出典:http://osaka.yomiuri.co.jp/university/society/20080929-OYO8T00482.htm
世界最速の乾電池自動車や、太陽光を動力にしたソーラーカーなど大阪産業
大が開発しているエコカーが来春、中国・広州市でデモンストレーション走行
する。大産大は「環境に配慮したマシンを知ってもらい、脱公害の自動車開発
に役立てて」とPRしている。
大産大では、エコロジーカーの開発に取り組んでおり、これまで、ソーラー
カー、電気自動車、水素や植物油を利用する燃料電池車のほか、温度差で発生
した熱を利用する車などを企業と協力して作ってきた。昨年8月には、市販の
乾電池で動く有人の「オキシライド車」を完成させ、時速100キロを超える
走行に成功、ギネスブックで認定された。
2005年10月に、ソーラーカー、電気自動車でシルクロード(西安―敦
煌)2000キロ・メートルを走破、07年10月にはソーラーカー、オキシ
ライド車、燃料電池車でオーストラリア3000キロ・メートルを縦断した。
シルクロード走破で、中国の自動車関連の産学界と交流が出来、広州市の華
南理工大と、新しいイベントを準備してきた。
計画では、来年3月、大産大が開発した5種類のエコカー(ソーラーカー、
電気自動車、オキシライド車、燃料電池車、温度差を利用した発電車)を持っ
ていき、デモ走行させる。地元の自動車関連企業のエンジニアや大学の研究者
らを招き、クリーンエネルギーを使った様々なタイプの車を体感してもらう。
シンポジウムや展示会などもする。
責任者の才原篤講師(自動車工学)は「産学協同で培ってきた環境技術のノ
ウハウをアドバイスしたい」と話している。
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