2008年12月14日日曜日

ポリシリコンの価格は2008年で頭打ちに、2009年以降は下落か


出典:http://www.sijapan.com/content/l_news/2008/11/lo86kc0000008zqr.html
http://www.ednjapan.com/content/l_news/2008/11/u0o68600000114nw.html
 米iSuppli社は2008年11月、PV(光起電力)電池セルの製造に使用するポリ
シリコンの価格が、2009年以降に下落するとの予測を明らかにした。太陽電池
業界のサプライチェーンにおける需要/供給のアンバランスが原因だとしてい
る。
 同社によると、ポリシリコンの世界的な供給量は2009年に倍増するが、需要
増は34%にとどまる見込み。「2009年のポリシリコンの需要は全体的に見ると
供給を上回るものの、急激な供給増により、その価格は2008年をピークとして
2009年には急落する」との予測を示した。
 2005年に太陽電池の需要が増大したことで、過去3年間にわたり、ポリシリ
コンの価格は主に供給側で設定していた。
 iSuppliは、ポリシリコンの平均スポット価格は2009年には劇的に下落し、
1kg当たり200ドルにまで低下すると予測している。ポリシリコン市場へ新たに
参入した企業により、供給量が増大すると推測されるからだ。同社は「2010年
以降の供給量は総需要量を上回り、その結果、スポット価格は1kg当たり100ド
ルにまで落ち込む」と見ている。
 2007年には、ポリシリコン供給量の90%以上を米Hemlock Semiconductor社、
独Wacker Chemie社、ノルウェーRenewable Energy社、トクヤマ、米MEMC
Electronic Materials社など7社が占めていた。現在は、それ以外に60社以上
の企業が2009年までにポリシリコンの生産を開始する計画を打ち出している。
 iSuppliによると、ウェーハベースの太陽電池セルの実生産能力は、発電量
換算で2007年の6.2GW(ギガワット)から、2010年には17.8GW、2012年には
27.5GWに増大するという。一方、ポリシリコンの生産量の伸び率はそれを上
回り、2008年の5.7GWから2010年には19.4GW、2012年には37.6GWになると予測
している。



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