出典:http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090121/164363/
Abu Dhabi Future Energy Company(ADFEC)は,アブダビで開催中の展示会
「World Future Energy Summit 2009」で,基板面積が5.7m2の薄膜Si型太陽電
池を展示した。
ドイツで建設中の薄膜Si型太陽電池の工場
アラブ首長国連邦(UAE)のAbu Dhabi Future Energy Company(ADFEC)は,
太陽電池の製造を手がけるMasdar PVの今後の計画について明らかにした。
Masdar PVは現在,ドイツで薄膜Si型太陽電池の工場を建設中である。米
Applied Materials, Inc. (AMAT)の一貫生産ラインを導入して,2009年秋に太
陽電池の生産を開始する。その後UAEのアブダビ首長国でも,2009年第2四半期
に薄膜Si型太陽電池工場の建設を始め,2011年に生産を開始する。2011年末の
薄膜Si型太陽電池の年間生産能力は,二つの工場を合わせて210MWになる。
将来は,2014年に太陽電池の年間生産能力を1.3GWに引き上げる計画である。
薄膜Si型太陽電池の年間生産能力を800MWに増やすとともに,年間生産能力が
500MWの結晶Si型太陽電池工場を稼動させることで1.3GWを実現する。結晶Si型
太陽電池の製造用に,年間生産能力3000トンの多結晶Si製造プラントも建設す
る。
このほか2015年ごろに,年間生産能力が300M~400MWの集光型太陽電池工場
の稼動を計画中という。
0 件のコメント:
コメントを投稿