置コストを50%削減す
る目標達成に向けて、順調に進んでいるという。
 同社は2008年通期のEPS予想と売上高予想を、7月に示していた2.26-2.36ド
ル、13億9000万-14億4000万ドルから、2.34-2.41ドル、14億4000万-14億6000
万ドルにそれぞれ引き上げた。
 10-12月期のEPSと売上高については、それぞれ73-80セント、4億0500万-4億
3500万ドルを見込んでいる。アナリストらの予想はEPSが76セント、売上高が
4億1500万ドルとなっている。
 同社株は16日、前日比10.05ドル(24.55%)高の50.99ドルで取引を終えた。
同社の太陽光発電システムは最も効率が高いと評価されている。
 ポリシリコンウエハーメーカーの価格引き下げに加え、太陽発電事業に対す
る補助金の減額を受けて、需要が後退する中で値下げを余儀なくされるのでは
ないかとの懸念から、太陽光発電関連企業の株価はこの1年、下落基調が続い
ている。
 先ごろ米国で太陽光発電の投資税額控除が延長されたことで、こうした不安
はやや払しょくされたものの、急いで増産しようとしていた多くの太陽光発電
関連企業は、十分な資金を調達するのが難しいことに気づいただろう。
 世界経済の減速で、太陽発電装置の設置ペースが鈍化する可能性があるが、
既存のプロジェクトはこのまま実施される見通しだ。
 証券会社レイモンド・ジェームズのアナリスト、コーリー・ガルシア氏は、
「これらの多くは数年かかるプロジェクトであり、ここ数カ月で起きたことが、
ここ数年進められてきたプロジェクトに影響を与えることはないだろう」との
見方を示した。
 一方、半導体事業に集中するために、先月サンパワーの支配株式を売却した
サイプレス・セミコンダクター(NYSE:CY)がこの日発表した7-9月期決算は純損
益が2360万ドル(1株当たり16セント)の赤字となった。前年同期は2980万ド
ル(同18セント)の黒字だった。
 サンパワー株売却に絡むリストラ費用などを除いたベースでは、EPSは26セ
ントから30セントに増加した。



新安に世界最大規模の太陽光発電所


出典:http://www.chosunonline.com/article/20081017000036
 全羅南道新安郡の海岸地帯に世界最大規模の太陽光発電所が建設される。同
発電所に使用される太陽電池パネルは、太陽の動きを追従する。
 東洋建設産業は16日、全南新安郡智島邑の67万平方メートルの敷地に約2000
億ウォン(約150億円)を投じて建設する「新安東洋太陽光発電所」(発電容
量24メガワット規模)の竣工式を今月24日に行う、と明らかにした。
 太陽光発電とは、太陽電池が日の光を直接電気に変える発電方式のこと。現
在、国内最大の太陽光発電所は慶尚北道 泉市にある18.4メガワット級で、太
陽を追従するタイプではスペインの20メガワット級が世界最大とされている。
 東洋建設産業は「新安東洋太陽光発電所は1日平均4時間の発電を通じて1万
世帯に電力を供給することができ、年間3万5000メガワットアワー以上の電力
を生産する。自動車3万台が排出する年間2万5000トンの二酸化炭素を減らすこ
とができる」と期待を寄せている。
 特に太陽電池パネルが太陽の方に向かって東から西へと移動するため、発電
効率は固定式に比べて15%以上も高い、と会社側は説明した。



半導体メーカー、太陽電池市場に続々参入


出典:http://www.semicon-news.co.jp/news/htm/sn1812-j.htm
 インテルとキマンダ、09年にも製品化
 モセル、太陽電池に事業シフト

 太陽電池市場の拡大に伴い、半導体企業の参入が目立っている。最大手の米
インテルをはじめ同IBM、独キマンダなどの欧米勢やファンドリー2番手である
台湾UMCの子会社ネックスパワー テクノロジー、同モセルバイテリックなどが
積極的に動いている。
 2005年の京都議定書の正式発効により、環境負荷低減や脱化石エネルギーに
対する取り組みが積極化する中で、太陽電池、燃料電池、風力発電、波力発電
といった新エネルギーへの期待が高まっている。このうち、太陽電池はドイツ、
スペインなど欧州、さらには日本、米国などを中心に導入が進んでいる。近年、
太陽電池の生産能力はほぼ2年で倍増という勢いで拡大しているが、07年にお
ける生産能力は3.7GWに到達。10年には10GWレベルにまで達すると言われてい
る。また、同年には太陽電池向け投資額は半導体向け投資額と同水準にまで拡
大するとの見通しもある。
 このような中、半導体関連企業が続々と太陽電池事業への参入を決定してい
る。先行する製造装置メーカーでは米アプライド マテリアルズやアルバック
などが装置一式を納入するターンキーソリューションを展開。装置納入のみな
らず製造の技術コンサルタントにより強力にサポートしている。一方、最近で
はインテル、キマンダ、IBMなどの大手半導体メーカーも参入を表明している。
 インテルは、社内で進めてきた太陽電池の研究開発をスピンオフし、新会社
「SpectraWatt」として独立させる。インテルキャピタルが5000万ドル投資す
るほか、Goldman Sachsグループ、PCGクリーンエナジー・アンド・テクノロジ
ーファンド、ソロンAGも出資。新会社は08年中ごろから米オレゴン州において
先端研究開発および製造施設の建設に着工。09年上半期までに太陽電池モジュ
ールメーカー向けにSiベースの太陽電池を出荷する計画だ。
 キマンダは独CentroSolar Group AGと多結晶Siベース太陽電池製造を行う合
弁会社を設立する。出資比率はキマンダが51%、CentroSolarが49%。製造拠
点はポルトガルのVila do Condeにあるキマンダの既存製造拠点に設置する。
09年初頭には製造装置の導入など製造施設としての準備を終え、同年第2四半
期に製造を開始する。年間生産能力は、当初最大3000万個(約100MW)で、09
年9月までに7000万ユーロの初期投資を行う予定。また、中国・新宇市にある
LDKソーラーリミテッドとシリコン供給契約を締結する。
 モセルは半導体ファンドリー事業でパワーMOSFETやドライバーICなどを生産
しているが、以前から社内で進めてきたSi結晶系太陽電池を事業化した。07年
には台湾・新竹市のライン1で30MW、08年第1四半期にはライン2で30MWの量産
を開始し、60MWクラスの生産能力を確保。さらに、同湖口に新工場を建設する
計画を進めている。08年第4四半期までに製造装置を導入し、50MWに対応する
ライン3と4を立ち上げる。生産開始は09年第1四半期を予定しており、これに
より160MW体制にする。同社はライン12まで計画しており、09年第2四半期に
260MW、10年半ばまでには600MWにまで拡大するという。
 ネックスパワーは、08年4月から台中工場にて薄膜アモルファスSi太陽電池
の生産を開始。09年に100MW、10年に200MW、さらには14年には1GW体制にまで
拡張していく計画。アルバック、アプライドなどから装置を導入している。
 IBMは、東京応化工業とCIGS太陽電池の製造および大面積太陽電池モジュー
ルの量産化技術で共同開発を行う。従来、CIGS薄膜製造には蒸着法が採用され
ているが、これに対して常圧下での材料塗布および低温の焼成により低コスト
の製造プロセスを確立し、事業化につなげていく。IBMは光電変換層にCIGSを
用いて常温/常圧下で太陽電池を製造するプロセス技術を進めており15%を超
える発電効率の達成を目標としている。
 このほか、米ナショナルセミコンダクターは、太陽光発電の発電効率を高め
る「SolarMagic」技術により太陽電池市場に参入した。日照条件の変化にかか
わらず太陽光発電システムの発電性能を大幅に向上させる。08年末~09年初頭
に製品化する計画だ。



「太陽電池はこれまでのビジネスと大きく違う」,米AMAT事業責任者に聞く


出典:http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081015/159652/
 米Applied Materials Inc.のVP. General Manager, Solor Business Group,
Charles F. Gay氏はインタビューに応じ,今後の太陽電池産業の見通しについ
て明らかにした(Tech-On!関連記事1,Tech-On!関連記事2)。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070523/133030/
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20061011/122163/
インタビュー前日の10月9日にはカリフォルニア州知事のArnold
Schwarzenegger氏が同社の駐車場に取り付けた2MW規模の太陽電池システムを
視察に訪れたばかり。Schwarzenegger氏は100万世帯の屋根に太陽電池を取り
付けるMillion Solar Roofs Planを推進しており,米国西海岸における太陽電
池事業は盛り上がりを見せている。

――太陽電池のマーケットについて伺います。現状をどのように分析していま
すか。

 1970年代は年率20%台の成長率でしたが,ここ10年は40%台の成長が続いて
います。現在,世界は経済危機に陥っていますが,こと太陽電池に限ってはチ
ャンスと考えています。例えば,現在の利息は低いため,太陽電池を使った発
電所への投資がしやすいということがあります。また日本でもチャンスを迎え
ています。バランスシートの健全な会社はキャッシュを太陽電池への投資に回
すことができます。また,日本では新しい政策によって個人の住宅に太陽電池
が再び入り始めるでしょう。日本にとっても良い機会が到来しています。

――世界の太陽電池産業をリードする地域は,今後どうなりますか。現在は欧
州がドライブしていますが・・・

 どこの地域が,という格好ではなく,世界で同時多発的に産業が急拡大して
いくでしょう。欧州ではドイツ,スペイン,フランス,イタリア,ギリシャの
動きが周囲に広がり,トルコ,リビア,アルジェリア,チュニジア,モロッコ
などでも市場が立ち上がります。日本・韓国・中国はもちろんのことです。米
国では,カリフォルニア州がリーダー役になっています。Arnold
Schwarzenegger知事の方針で,100万戸の住宅に太陽電池を設置するという政
策がスタートしています。3kWの住宅向け太陽電池が100万戸ですから,3GWに
なります。より多くの人々が,オフィス・ビルなどを含めて150GWを目指そう
としていて,“メガワット”の単位ではなく,“ギガワット”の単位で考え始
めています。このほかオーストラリア,ブラジル,メキシコ,インド,中国の
地域でも盛り上がっていて,産業と市場の立ち上がりは世界同時です。

――世界に広めていくには,いままでにも増してコストが重要になります。1W
当たり1米ドルになるのは,いつごろと考えますか。

 1GWがクリティカルマスだと考えていて,この1GWの工場を前提にして2年以
内に1米ドルにできると考えています(日経エレクトロニクス2007年6月18日号pp.72-73に関連記事)。

――そのような状況の中で,AMATの今年の最大の成果は何ですか。

 数多くの成果がありますが,例えば薄膜では,多くの新しい顧客を獲得でき
たこと,従来の顧客はスケールアップしていることです。

――AMATでは太陽電池に関して新しい人材を次々と採用しているようですが。

 米国エネルギー省でエネルギー効率・再生可能エネルギー担当次官補を努め
ていたAlexander Karsner氏が取締役に就任しています。中国や欧州では新し
い人材を次々と採用しています。太陽電池関連は世界で1200人の陣容です。こ
れからも増やしていきます。

――ターンキー事業について伺います。ターンキーという形態は継続性がある
のでしょうか。「ターンキーは短期間の事業モデルで,顧客が技術を持つよう
になる将来はターンキー事業ではなくなる」という見方が出ています。

 他社がそのように考えてくれているということは,AMATにとって朗報です。
AMATではターンキー事業は継続性があると考えています。太陽電池はビジネス
がこれまでと大きく違います。戦略も戦術も市場もブランドもファイナンスも
モチベーションもまったく違うビジネスです。装置を売ったら終わりというビ
ジネスではありません。電力などの公共的な事業でも技術が重要になり,将来
のビジョンを持つことが不可欠になります。

(写真)
・米Applied Materials Inc.のVP. General Manager, Solor Business
 Group, Charles F. Gay氏。
・米Applied Materials Inc. President and CEOのMike Splinter氏と米国カ
 リフォルニア州知事のArnold Schwarzenegger氏がソーラー発電設備の始動を
 宣言した。
・サニーベールに設置した年間出力約2MWの発電設備。結晶Siのパネルが7000枚
 以上組み込まれている。パネルは米SunPower Corp.製で,製造装置は
 「Baccini」を使っている。



ばっちりエコ対策=バチカン


出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081015-00000006-jijp-int.view-000
「パウロ6世ホール」の屋根に並んだ太陽電池パネル。数千人収容するホール
の照明や冷暖房の電力を賄える。ローマ法王ベネディクト16世は就任当初から
エネルギー問題への関心が高く、エコ対策もばっちり。



太陽電池の生産盛んな中国、9割は輸出


出典:http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=1015&f=it_1015_001.shtml
 新エネルギー源の開発が盛んな中国、特に太陽光電池の分野では、世界の主
要生産国となっている。
 中国太陽エネルギー協会のデータによると、07年の太陽光電池生産量は約
1180兆ワット。世界に16ある太陽電池企業のうち、中国企業が6社を占め、世界
で最も活発な新エネルギー市場が形成されている。しかし業界関係者によると、
海外市場の需要拡大に対し国内需要は不足していて「産業あれども市場無し」
の状況が目下の課題となっている。



三洋電機、北米の太陽電池事業強化で/メキシコ・モンテレー工場の生産能力を50MWまで増強


出典:http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=202510&lindID=4
北米における太陽電池事業を強化
メキシコ・モンテレー工場(モジュール)の生産能力を2.5倍へ
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0810news-j/1015-1.html
 三洋電機株式会社(以下、三洋電機)は、今後更なる太陽電池の需要拡大が
期待される北米において、太陽電池事業の強化をはかるため、メキシコ・モン
テレー工場を増強します。
 メキシコ・モンテレー工場は、世界最高レベルの変換効率を誇るHIT太陽
電池※セルをモジュール化する工場で、現在20MWの生産能力を保有してい
ます。需要が急増している北米市場向けに対応するため、今年度中に生産能力
を現状の2.5倍となる50MWまでアップさせます。
 三洋電機は、HIT太陽電池セルの生産能力を2010年度末に現状(26
0MW)の2倍以上となる600MW以上へと引き上げる計画をしています。
現在世界三大市場である日本、北米、欧州に向けた増産体制を進めていますが、
北米では、メキシコ・モンテレー工場におけるモジュールの生産増強のほか、
セルの材料となるインゴット・ウェハの増産をはかるため、サンヨー・ソーラ
ーUSAに加え、新たに米国・オレゴン州に新会社を設立。ウエハ増産のため
の新規工場を建設し、インゴット・ウェハの生産能力を現状の3倍となる10
0MW(2009年より稼働)に拡大します。
 三洋電機は、今回、北米で事業強化をはかるとともに、グローバルで太陽電
池事業をより一層強化し、拡大する計画です。

※HITはHeterojunction with Intrinsic 
Thin layerの略。HIT太陽電池は、三洋電機が開発した独自構造
の太陽電池セルで、結晶シリコン基板とアモルファスシリコン薄膜を用いて形
成したハイブリッド型。高変換効率・温度特性等の優位性により、設置面積当
たりの発電量世界NO.1(2008年10月14日時点)を誇るものです。

【 モンテレー新工場 】
 所在地 :メキシコモンテレー
 面 積 :敷地;約23,000m2、建屋;約11,000m2
 生産品目:HIT太陽電池モジュール
 生産開始:2008年12月
 生産能力:50MW(フル生産時)
 従業員数:(初年度)300人
 投資額 :約7百万ドル 当社のHIT太陽電池セル、モジュール生産能力



東海大チームが優勝 アフリカ初のソーラーカーレース


出典:http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000810150001
アフリカ初のソーラーカーレースを制した東海大学チーム。
中央は篠塚建次郎さん=東海大学提供

  南アフリカ共和国で8日まで開かれていたソーラーカーの国際大会「サウ
ス・アフリカン・ソーラー・チャレンジ」で、東海大学チームが優勝した。代
表の工学部3年、徳田光太さん(22)は「この経験を生かして『ダカールラ
リー』(通称パリ・ダカ)のようなもっと過酷なレースを走れるソーラーカー
を開発したい」と夢を膨らませている。

 東海大学のソーラーカーチームは、学生が発案した企画を大学が支援する学
内のチャレンジセンター(平塚市)のプロジェクトの一つ。徳田さんら工学部
の現役学生6人がドライバーやメカニックを務め、大学OBのラリードライバ
ー、篠塚建次郎さん(59)が特別参加した。
 帯同した工学部の木村英樹教授(チャレンジセンター次長)によると、アッ
プダウンが多く未舗装部分もあったコースに、雨や強風という悪天候が加わり、
11日間で約4200キロという期間と総走行距離からも、世界一過酷なレー
スだったという。
 多くのチームがモーターなどを破損したが、東海大学チームは過去の海外遠
征経験から軽量な車体に強力なモーターを用意。下り坂でモーターをブレーキ
として使った際のエネルギーで発電する「電力回生ブレーキ」など、省エネル
ギー技術の研究成果もいかして完走した。
 今回はアフリカ大陸初のソーラーカー大会。レース中にパトカーに止められ
て記念写真を撮られたり、駐車した車の周りに人だかりができたりと、大きな
注目を集めた。「未知の大陸で大ベテランの篠塚さんと走行できたことが心強
かった」と徳田さん。初のソーラーカーレースだった篠塚さんは「新鮮な感覚
で楽しむことができた。地球環境に貢献できるソーラーカーなどの開発にドラ
イバーとしてかかわっていきたい」。東海大学チームは来年にオーストラリア
である大会の出場を目指している。



太陽光発電システムなど環境に配慮 広河原・情報センターの概要固まる


出典:http://www.sannichi.co.jp/local/news/2008/10/15/14.html
南アルプスの広河原に建設するインフォメーションセンターの完成予想図
 環境省が南アルプスの広河原に建設を計画しているインフォメーションセン
ターの施設概要が固まった。環境に配慮した構造で、太陽光発電システムやペ
レットストーブなどを導入する。年内に着工し、来年7月のオープンを目指す。
 同省関東地方環境事務所によると、センターの建設場所はアルペンプラザ広
河原の跡地。登山情報の発信コーナーや、休憩、ロッカースペースのほか、館
内で取り組む自然エネルギーの活用方法を解説するコーナーを設ける。広河原
周辺の自然散策ポイントも紹介する。
 鉄骨2階建て、延べ床面積585平方メートルで、アルペンプラザより約1
50平方メートル広くなる。臨時派出所や市営バス営業所などアルペンプラザ
にあった管理機能も持たせる。事業費は約4億円。
 同省は積雪などで工事ができなくなる12月中旬までに基礎工事を済ませ、
来年4月に再開し、夏山シーズンとなる同年7月に供用を開始する予定。「南
アルプスの山々により親しんでもらうとともに、自然保護にも一役買えるよう
な拠点施設にしたい」としている。



CO2排出削減+電気代年500万円節約/浄水場に太陽光発電 佐賀市が導入検討


出典:http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/53573
 佐賀市水道局が、浄水場での太陽光発電システム導入を検討していることが
分かった。給水の動力資源を電力に頼っている市内の浄水場は消費電力が多く、
自己発電導入で電気代が節約でき、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO
2)排出量も従来比で約13%減らせるという。2010年度中の導入を目指
しており、実現すれば、九州の水道事業では北九州市、長崎市に次ぎ3番目と
なる。
 市水道局によると、平地の多い佐賀市の浄水場はほとんどが、高所からの重
力で給水する「自然流下方式」ではなく、電力で水圧をかける「常時加圧方式」
を採用。このため、年間約360万キロワット時の電力が必要で、電気代に同
約4800万円を費やしている。
 計画によると、市内5つの浄水場のうち、最大の神野浄水場(若宮3丁目と
卸本町の2カ所)に太陽光パネルを設置することを想定。仮に出力200キロ
ワットの発電システムを導入した場合、年間約22万8000キロワット時の
発電が可能となり、電力量の約6%を賄える。電気代も同500‐550万円
を節約できるという。
 パネル設置など初期投資に1億6000万円程度がかかるとみられ、乗り越
えるべきハードルは多いが、金丸正之水道局長は「北九州市など先進地の事例
や、国の補助制度などを検討した上で(導入への)議論を深めたい」と話して
いる。



発電マンの太陽光発電塾第10回 住宅用太陽光発電システムの選び方(パート3)


上海の大学で最大の太陽エネルギー利用プロジェクトが落成


出典:http://jp.eastday.com/node2/node3/node13/userobject1ai40753.html
 事前に加熱する必要がなく、24時間お湯を供給できる。上海市の大学で最大
の太陽エネルギー利用プロジェクトが、このほど上海海洋大学臨港新キャンパ
スで落成した。太陽エネルギー利用温熱システムの学生寮は13万㎡で、毎日
13800人の学生に24時間お湯を供給でき、初歩的な計算によると、毎年216万元
の費用が節約できるという。
 上海の大学立地の調整計画により、上海海洋大学は全体が臨港新城へ引っ越
し、新キャンパスの敷地面積1600アール以上で、計画の総建築面積は58.6万m2
という。2006年1月に施工を開始し、建築面積38万㎡の第一、二期工事が今年
9月に完成し、使用を開始したという。  
 エコキャンパスの建設は、上海海洋大学建設のポイントである。同大学は全
部の本科学生寮と一部の研究生寮に太陽エネルギーシステムを設置し、太陽エ
ネルギー利用温熱システムは、太陽エネルギーをメーンにし、補助熱源はガス
熱水設備で、降雨など太陽光不足の場合は、自動的にガス加熱システムを起動
し、13800人の学生に24時間に温水を提供できるという。これは上海大学キャ
ンパスで最初の大きな太陽エネルギー利用プロジェクトで、全国の大学でも珍
しいという。上海海洋大学新キャンパス建設事務室の李勇軍氏によると、同シ
ステムの運営は水コントロール、電気コントロールシステムと連動し、1枚の
カードで費用を決算し、システムの日常管理にも便利さをもたらし、学生も便
利に使うことができるという。このため、上海市発改委は特に1000万元を補助
し、同プロジェクトの建設を支援するという。
 また、工事建設の中で、海洋大学の新キャンパス建設について、さまざまな
点に配慮している。電気は分路抵抗に、各工事地区に単独で電器メーターを配
置し、水循環は室外集中の総合利用方式で、雨水による水源を集中して、路面
清掃・砂塵のコントロール・洗車・緑化栽培などに使う。省エネ・効率的な機
械設備を使い、ブルドーザー・ショベル・カーの燃費コントロールに使う。工
事建設提案を優良化させ、大量の建材やエネルギーを節約したという。省エネ
建設は、大量の水・電気・コンクリート・木材・鋼材を節約できると同時に、
建設コストも有効にコントロールできたという。



Konarka社が有機薄膜太陽電池を量産へ,Polaroid社の工場跡と技術を利用


出典:http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081011/159484/
 米Konarka Technologies,Inc.は,同社の有機薄膜太陽電池
「Power Plastic」を量産するための工場を建設したと発表した(発表資料)。
複数の製造ラインの稼動をまもなく始めるという。ロール・ツー・ロール
(RtoR)という印刷の応用技術で製造する。かつて米Polaroid Corp.の工場が
あった敷地を利用し,製造技術のノウハウや技術チームもPolaroid社から移転
を受けたという。
http://www.konarka.com/index.php/site/press/konarka_opens_worlds_largest_roll_to_roll_thin_film_solar_manufacturing_fac
 この工場は,ボストンの南約80kmにある米マサチューセッツ州ニュー・ベッ
ドフォードのPolaroid社の工場跡地に建設した。「将来的には面積にして年間
1000万m2)以上,発電規模にして同1GW以上の太陽電池を生産できる」
(Konarka社)とする。同社はこの工場で生産する太陽電池の変換効率を明ら
かにしていないが,約10%を想定している模様である(関連記事)。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081001/158937/?ST=PV


ハーバード大のスピンオフ企業,光感度が高い「ブラック・シリコン」を商用化へ


出典:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081014/316759/
 米ハーバード大学の技術開発局(OTD)と米SiOnyxは米国時間2008年10月13
日,ハーバード大学が「ブラック・シリコン(Si)」と呼ばれる特殊なSi材料
の特許ライセンスをSiOnyxに供与すると発表した。SiOnyxはハーバード大学か
らブラックSi関連特許の独占使用権を得て,商用化を目指す。
 ハーバード大学が発見したブラックSiは,光に対する感度が通常のSiよりも
非常に高く,太陽電池や光センサーなどへの応用が可能という。Si表面に強力
なレーザー光線を照射してSiをブラックSi化すると,可視光の吸収率が2倍弱
に高まり,通常のSiだと反応しない赤外線も検出できるようになる。ブラック
Siの製造プロセスは現在の半導体製造プロセスに組み込むことが可能で,新し
い素材を使う必要もない。
 米メディア(New York Times)によると,地球全体に降り注ぐ太陽光と同等
のエネルギーを持つレーザー・パルスを6フッ化硫黄(SF6)ガス中でSiウエー
ハに照射すると,表面に微細な針状の密集構造が形成され,肉眼では黒く見え
るという。
 SiOnyxは,ハーバード大学の研究成果を商用化する目的で設立した企業。ベ
ンチャー・キャピタルなどから1100万ドルの資金を集めている。

[発表資料へ]
Harvard University and SiOnyx Partner to Commercialize Black Silicon
http://www.businesswire.com/portal/site/home/permalink/?ndmViewId=news_view&newsId=20081013005717&newsLang=en



インド名物オート三輪に太陽電池式が登場


出典:http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2528249/3423883
インドのニューデリー(New Delhi)で披露された
太陽電池式オート三輪「Soleckshaw」
【10月14日 AFP】インド・ニューデリー(New Delhi)で今月、太陽電池式の
オート三輪「Soleckshaw」が発表された。これは、インド都市部の交通問題、
慢性的な大気汚染、化石燃料への依存に対する解決法および過酷な労働を軽減
するものとされており、こうした問題の解決が期待されている。
 最新式のSoleckshawは従来のオート三輪と同様に足でこげるほか、36ボルト
の太陽電池で走ることができる。



高敞ソーラーパーク太陽光発電所が竣工


出典:http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=105941&servcode=300§code=300
高敞ソーラーパーク太陽光発電所が14日に竣工式を行い稼働を開始する。
全羅北道高敞郡興徳面(チョンラブクド・コチャングン・フンドクミョン)
に39万平方メートル規模で造成されたソーラーパークは、6000世帯余り
が使用できる1万5000キロワットの電力を生産する。モジュール8万50
00枚が太陽に合わせて動きながら電気を生産する‘太陽追跡式’で作られた。
ソーラーパークエンジニアリングは、「総額1000億ウォン(約82億円)
余りの工事費を投入している。生産された電力を韓国電力に販売すると年間で
120億~130億ウォンの収入が予想される」と話している。同社は郡内の
廃塩田200万平方メートルに追加で太陽光発電所を建てるため事業性などを
検討している。
全羅北道のイ・グムファン電力産業局長は、「群山・益山(クンサン・イク
サン)地域を中心に太陽光発電に必須であるポリシリコン・インゴット・ウエ
ハーのメーカーが進出しているのに続き、高敞・扶安地域で太陽光発電所が続
々と稼働し、全羅北道が新・再生可能エネルギーの中心地として発展する基盤
が確保された」と話している。



【ドラマ企業攻防】本格化する薄膜太陽電池バトル


出典:http://www.business-i.jp/news/flash-page/news/200810130058a.nwc
 環境問題への関心の高まりとともに需要が拡大している太陽電池。現在、
世界の主流である結晶系太陽電池に対し、原材料のシリコンを節約できる
「薄膜太陽電池」をめぐる動きが活発になってきた。平成21年度の稼働
に向け、世界最大級の薄膜太陽電池工場を堺市で建設しているシャープは
葛城工場(奈良県葛城市)に増設した新ラインを今月稼働させたほか、三
洋電機も、新日本石油との合弁会社設立に向けて協議に入った。異業種参
入も交えた、“太陽電池バトル”の様相をみせている。
     ◆
 残暑に見舞われた10月1日。シャープ葛城工場の新ラインで生産され
た薄膜太陽電池の出荷式が行われた。できあがったばかりの薄膜太陽電池
パネルが50枚ごとに重ねられ、束がひとつずつフォークリフトによって
大型トラックに積み込まれていく。担当役員の濱野稔重副社長ら約40人
の出席者はハンカチで汗をぬぐいながら、工場を後にするトラックに向か
って手を振って見送った。
 薄膜型の新たな生産ラインは、面積がこれまでの2・7倍に相当する1
メートル×1・4メートルの大型ガラス基板を採用したのが特徴だ。葛城
工場の太陽電池の生産能力は結晶系695メガワット、薄膜型15メガワ
ットだったが、薄膜型を160メガワットと10倍強に増強した。出荷式
後の記者会見で、濱野副社長は「これまでの結晶系を主力とした戦略から、
薄膜型を加えた『両輪』で事業を強化していく」と語った。
 堺市では最大1000メガワットまで拡張できる薄膜型新工場の建設が
進む。今後、葛城工場で薄膜型の生産技術やノウハウを確立し、堺工場に
移植。堺工場をモデルとして薄膜型の工場進出を検討している欧州など世
界展開につなげるシナリオだ。
 シャープは将来的に薄膜型の年産能力を6000メガワットまで高める
構想を掲げている。葛城工場での増産はそのキックオフで、同社の太陽電
池事業の世界展開の成否を占う試金石となっている。
     ◆
 薄膜型が台頭してきた背景には、ここ2年の間に2割以上も価格が上昇
したとされるシリコンの需給逼迫(ひっぱく)がある。高純度のシリコン
は太陽電池のほか半導体向けにも使われるため、争奪戦となっており、脱
シリコンの動きを後押ししているわけだ。
 シャープと同様に、結晶系と薄膜型の“両輪作戦”をとるのは、三洋電
機も同じだ。太陽光を電気に変換できる割合を示す「変換効率」で世界ト
ップレベルの「HIT太陽電池」を擁する三洋は、岐阜県安八町で技術開
発を進めてきた薄膜型の量産に向けて動き始めた。新日石と年内合意を目
標に、来年4月をめどとする合弁会社設立の協議をスタートし、22年度
の商品化を目指す。
 三洋は、HIT太陽電池にも22年度までに700億円を投じて年産能
力を600メガワット(20年度は340メガワットを予定)に高めたい
考えだが、「HITは三洋単独で、薄膜型は合弁事業化でいく」(駿田和
彦副社長)と割り切っている。
 HITは設置面積の狭い住宅屋根向け、薄膜型は広大な遊休地を生かし
た太陽光発電事業向けと「住み分け」を図り、多くのニーズに対応する考
えだ。
 9月30日に東京都千代田区のホテルで開かれた記者会見。新日石と設
立する合弁会社への出資比率をめぐり、三洋が過半数を取れるのかどうか
をただす質問が相次いだ。
 他社との共同出資は自社の投資負担を軽減できるメリットがある半面、
出資比率次第で合弁会社への発言力が弱くなりかねない。駿田副社長は
「出資比率は今後の協議で検討したい」と繰り返したが、「太陽電池事業
の主権を放棄するわけではない。合弁会社を大きく育てて、事業の柱にし
ていく」と強調した。
 携帯電話機事業を京セラに売却するなど“聖域なき再編”を加速させ、
三洋は20年3月期連結決算で4期ぶりの最終黒字を達成している。20
年度から3カ年の中期経営計画で、太陽電池は収益の根幹をなす位置づけ
となっている。
     ◆
 薄膜太陽電池に熱い視線を注ぐのは電機メーカーだけではない。昭和シ
ェル石油やホンダが子会社を通じて、シリコンを使わずに銅やインジウム
といった金属化合物を主成分とした薄膜太陽電池の量産を行うなど異業種
参入の動きも進んでいる。
 昭和シェルは、1000億円程度を投じて23年に年産能力1000メ
ガワット態勢を築く方針。三菱重工業も、長崎県諫早市で微小なシリコン
結晶を使った薄膜太陽電池の量産を始めた。
 乱戦模様の薄膜太陽電池だが、関係者の間に「22年以降、シリコンの
供給量が増えて価格が下落する」との見方も浮上している。結晶系との変
換効率の差をどれだけ縮められるか、が薄膜型の普及拡大のカギを握りそ
うだ。



変換効率50%を実現する太陽電池、米大学で開発中


出典:http://www.web-tab.jp/article/4639
【ワシントン 10月9日 IANS】50%の変換効率を実現する太陽電池につい
て、米ロチェスター大学の研究チームが調査・設計にあたっている。
 太陽光を青や赤などの色ごとに分けて光の吸収率を向上させる、特殊な
コーティングを研究している調査チーム。設計中の太陽電池パネルには、
太陽光を構成するそれぞれの色ごとに最も変換効率の高い素材が複数用い
られるという。
 変換効率をさらに高めるため、調査を主導するロチェスター大学のダン
カン T. ムーア教授はメ虫めがねモのように太陽光を集める方法を模索して
いる。
 従来の太陽電池は、変換効率が最高でも40%を少し上回る程度。しか
も、これは管理体制の整った研究所で達成された数値。米国光学会 (OSA)
によると、こうした研究所で使用される材料は1平方メートル当たり5万-
7万米ドル(約500-700万円)とかなり高価なもののようだ。
 一方、市販の太陽電池パネルは格段に低価格だが、発電効率はわずか
16-17%程度にとどまっているという。
 調査結果は22日、OSAの年次総会で発表される予定。



シリコン供給不足は緩和へ、太陽電池市場で結晶系と薄膜系の力関係が変わる


出典:http://eetimes.jp/article/22446/
 これまで長い期間にわたってシリコン(Si)の供給不足が続いており、
太陽電池パネル・メーカーにとっては行く末を左右する深刻な問題だった。
ただしここにきて世界の主要なシリコン・ベンダーが相次いで増産を打ち
出したことで、供給不足は緩和され始めている。IEEEの主催で最近開催さ
れた太陽エネルギに関するイベントで、コンサルティング会社である米
Navigant Consulting社でプリンシパル・アナリストを務めるPaula Mints
氏は、「シリコンの供給が拡大することで、新興勢力である薄膜系太陽電
池パネル・メーカーは淘汰(とうた)の時期に突入する」と指摘した。
 同氏によれば、「シリコンの供給量は、2010年から飛躍的に増える見通
しである。この結果、結晶系太陽電池メーカーも薄膜系太陽電池メーカー
も、強烈な価格引下げ圧力を受けることになるだろう。特に薄膜系が厳し
い」という。
 シリコンの断続的な供給不足は長年の間、半導体メーカーと太陽電池パ
ネル・メーカーの双方にとって頭の痛い問題だった。最近では2004年から
供給不足状態が発生しており、特に結晶系太陽電池パネル・メーカーが打
撃を受けていた。
 太陽電池パネルの売り上げ規模は、この数年間で急激に拡大している。
しかしその好ましい状況の一方で、シリコンの供給不足が足かせとなり、
結晶系太陽電池パネル・メーカーは、市場に需要があるにもかかわらず製
品を供給できないという状態が続いていた。Mints氏によると、この結果、
2004年にはおよそ93%を占めていたシリコン・ベースの太陽電池パネル
の市場シェアは、2007年には89%にまで落ち込んだという。また同氏は、
2008年には太陽電池産業が半導体産業を追い抜き、シリコンを最も消費す
る産業になると予想する。
 薄膜系太陽電池は、結晶系太陽電池に比べてシリコンの使用量が大幅に
少なくて済む。このため、薄膜系太陽電池メーカーはこれまで、シリコン
の供給が不足する状況下にもかかわらず利益を上げることができた。その
代表格の1社が米First Solar社である。同社はカドミウム・テルル(CdTe)
材料を採用した太陽電池を手掛けており、2007年には太陽電池パネル市場
で第5位に躍り出た。
 ところがここにきて、潮目が変わりつつある。Mints氏によれば、シリコ
ンの供給量は今年(2008年)に入って安定化してきており、2010年半ば
には生産過剰に陥る可能性がある。この状況は、太陽電池パネル市場の上
位10社のうち9社を占める結晶系太陽電池メーカーにとって好材料になる。
 これまで結晶系太陽電池メーカーは、シリコンの使用量を最小限に抑え
るために苦心し続けてきた。米SunPower社でプレジデントを務める
Richard Swanson氏によると、太陽電池パネル市場において売上高で10番
手に位置付ける同社は、太陽電池セル当たりのシリコン使用量を従来の
12gから半分の6gにまで減らしたという。
 一方で、薄膜系太陽電池メーカーである米Signet Solar社でプレジデント
を務めるRajeeva Lahri氏は、薄膜系太陽電池の展望について楽観的な見方
を変えていない。同氏は、太陽電池市場全体に占める薄膜系太陽電池の割
合が、2020年までに40%に達する可能性があるとしている。
 またSignet Solar社に製造装置を供給する米Applied Materials社で最高技
術責任者(CTO)を務めるMark Pinto氏は、中立的な見解を示し、結晶系
太陽電池と薄膜系太陽電池はそれぞれ、太陽電池市場の異なる分野で使わ
れるだろうと述べた。
 薄膜系太陽電池技術は十分な資金援助を得たこともあり、ここ数年で20
社を超える新興企業が誕生した。米国立再生可能エネルギ研究所(NREL:
National Renewable Energy Laboratory)内にあるNational Center for
Photovoltaicsでディレクタを務めるLawrence Kazmerski氏によると、米
国の企業や投資家は、2007年に薄膜系太陽電池技術に対して3億5000万
米ドルもの資金を投入したという。「米国政府による太陽電池関連投資の
2倍以上である。それだけの巨額投資が、薄膜系太陽電池技術に注がれた
のだ。新興企業のうち、すべてが生き残れるわけがない」



太陽光発電「Solyndra」のシリンダー型ソーラーパネルは低コストで発電量も多い


出典:(動画)http://www.gizmodo.jp/2008/10/solyndra_1.html
いつも目につく看板だなーと思ってたら、いきなりソーラー発電界のスタ
ーダムにのし上がってしまった「Solyndra」(カリフォルニア)のご紹介。
http://www.solyndra.com/
Solyndraは「設営は安く、発電はベター」な太陽発電技術が売り物のスタ
ートアップです。そのソーラーパネルは従来のような平べったいものでは
なく、ご覧の写真のようにガラス管のソーラーセルを1パネルにつき40本
並べているのが特徴です。
セルは、ガラス管の表面にセミコン素材の薄膜を沈殿させ、電気コネクシ
ョンのある別のガラス管の中に密閉して作ります。この新形状なら屋根の
上1フィートのところにラックを設営しますから、設営コストは50%カッ
トできる上、設営時間も3分の2短縮できるのだとか(同社)。
日中は光の吸収量も多く、フラットパネルより空気抵抗が少なく、さらに
傾ける必要がないので平らな屋根でも設営できるメリットがあります。
ソーラー発電企業から投資調達の売り込みを117件受けたヴァージンのリ
チャード・ブランソン卿が、投資を決めたのはここ1社だけだそうです
よ?
やや秘密主義なので、取材で削減コストどれぐらいか聞いて答えてもらえ
なかった米Gizmodoは判断保留モードですけど、6日付けサンノゼマーキ
ュリーには「向こう5年間で12億ドル相当の受注確保」と出ています。
http://www.siliconvalley.com/ci_10653270?nclick_check=1
グーグルからバチカンまで今は猫も杓子もソーラーパネルを屋根に取り付
けるんで忙しいご時世。Solyndraの新技術で業界も活気付くかもしれない
ですね。
http://gizmodo.com/gadgets/announcements/google-hq-to-run-on-solar-power-suns-stock-price-suddenly-rises-208030.php
http://gizmodo.com/5059203/vatican-fights-the-sin-of-pollution-with-15-million-solar-panel-roof
会社紹介ビデオもどうぞ。;



環境業界は金融安定化法成立を歓迎:「米国経済を救うのは環境技術バブル」か


太陽光発電市場を変える? 新方式の薄膜パネル工場:画像ギャラリー


電力10社、新たな環境対策の武器に 太陽光発電 20年度までに33倍


出典:http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200810100012a.nwc
九州電力が福岡県大牟田市に2010年度に導入する
出力3000キロワットの設備の完成予想図
 電力会社が、発電時に二酸化炭素(CO2)を出さない「太陽光発電」
の導入を拡大する。2020年度までに電力10社合計で発電出力14万
キロワットの設備を全国30地点に建設し、発電規模を現状比の33倍に
引き上げる。国内CO2排出量のうち、約3割を出している電力は従来、
原子力発電を環境対策の柱に据えてきた。ただ、相次ぐトラブルなどで原
発の利用率は向上しておらず、新たな環境負荷低減の武器として太陽光発
電など新エネルギーも積極的に活用する。
 出力14万キロワットの太陽光発電が完成すれば、一般家庭4万戸の1
年分の電力を賄えるほか、CO2の削減量も一般家庭約1万3500世帯
の年間排出量に相当する7万トンに上る。
 このため、すでに関西電力がシャープと共同で堺市堺区に発電出力1万
8000キロワットの設備を建設し、10年度から運転開始することを決
めたほか、関電単独でも11年度に1万キロワットの設備を同西区に導入
する。
 九州電力は福岡県大牟田市に出力3000キロワットの設備を10年度
に導入するほか、北海道電力も20年度までに道内に発電出力5000キ
ロワットの太陽光発電を建設する計画。東京電力は、三井物産と共同で1
0年10月開業予定の羽田空港国際線地区貨物ターミナル(東京都大田区)
に出力2000キロワットの設備を設置し、単独でも導入を進める方針だ。
 国は、CO2の一段の排出抑制に向け、太陽光発電の国内導入量を05
年度の約142万キロワットから30年度には40倍へ引き上げる目標を
掲げている。
 業界団体の電気事業連合会の森詳介会長(関西電力社長)は「国は導入
量の大幅な拡大目標を示しており、自治体や企業の今後の採用動向を見極
めて(導入拡大の)検討を進める」としている。
                   ◇
【予報図】
 ■普及進めば資源高騰抑制も
 経済産業省は7日、太陽光など「非化石燃料」の利用を電力会社だけで
なく、ガス、石油会社にも義務付ける方針を発表した。「石油代替エネル
ギー法」(代替エネ法)の抜本改正案を来年の通常国会に提出する方向で、
自然エネルギーの一定量の利用が、「新エネルギー等利用法」(RPS法)
で義務づけられている電力会社以外にも法改正によって課せられる。
 太陽光発電は、すでにRPS法の対象。「電力各社で太陽光発電所の導
入が進めば、RPSの面でも大きな貢献につながる」と電気事業連合会の
森詳介会長(関西電力社長)は説明している。
 国も温室効果ガス削減の有効な手段として普及を促すが、足元ではコス
トが課題。1キロワット時当たりの発電コストは47円程度と、原子力発
電の同5?7円に比べ最大で10倍近くなると言われる。設備投資もかさ
む。関西電力の出力1万キロワットの設備投資額は50億円に達する。原
油高で業績が悪化する中、自然エネへの投資負担がエネルギー各社の業績
を圧迫する可能性もある。 ただ、産業界ではトヨタ自動車が3月に堤工
場(愛知県豊田市)で出力2000キロワットの設備を導入するなど普及
の動きも活発化。国としても、年明けから家庭用の太陽光発電の導入費用
の1割程度(1戸当たり20万円超)の補助を行う方針を固めており、
「普及に伴う量産効果で、課題のコスト削減も進む」(電力会社幹部)と
みられる。
 太陽光発電の普及が拡大すれば、資源に乏しい日本の新たなエネルギー
源となるうえ「新興国に太陽光発電の技術移転が進めば、脱石油化が加速
し、資源価格の高騰の抑制効果につながる可能性もある」と第一生命経済
研究所の永浜利広・主席エコノミストは指摘している。



太陽光発電買い取り 葛飾 家庭から1キロ・ワット時10円で


出典:http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20081010-OYT8T00118.htm?from=navr
 葛飾区は、太陽光発電システムを設置した区民が温室効果ガス削減に貢
献した分の対価として、「グリーン電力証書」の買い取りを、今月から始
めた。同区によると、同様の取り組みは佐賀県や愛知県、鹿児島市で行わ
れていて、全国で4番目だという。
 太陽光や風力などの自然エネルギー(グリーン電力)を利用して発電し
た電気は、通常の発電に比べ割高だが、二酸化炭素を排出しない。そのた
め、環境的な価値があると考えられる。
 この価値を取引できるようにしたものがグリーン電力証書。購入者は、
一般電力との差額分を払うことで自然エネルギーを使用したとみなされ
る。温室効果ガスの削減に貢献したことになり、企業や自治体で利用が
広がっている。
 葛飾区は、一般家庭の太陽光発電システムで発電、消費された電力につ
いても環境価値を評価しようと、買い取りを始めた。経済的支援を行うこ
とで、さらなる普及を図る狙いもある。
 対象は、今年10月1日以降に区の設置費助成を受け、1キロ・ワット
以上の太陽光発電設備を設置した人。区は、各家庭の専用電力メーターで
年に1回計測を行い、その電力量に応じ、1キロ・ワット時あたり10円
で3年間、区民から証書を買い取る。また、専用電力メーターの取り付け
費も1万円を限度に助成するという。

ソーラーネットの手作り太陽電池、世界をゆく


太陽エネルギーだけで世界一周航海、史上初の挑戦


出典:http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2526403/3409529
CGで作成された、太陽エネルギー船「プラネットソーラー(PlanetSolar)」号。

【10月9日 AFP】スイス・ベルン(Bern)で8日、太陽エネルギーのみを使用す
る船で史上初の世界一周航海を行う「プラネットソーラー(PlanetSolar)」
計画が発表された。
 航海で使用される船は、全長30メートルの巨大な双胴船で、470平方メート
ルの発電用ソーラーパネルが設置されているという。会見には、フランス人冒
険家で船長のジェラール・ダボビル(Gerard d'Aboville)氏とプラネットソ
ーラーの発案者でスイス人船長のRaphael Domjan氏が出席した。
 出航は2010年の予定。赤道上を東から西へ航海する。


太陽光発電 「家庭用」導入1割補助


出典:http://www.business-i.jp/news/kinyu-page/news/200810090010a.nwc
 経済産業省は、家庭への太陽光発電設備の導入費補助制度について、設置費
用の1割程度にあたる出力1キロワット当たり7万円の補助を行う方針を固め
た。年明けに始める。補助対象は平均よりも安価で効率性の高い設備に限り、
メーカーによる開発競争を促すことにした。
 一般的な家庭に導入される太陽光発電は3~3.5キロワット分のため、補
助費用は1戸当たり21万~25万円程度になる。現在の平均設置費用は23
0万円のため、1割程度が補助される計算だ。
 補助対象は、1キロワット当たりの設置費用が70万円以下と、平均よりも
安価で、一定の効率性や耐久性が確保されたものに限る。
 08年度の補正予算には太陽光発電の補助費として90億円が計上されてお
り、4万戸程度分が補助対象になる。また、来年度予算の概算要求でも約10
万戸分、238億円の補助費が計上されている。太陽光発電の設置補助は19
94年度から2005年度まで実施された。
 新エネルギー財団によると、全国で太陽光発電設備に対する補助制度を実施
しているのは307自治体。東京都は来年度から出力1戸(3キロワット)当
たり30万円程度の補助制度を導入する予定だ。
                   ◇
【予報図】
 ■普及後押し高まる期待
 地球温暖化対策として、太陽光発電は、世界市場が急拡大を続けているが、
2005年度で住宅用補助金を廃止したことで、日本市場は縮小を続けてきた。
国内メーカーは相次いで増産計画を打ち出したが、成長が著しい欧州など、海
外向けが主だ。それだけに、国内の住宅向け補助復活で「冷え込んでいた国内
市場が活性化する」(メーカー関係者)と期待が高まっている。
 オイルショックを機にいち早く太陽光発電の研究を始めた日本メーカーは、
世界トップの技術力を誇ってきたが、風向きは変わった。
 太陽光発電からの電力を、電力会社が優遇価格で買い取る制度を導入したド
イツやスペインなどを中心に、欧州では太陽電池の普及が加速している。生産
面でも太陽電池業界の米専門紙「PVニュース」によると、07年に生産量で
7年連続世界一を誇ったシャープが、独Qセルズに抜かれた。それでも日本メ
ーカー各社は、海外需要拡大と、国内の大規模発電プロジェクト向けで増産に
動き始めた。
 シャープは次世代型と呼ばれる薄膜太陽電池の生産能力で年間480メガ
(1メガ=100万)ワットにのぼる新工場を、堺市に10年3月までに稼働
させるのに加え、複数の大規模工場を欧州など海外に展開する準備を進めてい
る。将来的には年間6ギガ(1ギガ=10億)ワットの生産体制を構築する。
 三洋電機も10年度までに、基幹部品のセルの新工場を建設し、昨年度に2
60メガワットだった生産能力を10年度には600メガワット超に引き上げ
る。部品を組み込んだモジュール(複合部品)は別の工場で組み立てており、
今後、ハンガリーなど海外のモジュール工場を増強する計画だ。京セラも昨年
207メガワットだったセルの生産実績を、11年度までに650メガワット
に大幅に引き上げる。
 日本の補助復活に対しメーカー幹部は「補助導入をにらんで買い控えていた
層が購入に走る」とそろばんをはじく。住宅向けは海外、国内大口発電に続く
新しい需要となるからだ。
 岩井証券イワイ・リサーチセンターの有沢正一センター長は「補助なしでは
成長に時間がかかる。(国内の住宅向けが伸長し)短期間で産業のすそ野を広
げる。日本メーカーにとっては量産効果が発揮でき、コストを低減できる」と
いう。そうなれば「価格競争で巻き返しを図れる」と分析する。


佐伯市に安全ちょうちん


出典:http://202.143.251.238/localNews/2008_122342608767.html
「安全ちょうちん」を寄贈した海洋会大分支部の狩生雅東代表(左)と
県防衛協会女性部会の衛藤まり子会長(右)
 佐伯市内の「子ども連絡所」に設置してもらおうと、海洋会(現・東京海洋
大学のOB会)大分支部の狩生雅東(まさはる)代表と県防衛協会女性部会の
衛藤まり子会長は、「安全ちょうちん」百個を佐伯市防犯協会連合会の西嶋泰
会長(市長)に贈った。
 ちょうちんは直径十センチ、高さ三十センチの円筒形。上面に取り付けた太
陽電池で昼間、蓄電して夜、点灯する。「こまったときはいつでもおいで」の
文字が正面に書かれている。
 子ども連絡所は市内で約千八百カ所ある。贈られたちょうちんは旧佐伯市内
の小学校区に八、九個ずつ設置するという。



“虎の子”太陽電池に外部資本注入 三洋電機が下した苦渋の決断


出典:http://diamond.jp/series/inside_e/10_11_003/
 経営再建中の三洋電機は、太陽電池事業で、新日本石油と提携した。2009年
4月に共同持ち株会社を設立し、低コストでの量産が可能とされる「薄膜型太
陽電池」を開発・生産する。
 三洋の太陽電池事業は、08年3月期で売上高727億円。連結売上高2兆円強と
比べれば、事業規模は小さいが、技術の優位性と将来市場の大きさから、本社
直轄の“中核”と位置づけてきた。
 三洋にしてみれば、“虎の子”の太陽電池事業において、薄膜型という限定
的な資本提携にせよ、外部資本が注入されることは本意ではない。
 グローバルメーカーによる太陽電池事業への参入が相次ぎ、投資競争が熾烈
化するなか、単独での成長を断念したかたちだ。
 ただでさえ、今期は半導体や家電機器の不振を背景に、営業利益500億円
(前期比34.3%減)の減益決算となる見込みだが、折からの景況悪化で、想定
以上に厳しい決算になる模様。
 11年までに、太陽電池事業に累計800億円の設備投資を予定しているが、そ
の投資負担はいかにも大きい。そこで、三洋は新日石の“資本力”を借りる道
を決断したのだ。
 もっとも、今回の提携については、詳細な事業化計画も、両社の新会社への
出資比率も決まっていない。
「どちらが主導権を取るかさえもわからない。太陽電池事業の売却への序章
といわれても仕方ない」(三洋関係者)。三洋側は、売却を強く否定している
が、その懸念はぬぐい切れない。
 というのも、来年3月には、三洋株式のうち、議決権ベースで6割を握る金融
3社(ゴールドマン・サックスグループ、大和証券SMBC、三井住友銀行)
が、株式保有を継続する義務を負う条項が失効するからだ。
 金融3社がイグジット(出口戦略)の手段として、事業売却を念頭に置くの
は当然のことで、携帯電話事業の売却に次ぐ展開が見られる可能性もある。



環境トレンドリポート【温暖化対策】東京都が太陽光設備の大型助成-クレジットを売却し資金を確保


函館海保管内の全84基 防波堤灯台-省エネ着々 LED、太陽電池に転換へ


出典:http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/121993.html
 灯台の発光設備を消費電力の少ないものに切り替える海上保安庁の“省エネ
大作戦”が函館海保管内(渡島・桧山)でも着々と進んでいる。二〇一三年を
めどに管内の防波堤灯台全八十四基を切り替え、環境に優しい明かりで地球温
暖化防止への貢献を図る。
 同庁によると、灯台の省エネ化は一九八九年から実施。灯台の白熱電球を発
光ダイオード(LED)、電源を太陽電池に切り替える。函館海保は管内の灯
台百基のうち、松前小島、松前大島、矢越岬(知内町)の沿岸灯台三基と防波
堤灯台五十一基に太陽電池を導入。また、松前大島の沿岸灯台一基と防波堤灯
台四十基にLEDを設置した。
 沿岸灯台の多くは強い光を必要とするため、太陽電池だけでは電力供給が追
いつかない。また、LEDでは光力が足りないため、同海保は防波堤灯台を中
心に省エネ化を進めている。
 省エネ化した灯台は、日中に上部のソーラーパネルから太陽光を取り込み、
バッテリーを充電して夜間発光する仕組み。LEDの消費電力は従来の七分の
一で済む。
 函館海保は「光の届く距離が短くなるデメリットがある一方、白熱電球より
も光が鋭くて見えやすいという利点もある」と説明。函館近海で操業する漁業
者(50)は「明かりが変わったことによる影響はない」という。
 今後も年に数基ずつ切り替えを進めていく予定。函館海保の吉村正剛次長は
「私たちが率先して取り組むことで、海の関係者にも環境保全意識が広がって
いけば」と話している。


京セラソーラー、住宅用太陽光発電システムの販売網拡大


出典:http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320081007bjac.html
 【京都】京セラソーラーコーポレーション(京都市伏見区、角秀男社長、0
75・604・3488)は、国内の住宅用太陽光発電システムの販売網を拡
大する。2010年をめどに販売、設計施工、サービスまで担うフランチャイ
ズチェーン(FC)店を現状の約2倍の100店舗に増やす。1月導入の「京
セラソーラー施工士」免許取得者も10倍の1000人規模に増やして施工品
質も向上していく。
 現在52店舗のFC店は電気工事店や建築業者などが加盟、北海道から沖縄
まで全国に広がっている。ソーラーシステム設置に対して独自の助成制度など
持つ都道府県や、日照の良い太平洋側を中心に加盟を募り、拡大を図る。特に
高額の助成制度導入を予定する東京都を重要地区に位置付け、強化していく。
 同社は作業者向け施工研修や、施工後の現場写真と書類提出で品質管理を徹
底、太陽光発電システムを10年保証している。



環境トピックス/一般電力並みに低コスト化,シリコンや希少金属が不要 色素増感型太陽電池


2008年10月19日日曜日

インド名物オート三輪に太陽電池式が登場

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2528249/3423883
AFPBB News
ニューデリーで今月、太陽電池式のオート三輪「Soleckshaw」が発表された。こ

は、インド都市部の交通問題、
慢性的な大気汚染、化石燃料への依存に対する解決法および過酷な労働を軽減す

ものとされて ...


出典:


太陽電池による電力コストは、2011-2015のどこかで電力会社並みになる

■Applied Materials: Grid parity entering "inflection zone"
Applied Materials sees a "zone of inflection" starting around 2011-2015
during which time the levelized cost
of energy from PV technologies will start to equal and then go lower than
conventional electricity rates,
http://www.solid-state.com/display_article/342005/5/none/none/APPLI/Grid-parity-entering-%22inflection-zone%22()


出典:


入札公告(「新エネルギー技術研究開発/太陽エネルギー新利用システム技術研

https://app3.infoc.nedo.go.jp/informations/koubo/nyuusatsu/AG/nedonyusatsu.2008-10-07.5834901870/


出典:


2008年10月11日土曜日

「LEDブックライト」


充電台から取り外して寝室に持ち込めば読書灯としても使える、無印良品の「LED持ち運びできるあかり」

「LEDベッドライト(LE-H222)」を取り付けたところ。発光部角度を調整できて、字もくっきり読める


出典:http://www.nikkeibp.co.jp/style/eco/column/fukumitsu/081003_led/
ライター=福光 恵 氏


白熱電球の読書灯も“エコ替え”
最新LEDで、秋の夜長を楽しむ
経済産業省が、「2012年までに白熱電球の生産中止をしよう」とメーカーに呼びかける方針を固めたのが、約半年前。今やどこの家電量販店でも電球型蛍光灯が、このモノが売れない時代の花形商品として大々的に売られているし、いよいよ100年以上に渡って地球の夜を照らしてきた白熱電球とも、お別れの日が近い気がしてきた。

ちなみに白熱灯の点灯時間を飛躍的に延ばし、いわゆる「電球」という汎用性のある商品に改良したのは、言わずと知れたエジソンだ。

白熱電球は、簡単に言うと、フィラメントという薄い板に電気を流し、発熱させることで灯りを作る仕組み。もともとはこのフィラメントに炭のかけらや木綿糸が使われていたため、長時間発熱させると、蒸発してなくなってしまう。そのため、数時間しか電球の寿命がないのが難点だった。

ときはパリ万博で、浮世絵などの日本文化が紹介され、ヨーロッパに最初の日本ブームが起きたころ。長時間発熱しても消えてなくならないフィラメントを探していたエジソンが、ふと試してみたのが、たまたま家にあった日本の扇子に使われていた竹だった。果たしてこの竹電球は、1000時間以上電気を灯すことに成功。この改良が、電球がオイルランプなどに代わって電気が一般家庭に普及するきっかけになったといわれている。

そんなわけでフィラメントを発熱させることで灯りを作り出す白熱電球は、熱を発して当たり前。昔、電気ストーブがよく家のブレーカーを落としたように、電気だっていっぱい使う。だから省電力で地球にやさしい電球型蛍光灯が、大売り出しされているというのが、今の状況ということになる。

温度が上がらないLED。
明るさは、読書に十分すぎるほど。
新しいもの好きの私も、この半年でずいぶんと家の中の白熱灯を、電球型蛍光灯に変えた。調光器がついていて、しかも電球の入るスペースが小さいダウンライトなど、一部はまだ電球型蛍光灯の新製品の登場を待っている状態だが、家の中の照明は8割方は、電球型蛍光灯に入れ替えが完了したと思う。

最初は違和感があった電球型蛍光灯のポヤンとした明るさも、慣れてくればこっちが普通。130年もお世話になって悪いけど、まあこうなると、まだ残っている白熱電球が何だかものすごく古くさいものに見えてくる。家の中の「白熱灯狩り」はクセになり、「えー、もう替えるところはないの?」とさみしい気持ちにすらなっている。

というわけで、家のなかで最後に見つけた白熱電球が、寝室などで使う読書灯だ。読書の秋だし、秋の夜長だし、ここはあれこれ一気にLEDタイプに入れ替えることにした。今回は、そんなおススメのLED型読書灯3本を紹介しよう。

まずベッドの背もたれにくくりつけるタイプの読書灯。これまではクリップタイプの白熱灯を使っていた。明るいのはいいけれど、夏は電球との距離が近いので、白熱電球の発熱をもろ浴びるのがデメリット。そこで発売間もないツインバードの「LEDベッドライト(LE-H222)」を導入することにした。

一辺10cm程度のキューブ型で、電源はAC。ベッドの背もたれに簡単に挟めるほか、取り外せばスタンドとしても使える。本を読むときは、光源部分を開いて、ちょうどいい場所に上下左右にセット。また光源部分をパタンと閉じれば、夜間にうっすら灯るナイトライトにもなる。

実際に本を開いてみると、さすが白色LED、暗がりでも昼間のような明るさで、老眼にもやさしい。まったく熱くならない上、消費電力は0.6W(弱の場合)と、これまでの白熱灯の100分の1程度の少食、いや省電力。うっかり光源が目を直撃すると、かなりチカチカするのは難点だが、読書灯としては、かなり実用性が高い。

あのロングセラー商品も
LEDに衣替え
同じ白色LEDの電池タイプならこちらもオススメ。アメリカのブックライトのメーカーLumatec社の「Everest UltraLife Reading Light」。長さ15センチほどのスティックタイプで、クリップを本の裏表紙に挟んで固定し、携帯用の読書灯として活躍する。発光部分は長さの調節が可能で、LEDを2本搭載して明るさも充分だ。

さらに極め付けは、連続点灯時間の長さ。アルカリ単4電池4本使用で、100時間の点灯が可能となっている。実はこの読書灯、我が家の「白熱灯撲滅キャンペーン」以前から持っていた商品だが、実家に泊まるときや、出張などにも、必ず持って行って使っている。

寝ている家族が目を覚まさないように、こっそりベッドで本を読むときにも活躍しているが、看板に偽りはなく、電池がほんとに長持ちする。そういえばもう1年以上電池を替えないで済んでいる気が。小さいながらLEDがまぶしいのはやっぱり難点だけど、立てればスタンド照明としても使えるので、キャンプや防災用にもいいと思う。

そして最後は、無印良品の「持ち運びできるあかり」。普段はフロアライトなどとしてAC電源で使うほか、取っ手を持ってひょいと持ち上げると、そのまま「持ち運びのできるあかり」となるもので、無印良品のロングセラーとして知られている。

今回購入したのは、この商品の光源をLEDに変えた新タイプ「LED持ち運びできるあかり」。LEDだけに、持ち運びするときの点灯時間がグンと増えて、約10時間(Lowモードの場合)に。もちろん字を読むのにも十分な明るさで、ベッドなどに持ち込んで読書するのにもいい。

LEDながら、広く全体を照らすため、こっそり読みには不向き。でも直撃されて目がチカチカすることがないのはメリットだ。白いプラスティックカバーを通しているせいか、灯りの種類もやわらかく、リラックス効果も高い。

というわけで、これで家のなかの白熱電球はほぼ完了の運びに。エジソンさん、長い間ありがとう。



European B Zero EV – Tres Chic



http://www.ecogeek.org/content/view/2181/69/
Written by Peg Fong
Monday, 06 October 2008
Meet the electric car B0 (pronounced B Zero and not BEE-OH) - the offspring of a partnership between French industrial giant Bolloré and Italian car firm Pininfarina. It looks oh-so-sophisticated, and has already received a rave review from CarTech, which called it the best looking small car at the 2008 Paris Motor Show.

The four-seater, four-door hatchback has a 153-mile (246 kilometres) range and a top governed speed of 80 mph (129 kilometres per hour) and nifty looking solar panels build into the roof and hood. Originally conceptualized in 2004 as a two-door model, the B0 today has added more doors and shrunken the battery size.

The B0’s secret weapon is its lithium polymer (LMP) battery, which is paired with an ultracapacitor. The latter stores energy and allows for regenerative braking and acceleration capabilities. The battery can recharge in a few hours and, although not confirmed, early pricing reports place it around $23,000 - not including the price of leasing the lithium-ion battery packs.

Best of all, B0 is not a prototype but an actual production model. More will roll out of its Turin factory by the end of 2009.

Via AutoBlogGreen, Automobilemag

Image Via Pininfarina



2008年10月6日月曜日

太陽光で“招き”シーサー/沖工生と置物職人制作


太陽光発電でシーサーが動き、音楽も流れる大型の立体看板「エコ福シーサー」を完成させた沖縄工業高校工業化学科・科学部の生徒たち=2日、那覇市繁多川・沖縄工業高校


出典:http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-10-06-E_1-005-2_001.html?PSID=96564cebc4b34a7269fdde7fc56fee20
産業まつり出展へ エコで沖縄アピール
 沖縄工業高校の工業化学科・科学部の生徒と、置物制作の職人が協力し、太陽光発電でシーサーが動き、音楽も流れる大型の立体看板を完成させた。三線などを持った笑顔のシーサーが、左右それぞれ別々に動きお客を招き寄せる。環境に優しい看板に生徒と、職人の真栄田義治さん(60)は「多くの人に見てもらいたい」と話している。二十四日から那覇市の奥武山公園で始まる沖縄の産業まつりに共同出展する。(平良吉弥)

 「エコ福シーサー」と名付けられた看板は高さ二メートル十五センチ、奥行き一メートル二十五センチ、横八十七センチの立体型。口を大きく開け、三線やパーランクーを手にした五体のシーサーが左右に踊り、音楽も流れる。電力はすべて太陽光発電。夜間もバッテリーに電力を貯め、省電力のLEDライトでシーサーを照らす予定だ。

 制作を始めたのは今年五月。生徒らがタイワンシロガシラなどの野鳥から野菜を守ろうと、豊見城市内の畑に設置した「鳥獣忌避装置」を見た真栄田さんが、太陽光発電で動いていることに興味を持ち、依頼した。

 部長で二年生の金城慶昌君(16)は「シーサーをスムーズに動かすのに苦労した。今度はシーサーが持っている三線を演奏させたり、パーランクーを持った手も動くようにしたい」と意欲。副部長で二年生の高良逸平君(17)は真栄田さんの工房「海風」=那覇市宮城=で職場体験し、シーサーの色塗りを担当。「表情を出すのが難しかった。工房で仕事の大変さも学んだ」と話した。

 真栄田さんは「生徒たちの発想力と技術力はとても素晴らしい。観光客にPRできる素晴らしい作品ができた」と絶賛している。

 「エコ福シーサー」は「第三十二回沖縄の産業まつり」の第七会場で展示する予定。十一月上旬には大阪府で開かれる第十八回全国産業教育フェアにも県代表で出展する。


“直流電化エコホーム”とは何か?


太陽電池などで発電した直流電流をリチウムイオン電池にためる。また安価な夜間電力を使って、リチウムイオン電池を充電する。そして各機器には直流で電気を提供する。それが直流電化エコホームのコンセプトだ


出典:http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0809/30/news091.html
PCからテレビ、洗濯機、エアコンまで、家庭内のほとんどの機器は直流で動作する。ところが家庭にやってくる電源は100ボルトの交流だ。では家庭内の配電をすべて直流でやってしまったらどうだろう?
2008年09月30日 17時43分 更新
 直流、交流って聞いたことがあるだろうか? 交流とは電流や電圧の向きが周期的に逆になる電気の送り方のこと。AC(Alternating Current)ともいわれ、家庭のコンセントに来ている電気も交流だ。

 ところが、家庭にある電化製品のほとんどは直流(DC:Direct Current)で動く。ノートPCなどをコンセントにつなぐときに、ACアダプターという黒い箱があるが、あれが交流(AC)を直流(DC)に変換している。テレビやステレオはもちろん、いまやエアコンも洗濯機も内部的には直流(DC)で動いている。「交流でないと動かないのは蛍光灯くらい」(TDK)というほど、家庭内は直流がメインになっている。

 ところが家庭内のコンセントは100ボルトの交流。これをすべて直流にしてしまってはどうか? というのがTDKが提案する「直流電化エコホーム」だ。

これは、家庭内の配電をすべて直流(DC)化するというもの。1000ワットアワーという大容量のリチウムイオン電池を家庭内に置き、そこに電源を集約。各電化製品に直流で電流を流す仕組みだ。

 太陽電池や風力発電機が生み出す電気も、これまではいったん交流に変換して、それをテレビなどで使うときに再度直流に戻すということをやっていた。直流電化エコホームであれば、直流のままリチウムイオン電池にため、変換することなく利用できる。

白熱灯や蛍光灯は交流で動作するが、LEDは直流で動くため、LED照明には交流を直流に変換する装置が都度組み込まれている。これが小型のLED照明を作るためのネックの1つだ。直流で電気を流せばこれも解決する。

 発想の元となったのは、交流から直流に変換するときに発生するロス。TDKでは変換効率を約93%と見積もっており、7%が変換のために失われていると話す。「7%というのも良いときの値。すべて直流で済ませられれば1割近くのロスをカットできるのではないか。ロスなく使えばCO2も減る」(TDK)

 インターネットデータセンターなどに置いてあるサーバも当然直流で動作するが、海外を中心に、交流ではなく直流で電源を供給すべきだという議論もある。交流か直流か……という議論は、電力事業黎明(れいめい)期の「電流戦争」を思い出す。当時は交流のほうが電圧の変換が容易だということが利点だったが、現在は直流電流の変換も難しくない。「直流電化には高圧の直流の変換(DC/DC変換)が重要だが、TDKの技術がここで生きる」(TDK)

 遠くの発電所で作った電力を運んできて使う時代から、太陽光発電や燃料電池など、家庭のすぐ近くで発電も行い、家庭内で使うスタイルが身近になりつつある。いったん交流に変換するというロスをなくし、すべて直流で済ませる。直流電化エコホームのコンセプトは、案外現実味を帯びてきている。




米研究者、柔軟性あるシリコン太陽電池セル製作法を発表


出典:http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPJAPAN-34107720081006
[シカゴ 5日 ロイター] 米イリノイ大アーバナ・シャンペーン校の研究
チームが5日、科学誌「ネイチャー・マテリアルズ」で、柔軟性があって透明
なシリコン製太陽電池セルの製作法を見出したと発表した。新開発の太陽電池
セルは、効率性が高く、鉛筆の周りに巻いたり窓ガラスに貼ったりすることが
できるという。
 ジョン・ロジャーズ氏のチームが発表した方法によると、従来型のシリコン
を、脆弱(ぜいじゃく)なウエハーを薄片にスライスした後柔軟性表面に移す
ことにより、加工することが可能。
 太陽電池は、日本のシャープ(6753.T: 株価, ニュース, レポート)など多く
の企業が薄膜型の太陽電池セルを生産しているが、薄膜型は従来型と比べ、効
率性が劣る傾向がある。



太陽光、次代照らす〈環境元年 太陽ウオーズ1〉


スペイン・セビリア郊外にあるタワー式太陽熱発電所「PS10」。
地上に配置された624枚の鏡が反射光をタワー上部に集め、
その熱で蒸気をつくり発電する=伊藤恵里奈撮影


出典:http://www.asahi.com/eco/TKY200810050204.html
 「欧州のフライパン」と称されるほど、スペイン南部のアンダルシア地方は
日差しが強い。乾いた荒れ地を太陽が焦がす。
 その一角、セビリア郊外に一辺10メートルの巨大な鏡が624枚並んでい
る。角度を変えて太陽の動きを追い、高さ115メートルの塔に反射光を集め
る。光が集中する一点は、まぶしくて直視できない。
 総合テクノロジー大手アベンゴアグループが造った「PS10」と呼ばれる
集光型の太陽熱発電所(1万キロワット)だ。世界初の商業プラントで昨年、
始動した。
 太陽熱で水を蒸気に変え、タービンを回す。火力発電と同じ仕組みだ。担当
の技術者フェルナンデス氏は「この地域は快晴が多く、年間280日も運転で
きる」と語る。
 すぐ横にある2倍規模のPS20も近く運転を始めるほか、太陽熱によるさ
まざまな発電方式の施設を建設し、12年には8平方キロの敷地に計30万キ
ロワットの総合発電所をつくる。日本の黒部第四発電所級の大型水力発電所の
出力に相当し、太陽電池のパネルを10万軒の住宅につけた量にあたる。
 太陽熱発電は太陽利用の幅を広げる先端技術だ。スペインは、光を電気に換
える太陽電池による発電でも急伸し、世界を驚かせている。
 太陽電池の累積導入量は、05年には6万キロワットだったのが07年には
68万キロワットと増え、今年末には180万キロワット、全発電量の0.5
%ほどになる見通し。05年にドイツに抜かれて導入量世界2位となった日本
では今年、20万キロワットほどの増加にとどまるとみられ、スペインでの増
え方は日本の約5倍に達する。
 もともとスペインは風力発電が約10%を占める風力大国だった。欧州では、
風力が拡大して一般的な電源の一つとなる一方、立地の制約も出てきたため、
支援の力点は太陽光に移りつつある。日差しに恵まれたスペインは、その流れ
の最前線にある。
 発電での二酸化炭素(CO2)排出量は、太陽電池の場合、製造過程で出る
分を含めても石炭火力の18分の1ほどでしかない。地球温暖化対策として有
効なのに加え、原油の高騰もあり、最近の世界の太陽電池市場は年40%の伸
びを示している。07年の生産量は370万キロワットで、03年の5倍に膨
らんだ。
 「石油が枯渇する時代に、欧州の人は太陽光発電を『現代の油田』と考えて
いる」。日本のトップメーカーであるシャープの浜野稔重(とししげ)副社長
は、そう話す。
 欧州には、日差しの強い北アフリカ諸国で発電して南欧に電気を送る「スー
パー送電網」計画もある。次に狙うのは「サハラ砂漠の太陽」だ。
 石油にどっぷりつかってきた米国でさえ、エネルギー省が太陽電池の技術開
発支援などに乗り出した。エネルギー資源の中東依存からの脱却という意味も
ある。州レベルでも「100万戸ソーラー・ルーフ計画」(カリフォルニア州)
といった強力な支援策を設ける動きが続く。
 欧州の業界団体などの推計では、世界の発電量のうち太陽光は30年には最
大14%を占め、関連産業の市場規模は、デジタルカメラや携帯電話などデジ
タル家電全体に匹敵する約70兆円にのぼる。
 市場は爆発前夜にある。


太陽光発電を利用したオートリキシャ、「ソーリキシャ」発表-インド


出典:http://www.web-tab.jp/article/4542
【ニューデリー 10月2日 IANS】デリー首都圏のシーラ・ディクシット知事は
2日、太陽光発電を利用したオートリキシャ(オート三輪)「ソーリキシャ」
を発表した―交通量が多いデリー首都圏で、大気汚染の改善が期待されてい
る。
 ガンジー記念日の式典で発表されたこのソーリキシャ。式典には、カピル・
シバル科学技術相兼海洋開発相やインド科学産業研究委員会(CSIR)のSamir
K. Brahmachari理事長も同席した。
 ソーリキシャについて、CRIRの関係者は「温暖化の軽減などを目的に開発し
ました」と説明した。「技術開発には成功したので、協力してくれるメーカー
を探しています。興味を示す企業も数社ありますが、“ソーリキシャ”の販売
時期について現段階では未定です」。
 CSIRが管轄する国立研究所(西ベンガル州ドゥルガプール)で開発が進めら
れてきたソーリキシャ。設計、開発、試作品の製作に計8か月をかけて完成し
たこのソーリキシャ。3人乗り(運転手を含む)で、時速は15キロメートル。
 ソーリキシャのビジネスモデルについて、「革新的なもの」と話すCRIR関係
者。「非政府組織(NGO)、銀行、環境問題に取り組む企業、メーカーなどと
協力します。そして、現在普及しているオートリキシャと同じ価格帯でソーリ
キシャを販売するんです」。
 デザインやスピードなどの面で改良が続けられるこのソーリキシャ。2010年
にデリーで開催されるコモンウェルス・ゲームズ(英連邦競技大会)では、改
良版が披露される予定。



マンション建設で太陽光発電量減少 「受忍限度内」訴え認めず名古屋地裁


出典:http://chubu.yomiuri.co.jp/news_kan/kan081003_2.htm
 マンション建築で日照が妨げられ、太陽光発電の発電量が減少したとして、
名古屋市西区の夫婦が、マンション建築販売会社・大京(東京都渋谷区)に、
発電用パネルの増設費用など計375万円の支払いを求めた訴訟の判決が2日、
名古屋地裁であった。
 田近年則裁判官は「発電量が減少したとしても被害は受忍限度内にとどまり、
不法行為が成立するとは認められない」と述べ、原告の訴えの一部を棄却した。
その上で、同社が近隣住民に支払った損失補償金と同額の125万円に限り、
支払いを命じた。
 判決によると、夫婦は1997年、3階建ての自宅屋上に太陽光発電システ
ムを設置したが、2005年に隣接地にマンション(7階建て)が完成したた
め、午後2時頃以降はパネルに日光が当たらなくなった。
 田近裁判官は、マンションの設計などが公法規制に違反しておらず、同社が
日照被害などの損失補償として1戸あたり125万円を提示していると指摘。
「提示内容は被害を補填するのに十分なもの」と結論づけた。


独ソーラーワールド:「資金有り余っている」-信用危機どこ吹く風


出典:http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003011&sid=a_TJ4ruTfxqE&refer=jp_asia
10月2日(ブルームバーグ):ドイツ3位の太陽光発電関連機器メーカー、ソ
ーラーワールドは、世界的な信用危機に耐えられそうだ。フィリップ・ケッケ
最高財務責任者(CFO)によると、同社は余剰資金を保有し、受注額は100
億ドル(約1兆円)近くに上る。
ケッケCFOは2日、ノルウェーのリレストロームでインタビューに応じ「融
資は必要ない。資金は有り余っている。2006年末と07年初めに米国で実施した
私募発行で5億ドル相当を調達したため、現時点で現金を8億ドル保有してい
る」と述べた。
ソーラーワールドは、08年の売上高と金利税引き前利益(EBIT)の伸びが
30%になるとの予想を維持している。ケッケCFOによると、欧州、米国、ア
ジアの顧客企業30-40社からの受注額は、年末までに100億ドルに上る見通しだ。
同社は8月、受注額が90億ドルを超えたことを明らかにしている。
欧州では、原油輸入への依存度を低下させ、二酸化炭素排出量を抑制するため、
各国政府が太陽光や風力などの再生可能エネルギー源による発電を奨励してい
る。欧州の代替エネルギー関連企業は奨励策の恩恵を受けている。


まるで「宇宙ケータイ」--太陽電池で発電する、au端末のコンセプトモデル



出典:http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20381388,00.htm
 幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2008」では、KDDIがコンセプトモデ
ルのモックアップを展示していた。中でもひときわ目立つのが、宇宙空間にあ
るソーラーパネルのような携帯電話だ。


太陽光発電、設置時補助金の復活に疑問:補正予算案


出典:http://www.news.janjan.jp/government/0810/0809308376/1.php
政府は今年度の補正予算案で、太陽光発電の設置補助金の復活を盛り込む。設
置補助金の制度の欠陥は明らかなので、すみやかに自然エネルギーの固定価格
買い取り制度などを導入するのが筋だ。


太陽電池搭載の洋服が登場、携帯の充電も可能



出典:http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-34059020081002
[ブエノスアイレス 1日 ロイター] ブエノスアイレスで1日、太陽電池
モジュールを搭載したジャケットが披露された。太陽光で発電し、携帯電話や
携帯型デジタル音楽プレーヤー、デジタルカメラ、バッテリーなどを充電する
ことが可能という。
 アルゼンチンのブランド、Indarra.dtxのコレクション「インテリジェント・
クローズ」の一環として発表された。



アジア&ワールド:ワイキキのお湯は太陽で! ハワイで太陽熱温水器を義務化


出典:http://mainichi.jp/life/ecology/news/20081002org00m040014000c.html
 太陽がさんさんと降り注ぐ南国ハワイ。灼熱の太陽エネルギーを利用しない
手はない!と新築する住宅に太陽熱温水器の使用を義務付ける、全米でも初め
ての条例が10月から施行される。ただし、森の中など充分な日照量を確保でき
ない住宅は免除されるとのこと。
 ハワイでは、エネルギーのほとんど(90%)が海外からの輸入でまかなわれ、
アメリカ国内で最も海外への依存度が高いと言われる。それに追い討ちをかけ
るように、この5年間で原油価格が3倍に跳ね上がり、代替燃料の確保は緊急の
課題。さらに、家庭で使うエネルギーのうち、従来のガスや電気温水器の占め
る割合は最大40%と、これまた国内最高。太陽熱温水器を使用する効果は大き
そうだ。
 気になる太陽熱温水器の価格は、$5,000-$7,000と決して安くはなく、すで
に他州より高い住宅費用がさらに高くなるとの批判もある。しかし様々な補助
金制度を利用すると、最低$1,400まで購入価格を抑えることが出来る。そのう
え、年間の電気・ガス代が平均$450も節約できる計算だから、長期的にみれば
家計にも充分優しい。
 これによって、海外へのエネルギー依存度が下がり、地球温暖化の原因であ
るCO2の排出量も減るだろう。一般家庭でも最大で25%、エネルギー消費量が削
減できるという。また、カリフォルニア、ネヴァダ、アリゾナなど、「サニー・
ステイツ(日当たりの良い州)」呼ばれる州に、同じような動きが出ることも
期待されている。



【OSC】「効率20%の達成に大きな障害なし」,Konarka社が有機薄膜太陽電池に自信示す


出典:http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081001/158937/?ref=ML
講演するKonarka Technologies社 CTOのBrabec氏。
 米Konarka Technologies,Inc.は,ドイツ・フランクフルトで開催中の有機
半導体技術についての国際会議「Organic Semiconductor Conference 2008
(OSC-08)」で,同社が開発中の有機薄膜太陽電池の将来性について講演した。
その中で同社は,「有機薄膜太陽電池で20%の変換効率を達成することに,本
質的な障害はない」(同社CTOのChristoph Brabec氏)と楽観的な見通しを示
した。
 現在,有機薄膜太陽電池の小セルでのエネルギー変換効率は,公的機関で確
認された数字で最大5.7%,Konarka社の場合で5.24%,モジュールでは3%台
にとどまっている。Konarka社は,「次世代の光電変換材料を利用することで,
2011年ごろに単層でも効率10%を超えられる」と予測する。次世代の材料とは,
よりバンドギャップが小さく,それでいてバンドギャップの上側のエネルギー
準位(LUMO)が大きい材料を指す。
 より具体的には,光を吸収する層の材料を,バンドギャップが2.1eV前後,
LUMOが3.3eV前後だった従来材料から,バンドギャップ1.8eV前後,LUMO3.5~
3.6eVの「第2世代」,そしてバンドギャップ1.6eV前後,LUMO3.8eV前後の「第
3世代」と呼ぶ材料に代えていくことで実現できるとする。タンデムなど,太
陽電池を積層する手法を用いれば2011年ごろに変換効率を12%超に引き上げる
ことも可能になるという。そしてKonarka社は,その変換効率の向上が20%程
度までは続くとした。
 有機薄膜太陽電池は,有機EL照明とほぼ同じ材料と構造が使える。欧米には
ドイツNovaled AGなど,有機薄膜太陽電池と有機EL照明の開発を同時に進めて
いる企業が多いようだ。



Google、クリーンエネルギー提案「Clean Energy 2030」を発表


出典:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/02/news031.html
Googleは、石炭、石油、天然ガスによる発電をクリーンエネルギーに置き換え
ることを提案している。



TDK、太陽電池と蓄電池組み合わせた電力供給システム事業化へ


出典:http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320081002bjaa.html
 TDKは太陽電池などと蓄電池を組み合わせた住宅向け電力供給システムの
事業化に乗り出す。シリコンを使わず有機色素を原料にした色素増感太陽電池
と、発電した電気を蓄えるリチウム二次電池を開発した。太陽光や風力など自
然エネルギーで発電した直流電流を交流に変換せず、そのまま使用できる家庭
向けシステムを構築する。家電メーカーなどと組み商用化を目指す。
 色素増感太陽電池は酸化亜鉛(ZnO)と有機色素をもとに、非焼成の低温
プロセスで製作。光ディスクなどで培った色素技術など転用し、開発に成功し
た。光電気変換効率は7・9%を達成した。電池は設置の自由度を高めるため、
曲げられる構造とした。
 蓄電用電池は性能を高める開発を進めている。また蓄電しながら電力使用を
コントロールする電力制御システムも開発している。
 TDKは太陽光以外の自然エネルギーとして風力にも注力。


【ドイツ】ショット・ソーラー、2日にフランクフルト上場


出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081001-00000013-nna-int
 ガラス大手ショット(Schott)傘下で太陽電池セルなどを手掛けるショット・
ソーラーは9月29日、10月2日にフランクフルト証券取引所に上場すると発表し
た。
 同社は1週間ほど前、金融市場の混乱によるボラティリティーの拡大を理由
に、上場計画を無期延期すると明らかにしたばかり。結局、当初の予定通り新
規株式公開(IPO)を強行する格好だ。
 ただ株式の放出数は縮小し、上場後のショットの出資比率は60%弱になる見
通し。当初は54%まで引き下げる予定だった。
 公募価格のレンジは1株当たり14.5~19.5ユーロに設定された。最大で6億
5,700万ユーロを調達する計算となる。



竹村英明さん語る「温暖化対策福田ビジョンと太陽光発電モジュール価格」


出典:http://www.news.janjan.jp/living/0810/0809300429/1.php
地球温暖化対策は急を要する政治課題で、内閣や政権が変わっても、効果的で
公正な政策の導入を図ったもらいたい。日本の場合、電力会社がエネルギー問
題に大きな力をもっていて、自然エネルギーの固定価格買い取り制度の導入を
阻むなど、政治の弊害も大きい。


新日石と三洋電機が次世代型太陽電池を共同で開発・生産へ


出典:http://www.stockstation.jp/stocknews/13775
新日石、三洋と次世代型太陽電池を生産 来春に新会社
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080930AT1D3001D30092008.html
三洋電機、新日本石油共同プロジェクト
薄膜太陽電池共同出資会社の設立協議を開始
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0809news-j/0930-2.html
http://www.eneos.co.jp/company2/press/2008_2009/20080930_01_0794529.html
三洋電機株式会社
新日本石油株式会社
 三洋電機株式会社(本社:大阪府守口市、社長:佐野精一郎)と新日本石油
株式会社(本社:東京都港区、社長:西尾 進路)は今後市場が拡大すること
が予想される薄膜太陽電池の分野で、事業化に向けた共同出資会社の設立につ
いて、今後、具体的な協議を開始することを、本日、相互に確認致しましたの
でお知らせいたします。

 薄膜太陽電池は、現在市場が急拡大している太陽電池の中でも、最も安価な
コストの実現が見込まれる太陽電池であり、既存の太陽電池メーカーだけでは
なく、異業種からの参入が急増しています。

 三洋電機は、現在世界最高レベルのセル変換効率を実現するHIT太陽電池※
を製造販売しておりますが、さらなる太陽電池事業の拡大を図るために、従来
より薄膜シリコン太陽電池の技術開発を進めて参りました。HIT太陽電池に関
しては、今後とも三洋電機単独での事業拡大を推進して参りますが、薄膜太陽
電池に関しては、今後早期に主力事業に育てるために必要な技術、投資を考慮
し、同事業を次期事業の柱のひとつとして検討している新日本石油との共同出
資会社設立について検討を進めることと致しました。

 新日本石油は、総合エネルギープロバイダーとして燃料電池、太陽電池、蓄
電池等新エネルギー関連事業を次期事業の柱の一つと位置づけております。低
発電コストを実現する薄膜シリコン太陽電池を安定調達し、国内大規模発電や
公共産業向けの用途開拓ならびに住宅用途への投入を推進したいと考えており、
同太陽電池で既に技術を有する企業との協業が必要であるとの判断から、三洋
電機との共同出資会社の設立について検討を進めることと致しました。

 三洋電機と新日本石油の両社は、こうした両社の持つ事業戦略とリソースを
背景に、高性能・低コストの薄膜太陽電池の2010年度中の事業化を目指して、
2009年4月の共同出資会社の設立に向け、詳細の検討に入ります。



太陽電池セル、2008年3月の日本企業生産能力は約1.5GW/年・~約45%をシャープが占める、2011年3月は3.8GW/年へ・データで読むITマーケット


出典:http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/ma/080930_38th/
 地球環境に対する意識の向上と原油価格の高騰により、太陽電池の需要が欧
州を中心に盛り上がっている。これを受けて日本メーカーは続々と生産能力の
拡張を発表している。日経マーケット・アクセスの調査によると、日本メーカ
ー全体の太陽電池セルの年間生産能力は、2008年3月時点で約1.5GW(ギガワッ
ト)(図1)。3年後の2011年3月には、その約2.5倍の3.8GWに達する見通しだ。

図1 日本メーカーの太陽電池セルの生産能力の推移
(2008年3月実績、2009年3月~2011年3月予測 ※)

シャープが独走、2011年の2位争いは三洋、京セラ、三菱、昭シェル
 各社の生産能力を見ると、2008年3月時点でシャープが日本メーカー全体の
約45%を占めトップを独走。2011年3月までほぼ同じシェアで推移する。同社
は現在多結晶シリコン系が生産の中心だが、今後は薄膜系の生産能力を引き上
げ、2011年3月には薄膜系が生産能力の6割を占める見込みだ。
 シェア2位は、2010年頃までは三洋電機と京セラの争いだが、2011年3月には
三洋電機が京セラを引き離す。三菱電機が両社を追い上げ、2011年3月頃には
2位争いに加わる見通しだ。
 さらにCIS系太陽電池を手掛ける昭和シェル石油が、2011年3月から2011年12
月にかけて、生産能力を80MW/年から1GW/年に引き上げる計画。これが実現す
ると、国内メーカー2位に躍進する。
 日経マーケット・アクセスは2008年10月10日(金)に、太陽電池マーケット・
セミナー「日本の巻き返し、台頭するアジア・パシフィック」を開催(協力:
NIKKEI MICRODEVICES)。日本を代表する太陽電池メーカー、著名アナリストを
始め、海外メーカーからも講師を招き、太陽電池市場の今後の推移と、各メー
カーの戦略をより具体的に明らかにする。
http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/seminar/20081010.html



マダガスカルの診療所、ソーラーパネルで夜間の出産が容易に


出典:http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2522744/3383968
マダガスカルのAntsahadinta村にある、
ソーラーパネルを備えた診療所(2008年8月18日撮影)。

【9月30日 AFP】エリザベスさん(53)は、13人の子どもたちをろうそくの明か
りのもとで出産したが、最近母親になったばかりの彼女の娘は、もっと「幸運」
だった。
 エリザベスさんが暮らすのは、マダガスカルの首都アンタナナリボ
(Antananarivo)から西に20キロのAntsahadinta村。2004年に建て直されたこ
の村の診療所には、民間基金FIDの支援によりソーラーパネルが3枚設置され、
最大400ワットを発電することができる。「娘は幸運だわ。少し前まで、夜に出
産するときはろうそくを持参しなければならなかったんですから」とエリザベ
スさん。
 マダガスカルは最貧国の1つで、電気インフラはお粗末だ。マダガスカル電力・
水道供給会社(JIRAMA)がカバーしている地域は、全土の43%に過ぎない。
2006年の国連(UN)報告書によると、農村部で電気を利用できる人はたったの
3%だ。
 診療所の医師は、「(ソーラーパネルを設置して)仕事がやりやすくなりま
した。出産の80%が夜に行われるから、なおさらです」と話す。
 診療所の各部屋には電球が備え付けられている。ワクチンや医薬品を保管す
る冷蔵庫を動作させるための「コスト高で騒音を発する」発電機も排除するこ
とができた。ただ、いまだに水道が整備されていないという不便さは残る。
 FIDは世界銀行(World Bank)の支援により13億アリアリ(約7700万円)を投
じて、全国27の診療所にソーラーシステムを設置する計画だ。


太陽電池で動く「福べこ」 国際ディスプレイ工業


出典:http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200809300064a.nwc
 販売促進用の動くディスプレーやおもちゃの企画・製造・販売を行う、国際
ディスプレイ工業(東京都文京区)は、郷土玩具の牛の人形「福べこ」を太陽
電池で動かす「ソーラー福べこ」を10月から発売する。
 大きさは幅11、奥行き23センチで、太鼓を背負った「赤」は高さ17セ
ンチ、「白」は12センチ。メーカー希望小売価格は「赤」が7875円、
「白」が7245円。(TEL03・3828・2286)


デザイナーが手がけたソーラーパネルケータイを披露――KDDI、CEATECに出展


出典:http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0809/27/news014.html
デザイナーが手がけたソーラーパネルケータイのコンセプトモデル、今後のケ
ータイに搭載されるワイドVGA有機ELや3D液晶、来春の発売を予定している同社
初のスマートフォン「E30HT」――。これらの技術や端末をCEATECのKDDIブース
で見ることができる。

「CEATEC JAPAN 2008」への出展について
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/0925e/besshi.html

au Next Concepts
http://www.au.kddi.com/au_design_project/models/2008/index.html



米研究機関Battelle、光合成を模倣した酸素生成技術で特許取得


出典:http://www.ipnext.jp/news/index.php?id=4608
 米オハイオ州を本拠とする世界最大の非営利研究開発機関Battelleは24日、
植物の光合成を模倣し、電気を使用せず光エネルギーと水から酸素を生成する
ことで、二酸化炭素を制御する技術を開発、7月に特許を取得したと発表した。
 Battelleは、今年取得した特許「光分解による電気化学を用いた酸素生成技
術」(Oxygen Generation using Photolytically Driven Electrochemistry
(PDEC) Platform Technology )(米国特許番号7,399,717)をはじめ、保有する
その他のPEDC関連特許を用い、潜水艦、宇宙空間、高空飛行、封鎖された炭鉱
など、閉ざされた空間で酸素を作り、二酸化炭素を捕集することで、呼吸可能
な空気を維持するための商品を開発中である。また肺病患者のための人工肺に
ついては、血液中の水を利用することにより、PDEC装置で酸素を作り出すこと
ができるとしている。
 PDEC技術は、特殊触媒を用い、水中の陽子と電子から水素ガスを発生させず
に酸素分子を作り出す光化学反応を利用する。その後陽子と電子は、二酸化炭
素の捕集など他の目的に使用できるという。
 Battelleの化学者は、商品化の第一号は、閉ざされた空間で呼吸を可能にす
る装置になるとしている。続けて、空気タンクを用いず酸素を提供する装置、
外科医が手術中に患者の肺機能を停止できる機器、そして移植可能な人工肺の
開発をめざすという。