出典:http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=211835&lindID=5
太陽電池・充電池・電動ハイブリッド自転車で環境意識を啓蒙徳島県庁に、「ソーラー駐輪場」を設置
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0902news-j/0209-1.html
三洋電機株式会社(以下、三洋電機)は、2009年3月を目途に、徳島県庁に「ソーラー駐輪場」を設置します。これは、駐輪場の屋根に取り付けた太陽電池で発電した電気を蓄電し、電動ハイブリッド自転車の電池を充電するも
ので、化石燃料を一切使わない、完全独立型のクリーンなシステムとなっています。徳島県庁内にある既存の駐輪場の一部に、当社で開発・製造しているHIT(※1)太陽電池パネル・リチウムイオン蓄電システム・電動ハイブリッ
ド自転車「eneloop bike(エネループ バイク)」などを設置します。太陽電池と蓄電システムを組み合わせることで、夜や雨の日でも商用電源を使うことなく、電動ハイブリッド自転車の充電を行うことができます。ま
た、リチウムイオン蓄電システムにはACコンセントを搭載しており、緊急時には非常用電源として、外部機器への電源供給も可能です。 三洋電機は、徳島県内にリチウムイオン電池の主要拠点(徳島工場:徳島県板野郡松茂町)を有しており、徳島県が主催する産学官連携による「徳島県次世代エネルギー活用促進研究会」(※2)において、当社のリチウムイオン電池等を活用した地域産業活性化に向けた取り組みを共同で進めています。また、徳島県では、世界に誇れる「環境首都とくしま」の実現を目指しており、今回、県内企業の商品を用いた環境啓発活動を実施したいとの意向と、当社の地域社会貢献の想いが合致しました。徳島県民の皆様に太陽電池や充電池の活用事例を紹介することにより、環境への意識を高めていただきたいとの想いから、「実証実験」として「ソーラー駐輪場」を設置します。 三洋電機は、創エネ・蓄エネ両方の技術を有する企業として、今後も太陽電池と2次電池を融合できるシステムの開発、商品化を進めてまいります。 徳島県 飯泉 嘉門(いいずみ かもん)知事のコメント 徳島県では、重点施策として、低炭素社会を目指した「環境首都とくしま」の実現、新産業を通じた地域産業活性化に取り組んでいるところであり、昨夏には、その一環として、三洋電機と県内企業、地元大学による研究会を立ち上げ、リチウムイオン電池を活用した産学官連携による応用製品開発可能性の検討を進めているところです。 今回、研究会の先導的取り組みとして、三洋電機と県が共同して県庁舎を利用した「ソーラー駐輪場」の実証実験が行えることを、ありがたく受け止めており、今後のさらなる研究会活動の推進を図って参りたい。
※1:HITはHeterojunction with Intrinsic Thin layerの略。HIT太陽電池は、三洋電機が開発した独自構造の太陽電池セルで、結晶シリコン基板とアモルファスシリコン薄膜を用いて形成したハイブリッド型。高変換効率・温度特性等の優位性により、設置面積当たりの発電量世界NO.1(2009年2月9日時点)を誇るものです。
※2 徳島県が主催し、2008年8月に発足した産学官連携プロジェクト。徳島県及び、徳島大学、徳島県内の企業が連携し、リチウムイオン電池を使った徳島オンリーワンの新産業を模索するプロジェクトで、当社も参加しています。
【 徳島県庁 「ソーラー駐輪場」の概要 】 関連資料をご参照ください。
電動ハイブリッド自転車「eneloop bike」商品紹介ホームページ http://www.e-life-sanyo.com/eneloopbike/
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