2008年08月04日
Prev Next 一昔前は暗くて使い物にならないと言われていたLEDソーラーライト。今はLEDが進化してとても明るくなったらしい。田舎へ引っ越ししたことを機に、夜真っ暗な庭を明るくするためソーラーライトを導入することにした。LEDソーラーライトはどの程度明るいのか、検証します。
・田舎の夜は真っ暗で怖い
無事に第二子も生まれ、ホッとしたところで急に田舎暮らしがしたくなり、思い切って地方へ引っ越してしまった。田舎の小さな一戸建てでまわりは緑が多く、買い物などにも便利な場所で毎日楽しく暮らしている。しかし、すっかり都会のネオンや喧噪に慣れてしまっていたので、田舎の夜はなんとも怖い。我が家は住宅街の中にあるのだが、静かなうえに非常に暗いのだ。前に住んでいた東京のマンションは繁華街ということもあり、夜中でも人通りが途切れることなくネオンがキラキラしていて夜が怖いと感じたことは一度もなかった。家の周辺が真っ暗というのは防犯上も安全とは言えない。玄関には白熱灯の照明があるので電気を付ければかなり明るいのだが、一晩中付けておくのも電気代が……。人が通ったときだけ明るく照らすサーチライトの設置も考えたのだが、家のまわりがあまりにも暗いので常時照明を付けておきたい。そこでソーラーライトの設置を検討することにした。
・白色LEDが4個付いている防雨型ソーラーライト
「ソーラーライトは明るさがいまひとつ」というウワサを聞いていたので、明るそうなソーラーライトを探した。私が見つけたのはネットで人気の防雨型ソーラーライトで、白色LEDが4個も付いているというGama Sonic製「GS-334」だった。LEDは従来の照明器具と比べて寿命が10万時間と長く、消費電力が小さいのが特徴だ。熱くならないので子供がうっかり照明器具をさわってしまっても火傷する心配がない。また、光センサーが付いているので暗くなると自動点灯し、明るくなると自動消灯する。ソーラーパネルとライト部分が分かれているタイプもあるが、このソーラーライトは上蓋にソーラーパネルが付いており、スッキリとしたデザインで場所をとらないのも魅力的だ。3種類のブラケットが付いているので設置は簡単だ。地中に立て付けたり、地面やテーブルに置いたり、建物の壁面に取り付けることもできる。価格は3000円程度で、色は白色、琥珀色、青色、緑色の4色用意されている。我が家は一番明るい白色を購入した。
・地中差し込み用ブラケットは本体を付ける前に差し込む!
我が家では家の前にある小さな花壇のまわり3カ所とリビング前にある庭の奥1カ所、合計4カ所にソーラーライトを付けることにした。実物を見るとプラスチックの質感が少々安っぽい印象だ。差して使う場合は、地中差し込み用ブラケットをつなげて棒状にし、地面に差し込むだけ。女性でも簡単に設置することができる。ただ、想像以上にプラスチックが弱そうなので注意が必要だ。取扱説明書には注意書きがあり、「本体をさわらずに棒状のブラケットを持って地中に差す」とある。力を入れて本体を持って差すと破損することがあるらしい。本体は付ける前にブラケットだけで差した方が安心かもしれない。私は本体を付ける前にブラケットを差し、最後に本体を取り付けた。ブラケットの上からグッと押して地中に入れることができるため、このほうがやりやすい。ブラケットは本体の穴に差すだけなので不安定だ。土がやわらかい場所では、深く突き刺してまわりをしっかり固める必要があるだろう。防雨型なので雨で壊れる心配はないが、地中に差すだけなので台風などの強風時には倒れないか心配だ。
・ほのかに明るいソーラーライト。防犯対策はコレでバッチリ
日が沈むと自動的に点灯する。白熱灯のライトに比べるとやはり暗い印象だ。本体そのものは明るいのだが、まわりを明るく照らすほどの光量ははない。足元などを照らしたり、壁面に取り付けて玄関照明の代わりにするには物足りなく感じる。ただ、我が家のように周囲が真っ暗なところでは、ソーラーライトの光は遠目でも目立つ。死角になりそうな暗闇でソーラーライトを付けておけば、防犯対策に有効だろう。電池は単三充電池を2本使用している。製品に付属していたのはニッカド電池だが、ニッケル水素電池でも使用可能だ。ニッカド電池の寿命は約1年半だが、ホームセンター等でも電池だけ売っているので取り替えながら使用すれば長く使えるだろう。3時間日光に当てればフル充電でき、連続10時間点灯するので安心して常夜灯として使える。工事も不要で電気代もかからず経済的なソーラーライト。庭やベランダに置けばグッとオシャレな雰囲気になる。価格も安く、夜間の停電など災害時にも使える優れモノだ。我が家ではとても役立っているので、余裕ができたら追加で購入する予定だ。
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