http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=100173&servcode=300§code=320
チュソンエンジニアリングの黄?周(ファン・チョルジュ)社長は「5年後には太陽エネルギーの時代が開かれる」と語る。 黄社長は1995年に半導体工程装備を製造するベンチャー企業を創業してから10年間以上、半導体とLCD製造装備の国産化を主導してきた人物だ。 その黄社長が2年前から太陽電池製造装置に目を向けている。 半導体装置技術を応用して領域を拡張したのだ。 シリコン太陽電池の製造装置を開発し、最近はインドでの合弁工場設立を準備中だ。 黄社長は「2013年には太陽エネルギー生産コストが、石油を採取して使う費用よりも低くなる」と断言した。 現在、太陽エネルギーの場合、太陽熱を集めてエネルギーとして活用する装置を製造するのに多くの費用がかかる。このため太陽エネルギーがクリーンエネルギーということを知っていながらも、これを実際に活用するには難しい点が多かった。しかし黄社長は、環境汚染に対する憂慮が強まっている点、ヨーロッパや米カリフォルニア州政府が太陽光熱など代替エネルギー義務使用比率を高めている点に注目し、太陽光熱時代が予想以上に早く開幕する、と見込んでいる。チュソンエンジニアリングは太陽エネルギーを活用する太陽電池とこれを作る装置をすべて製造している。 太陽電池はシリコンを活用して作った薄いガラス板。 一般のガラスと似ているが、太陽エネルギーを吸収する表面処理技術が核心となる。 太陽電池装置はガラス板のような太陽電池を作るのに必要な装備だ。 黄社長は「太陽電池の厚さを薄くし、エネルギー変換効率性を高めるのが競争力」とし「太陽電池はもちろん、装置も製作する一括技術を持っているところは少ない」と強調した。 チュソンエンジニアリンは昨年、太陽電池分野で400億ウォン(約40億円)台の売上高を記録した。 黄代表は「太陽電池事業はすでに年平均2けた以上の成長率を記録している。環境汚染や原油高が続いているため成長率はさらに大きくなるだろう」と話した。
同社の現在主力商品は半導体とLCD装備。 これをハイニックスや東芝、LGディスプレー、ソニーなど国内・海外の半導体・テレビ企業に主に販売している。 この分野でチュソンエンジニアリングは優れた技術力が認められている。 半導体の場合、三星(サムスン)電子が最近60ナノ級メモリーの量産を始めた
が、チュソンエンジニアリングはすでに40ナノ級メモリーの量産に必要な装置を開発している。 LCDの場合、三星やLG電子が現在第8世代生産ラインを稼働中だが、チュソンエンジニアリングは第10世代生産ラインに入る装置の開発を完了した。 黄社長は「しかし太陽光熱電池が大衆化すれば、半導体・LCD装備売上高は太陽電池にすぐに逆転される」と期待を表した。 黄代表は創業当時から人と違う戦略を追求してきた。 半導体装備市場に参入して最初に開発した製品も従来とは異なる方式だった。 従来の装備はウエハー
にレーザーでマーキングした後、回路を積む技術が主流だった。 しかしチュソンエンジニアリングはこれとは全く違う化学蒸着式装備を開発した。 この技術は、従来の方式に比べてウエハーに不純物なく均一に回路を蒸着させるのに優れていた。 同社は創業以降、売上高の20%を研究開発に投資し、全体人材の50%を
研究員で満たすという原則を固守している。 黄社長は「中小企業が生き残るための道は結局、差別化された技術力と創造的な製品しかない」と話した。 研究開発費と研究人材を一定の割合で維持することも、未来に対する投資とともに生き残りのための必須戦略だという。 黄社長は「太陽光熱時代には後発企業ではなく先導企業になる」とし「差別化した技術力をずっと蓄積していく考えなので、これは夢ではなく私たちの未
来だ」と力強く語った。
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