2008年8月25日月曜日

苫小牧の3灯台をLEDに/ 太陽光を灯台内のバッテリーに蓄え、夜間点灯させる


出典:http://www.tomamin.co.jp/2008/tp080823.htm
 第1管区海上保安本部は、苫小牧西港にある灯台3基を太陽光発電にし、LED(発光ダイオード)に変える。1管本部は「自然エネルギーを使うことで二酸化炭素(CO2)を削減でき、自家発電なので災害にも強くなる」と話している。太陽光発電とLEDを活用するのは、苫小牧港漁港区南防波堤灯台と西防波堤灯台、東外防波堤灯台。太陽光を灯台内のバッテリーに蓄え、夜間点灯させる。台風や大雪などの悪天候で送電線が切れたり伸びたりするなど、送電に異常があった場合、これまでは予備バッテリーで対応。その間、職員らが復旧作業を行っていたが、自家発電にすることで送電線トラブルの影響を受けずに済むようになり、「災害に強くなる」という。自然エネルギーを使うことで、「CO2の削減にもつながり、環境にやさしい」とし、地球温暖化防止に貢献できる、とも。さらに、省電力でも点灯可能なLEDを光源にすることで、エネルギー消費量が少なくて済むようにした。工事は2008年中に行う予定。1管本部によると、年度内に道内約40灯台を太陽光発電に変えるという。


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