2008年5月19日月曜日

アイントホーフェン工科大学、シリコン型太陽電池の変換効率世界記録を更新



http://www.technobahn.com/news/2008/200805160002.html]
【Technobahn 2008/5/16 00:02】オランダのアイントホーフェン工科大学
(Technische Universiteit Eindhoven)は14日、変換効率23.2%のシリコン
型としては世界最高水準の太陽電池パネルの開発に成功したことをサンディエ
ゴを開催されたソーラー・エナジー・コンファレンスの席上で発表した。
 シリコン型太陽電池パネルの変換効率世界記録は三洋電機が2007年6月に発
表した21.9%が最高だった。
 今回、アイントホーフェン工科大学の研究グループは、太陽電池パネルの表
面に30ナノメートルの酸化アルミニウムの皮膜を形成さることにより既存のシ
リコン型太陽電池の変換効率を向上させることに成功した。
 アイントホーフェン工科大学ではこの新技術も用いた太陽電池パネルの生産
技術をオランダにある太陽電池大手のOTBソーラー社に提供する契約を結んで
おり、OTBソーラー社を通じて世界中の太陽電池生産メーカーがこの新技術を導
入した製品の生産に着手するだろうと説明している。

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