出典:http://www.sannichi.co.jp/local/news/2008/10/15/14.html
南アルプスの広河原に建設するインフォメーションセンターの完成予想図
環境省が南アルプスの広河原に建設を計画しているインフォメーションセン
ターの施設概要が固まった。環境に配慮した構造で、太陽光発電システムやペ
レットストーブなどを導入する。年内に着工し、来年7月のオープンを目指す。
同省関東地方環境事務所によると、センターの建設場所はアルペンプラザ広
河原の跡地。登山情報の発信コーナーや、休憩、ロッカースペースのほか、館
内で取り組む自然エネルギーの活用方法を解説するコーナーを設ける。広河原
周辺の自然散策ポイントも紹介する。
鉄骨2階建て、延べ床面積585平方メートルで、アルペンプラザより約1
50平方メートル広くなる。臨時派出所や市営バス営業所などアルペンプラザ
にあった管理機能も持たせる。事業費は約4億円。
同省は積雪などで工事ができなくなる12月中旬までに基礎工事を済ませ、
来年4月に再開し、夏山シーズンとなる同年7月に供用を開始する予定。「南
アルプスの山々により親しんでもらうとともに、自然保護にも一役買えるよう
な拠点施設にしたい」としている。
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