出典:http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008082700118&genre=H1&area=Z10
【ソウル27日共同】韓国の李明博大統領は27日、大統領府で国家エネルギー委員会を開き、2030年までのエネルギー基本計画をまとめた。地球温暖化や原油高騰に対応し、太陽光・風力など再生可能エネルギーや原子力の比率を大幅に高めるのが柱。大統領府によると、韓国が総合的な長期エネルギー計画を策定したのは初めて。社会や産業構造を省エネ・低炭素型に転換。環境技術産業の育成を経済成長の新たなけん引力にした「低炭素・グリーン成長」実現を目指す李政権の構想を具体化したものだ。同計画によると、すべての産業製品の標準・規格を省エネ型に設定。石油に依存しない新素材開発を支援したり、運輸業界にエネルギー使用量を申告する制度を設けるなどして、エネルギー効率の大幅改善を図る。石油を含む化石エネルギーの比率を現在の83%から30年には61%に縮小。再生可能エネルギーを2・4%から11%に、原子力も14・9%から27・8%に大幅拡大する。
0 件のコメント:
コメントを投稿