2008年9月18日木曜日

九州電、来年度に追尾式太陽光発電の実証実験に着手


出典:http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720080919caad.html
 【福岡】九州電力は09年度に、太陽の位置に応じてパネルの向きが変わる
「追尾式」太陽光発電の実証実験に着手する。固定式太陽光発電に比べて発電
量が「1―2割増える」(同社)高効率性が特徴。国内の電力事業者では初の
試みと見られ、発電効率やコスト面などで優位性が確認できれば、同社が開発
を計画するメガソーラー発電などへの導入を検討する。
 太陽光発電は発電時に二酸化炭素(CO2)が発生しないためクリーン発電
として位置づけられている。
 だが夜間は稼働せず、朝や夕方は発電パネルに太陽光が斜めから当たって発
電量が少ないため、発電効率は10%強しかない。
 発電パネルの角度が変わる追尾式は太陽光を真正面から受ける時間が増え、
高効率性が確保できる。ただ、パネルの角度を変える装置の導入費などコスト
も上がるのが課題となっている。
 実証実験の場所は同社総合研究所(福岡市南区)などを候補に検討を進めて
いる。



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