http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080529AT2M2902I29052008.html
【ドバイ=松尾博文】アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ政府系機関であるアブダビ未来エネルギー公社(通称マスダール)は29日、ドイツとアブダビで薄膜型太陽電池パネルを生産すると発表した。投資額は20億ドル(2100億円)。アブダビは新エネルギー産業の育成に力を入れており、原油高で得た資金を元手に太陽電池事業に本格参入する。 工場はドイツ中部エアフルトとアブダビに建設する。従来型の太陽電池に比
べてシリコン使用量が大幅に少ない薄膜型パネルをドイツでは2009年、アブダビでは10年から生産する。生産能力は2工場合計で210メガ(メガは100万)ワット。生産技術をどこから入手するのかは明らかでない。本格的な太陽電池の生産は中東で初めて。中東有数の産油国であるアブダビは自国石油資源の有効活用と、消費国の燃料転換への対応を目的に新エネルギー産業の育成に取り組んでいる。アブダビに化石燃料を使わない経済特区マスダールシティーの建設を進めており、太陽電池の生産能力を14年までに1ギガワット(1000メガワット)に高める計画だ。
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