出典:http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2009011302000194.html
国内外普及目指す
海外で初めて展示される小型太陽炉。
今後の普及への足掛かりとして期待される
=2008年5月30日、県庁前で
若狭湾エネルギー研究センターが開発した小型太陽炉「はんたか」が、アラ
ブ首長国連邦で19日から始まる展示会に出展される。海外展示は初めてで、
海外用に名前も変更した。同センターでは普及に向けた国内外へのアピールに
つなげられると期待している。
「はんたか」は、同センターが昨年、開発に成功したシステム。太陽光を専
用のレンズで一点に集約させることで、千六百度の高温を発生させる。高さは
約一・五メートルと手ごろで持ち運びもでき、電気やガスなどの燃料がない状
況でも晴れていれば、調理器などとしても役立てられる。
今回は「世界・未来エネルギーサミット2009」の併設展示会で、お目見
えする。アラブ地域での開催とあって、名前もアラビア語で、太陽エネルギー
を意味する「ターカ・シャムシーヤ」と海外用に改めて登場させる。日本パビ
リオンの国際石油開発帝石のブースの一角に展示される。同センターでは「今
後も各種展示会などを通して、積極的に普及を図りたい」としている。
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