出典:http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003011&sid=a_TJ4ruTfxqE&refer=jp_asia
10月2日(ブルームバーグ):ドイツ3位の太陽光発電関連機器メーカー、ソ
ーラーワールドは、世界的な信用危機に耐えられそうだ。フィリップ・ケッケ
最高財務責任者(CFO)によると、同社は余剰資金を保有し、受注額は100
億ドル(約1兆円)近くに上る。
ケッケCFOは2日、ノルウェーのリレストロームでインタビューに応じ「融
資は必要ない。資金は有り余っている。2006年末と07年初めに米国で実施した
私募発行で5億ドル相当を調達したため、現時点で現金を8億ドル保有してい
る」と述べた。
ソーラーワールドは、08年の売上高と金利税引き前利益(EBIT)の伸びが
30%になるとの予想を維持している。ケッケCFOによると、欧州、米国、ア
ジアの顧客企業30-40社からの受注額は、年末までに100億ドルに上る見通しだ。
同社は8月、受注額が90億ドルを超えたことを明らかにしている。
欧州では、原油輸入への依存度を低下させ、二酸化炭素排出量を抑制するため、
各国政府が太陽光や風力などの再生可能エネルギー源による発電を奨励してい
る。欧州の代替エネルギー関連企業は奨励策の恩恵を受けている。
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