出典:http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=202912&lindID=5
川崎市臨海部におけるメガソーラー発電の設置計画について
~2地点の合計出力が約2万kWとなる国内最大級の太陽光発電所を建設~
http://www.tepco.co.jp/cc/press/08102001-j.html
http://www.city.kawasaki.jp/topic1.html
川崎市(川崎市長:阿部孝夫)と東京電力株式会社(取締役社長:清水正孝)
は、本日、神奈川県川崎市の浮島、扇島地点において、合計出力約2万kWの
太陽光発電所を建設するメガソーラー計画を共同で進めていくことについて合
意いたしました。
本計画は、平成23年度の運転開始を目指し、川崎市と東京電力が共同で進
めていくもので、川崎市は、太陽光発電所の一部土地の提供をはじめ、本計画
を通じた太陽光発電の普及啓発活動を推進し、東京電力は、電力供給設備とし
ての太陽光発電所の建設・運転を担います。具体的な計画内容は以下のとおり
です。
○浮島太陽光発電所(仮称)
川崎市が所有する浮島1期廃棄物埋立処分地における、出力約7,000k
Wの太陽光発電所
○扇島太陽光発電所(仮称)
東京電力が所有する土地における、出力約13,000kWの太陽光発電所
○太陽光発電等PR施設(仮称)
川崎市が浮島処理センター内で運営する、川崎市民の皆さまをはじめ、広く
社会の皆さまへ太陽光発電等の普及啓発活動を行うためのPR施設
上記2発電所の合計出力約2万kWは、太陽光発電所としては国内最大級と
なり、年間の発電電力量は一般家庭約5,900軒分の年間使用電力量に相当
する約2,100万kWhを見込んでおります。なお、これによるCO2排出
量削減効果は年間約8,900tとなる見込みです。
川崎市では、現在、「カーボン・チャレンジ川崎エコ戦略」として地球温暖
化対策を進めており、公共施設への太陽光発電設備の設置や住宅用太陽光発電
設備の設置補助など、低炭素社会の実現に向け、先導的な役割を担うべく取り
組んでおります。
このたびの計画を大きな契機といたしまして、太陽光発電をはじめとした新
エネルギーの導入や普及啓発、実証等の取り組みを、これまで以上に強化いた
します。
この取り組みとともに、「環境、福祉、医療、健康」などの分野の高度な先
端技術や研究開発機能の集積などにより、地球規模で人々の幸福に寄与する世
界の拠点となることを目指してまいります。
東京電力では、太陽光発電について、従来より自社設備としての設置や太陽
光発電を活用したエネルギーサービスの提供、環境性等を評価した価格での余
剰電力の購入、グリーン電力基金を通じた導入支援、といった様々な取り組み
を通して普及を支援してまいりましたが、このたびの取り組みは、電力供給設
備として当社初のメガソーラー発電の設置計画となります。
今後も引き続き低炭素社会の実現に向けた、非化石エネルギー比率の向上を
目的として、再生可能エネルギーの利用拡大および太陽光発電の更なる普及拡
大を目指してまいります。
以 上
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