2008年10月11日土曜日

「LEDブックライト」


充電台から取り外して寝室に持ち込めば読書灯としても使える、無印良品の「LED持ち運びできるあかり」

「LEDベッドライト(LE-H222)」を取り付けたところ。発光部角度を調整できて、字もくっきり読める


出典:http://www.nikkeibp.co.jp/style/eco/column/fukumitsu/081003_led/
ライター=福光 恵 氏


白熱電球の読書灯も“エコ替え”
最新LEDで、秋の夜長を楽しむ
経済産業省が、「2012年までに白熱電球の生産中止をしよう」とメーカーに呼びかける方針を固めたのが、約半年前。今やどこの家電量販店でも電球型蛍光灯が、このモノが売れない時代の花形商品として大々的に売られているし、いよいよ100年以上に渡って地球の夜を照らしてきた白熱電球とも、お別れの日が近い気がしてきた。

ちなみに白熱灯の点灯時間を飛躍的に延ばし、いわゆる「電球」という汎用性のある商品に改良したのは、言わずと知れたエジソンだ。

白熱電球は、簡単に言うと、フィラメントという薄い板に電気を流し、発熱させることで灯りを作る仕組み。もともとはこのフィラメントに炭のかけらや木綿糸が使われていたため、長時間発熱させると、蒸発してなくなってしまう。そのため、数時間しか電球の寿命がないのが難点だった。

ときはパリ万博で、浮世絵などの日本文化が紹介され、ヨーロッパに最初の日本ブームが起きたころ。長時間発熱しても消えてなくならないフィラメントを探していたエジソンが、ふと試してみたのが、たまたま家にあった日本の扇子に使われていた竹だった。果たしてこの竹電球は、1000時間以上電気を灯すことに成功。この改良が、電球がオイルランプなどに代わって電気が一般家庭に普及するきっかけになったといわれている。

そんなわけでフィラメントを発熱させることで灯りを作り出す白熱電球は、熱を発して当たり前。昔、電気ストーブがよく家のブレーカーを落としたように、電気だっていっぱい使う。だから省電力で地球にやさしい電球型蛍光灯が、大売り出しされているというのが、今の状況ということになる。

温度が上がらないLED。
明るさは、読書に十分すぎるほど。
新しいもの好きの私も、この半年でずいぶんと家の中の白熱灯を、電球型蛍光灯に変えた。調光器がついていて、しかも電球の入るスペースが小さいダウンライトなど、一部はまだ電球型蛍光灯の新製品の登場を待っている状態だが、家の中の照明は8割方は、電球型蛍光灯に入れ替えが完了したと思う。

最初は違和感があった電球型蛍光灯のポヤンとした明るさも、慣れてくればこっちが普通。130年もお世話になって悪いけど、まあこうなると、まだ残っている白熱電球が何だかものすごく古くさいものに見えてくる。家の中の「白熱灯狩り」はクセになり、「えー、もう替えるところはないの?」とさみしい気持ちにすらなっている。

というわけで、家のなかで最後に見つけた白熱電球が、寝室などで使う読書灯だ。読書の秋だし、秋の夜長だし、ここはあれこれ一気にLEDタイプに入れ替えることにした。今回は、そんなおススメのLED型読書灯3本を紹介しよう。

まずベッドの背もたれにくくりつけるタイプの読書灯。これまではクリップタイプの白熱灯を使っていた。明るいのはいいけれど、夏は電球との距離が近いので、白熱電球の発熱をもろ浴びるのがデメリット。そこで発売間もないツインバードの「LEDベッドライト(LE-H222)」を導入することにした。

一辺10cm程度のキューブ型で、電源はAC。ベッドの背もたれに簡単に挟めるほか、取り外せばスタンドとしても使える。本を読むときは、光源部分を開いて、ちょうどいい場所に上下左右にセット。また光源部分をパタンと閉じれば、夜間にうっすら灯るナイトライトにもなる。

実際に本を開いてみると、さすが白色LED、暗がりでも昼間のような明るさで、老眼にもやさしい。まったく熱くならない上、消費電力は0.6W(弱の場合)と、これまでの白熱灯の100分の1程度の少食、いや省電力。うっかり光源が目を直撃すると、かなりチカチカするのは難点だが、読書灯としては、かなり実用性が高い。

あのロングセラー商品も
LEDに衣替え
同じ白色LEDの電池タイプならこちらもオススメ。アメリカのブックライトのメーカーLumatec社の「Everest UltraLife Reading Light」。長さ15センチほどのスティックタイプで、クリップを本の裏表紙に挟んで固定し、携帯用の読書灯として活躍する。発光部分は長さの調節が可能で、LEDを2本搭載して明るさも充分だ。

さらに極め付けは、連続点灯時間の長さ。アルカリ単4電池4本使用で、100時間の点灯が可能となっている。実はこの読書灯、我が家の「白熱灯撲滅キャンペーン」以前から持っていた商品だが、実家に泊まるときや、出張などにも、必ず持って行って使っている。

寝ている家族が目を覚まさないように、こっそりベッドで本を読むときにも活躍しているが、看板に偽りはなく、電池がほんとに長持ちする。そういえばもう1年以上電池を替えないで済んでいる気が。小さいながらLEDがまぶしいのはやっぱり難点だけど、立てればスタンド照明としても使えるので、キャンプや防災用にもいいと思う。

そして最後は、無印良品の「持ち運びできるあかり」。普段はフロアライトなどとしてAC電源で使うほか、取っ手を持ってひょいと持ち上げると、そのまま「持ち運びのできるあかり」となるもので、無印良品のロングセラーとして知られている。

今回購入したのは、この商品の光源をLEDに変えた新タイプ「LED持ち運びできるあかり」。LEDだけに、持ち運びするときの点灯時間がグンと増えて、約10時間(Lowモードの場合)に。もちろん字を読むのにも十分な明るさで、ベッドなどに持ち込んで読書するのにもいい。

LEDながら、広く全体を照らすため、こっそり読みには不向き。でも直撃されて目がチカチカすることがないのはメリットだ。白いプラスティックカバーを通しているせいか、灯りの種類もやわらかく、リラックス効果も高い。

というわけで、これで家のなかの白熱電球はほぼ完了の運びに。エジソンさん、長い間ありがとう。



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