2008年5月26日月曜日

水戸証の若林氏:収集可能な太陽エネルギー、世界消費の70倍-太陽電池

http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003003&sid=ahCj9G974eu0&refer=jp_stocks
5月22日(ブルームバーグ):水戸証券の若林恵太アナリストは22日放送のブルームバーグテレビジョンで、太陽電池ビジネスについて語った。主なコメントは次の通り。
太陽電池の国内市場:
「厳しい状況だ。太陽光発電協会から公表されている統計では、2007年度の出荷数は前年比で22%減少し、2年連続でマイナスになった。2005年度に補助金制度が廃止されたことや、建築基準法に伴う新設住宅着工数の減少が響いているのが現状だ」
日本メーカーの世界的位置は:
「高い位置にあると思う。他国に先駆けて補助金を導入した経緯もあり、太陽電池産業は非常に充実している。国内出荷は減少しているが、海外の旺盛な需要に、日本企業は太陽電池パネルなど幅広い分野で対応している」
今後の市場性:
「有望だ。省エネルギー効果が高く、二酸化炭素の削減効果も高いと評価されている。収集可能な太陽エネルギーは世界の消費量の70倍以上あるとの試算もあり、温暖化問題の有力な解決策として位置づけられ、更なる成長が期待できる」 「太陽電池の市場は、世界で前年比30%から40%程度で拡大しているが、シリコン不足の影響でやや伸び率が鈍化している。しかし今後は、供給力の増大や新興国向けの需要拡大などにより現状以上の成長率が見込める」


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