2008年9月26日金曜日

【EU PVSEC続報】スペイン太陽電池メーカーに聞く~T-Solar


出典:http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080925/158476/
T-Solar Global S.A. Project ManagerのBjoern Ree氏
T-Solarのブース。右奥が大型基板を使った試作モジュール。
スペインの太陽電池向け電力買い取り制度が,2008年9月29日に大きく見直され
る見通しとなった。買い取り金額の大幅削減や上限枠の設定などによって,
2009年以降のスペインの年間導入量は大幅に減る可能性がある。見直し直前の
9月1~5日にスペインで開催された太陽電池の展示会「23rd EU PVSEC」で,ス
ペインの太陽電池メーカー各社に対応を聞いた。

――主な生産品目と生産能力を教えてください。
 2007年に欧州企業として初めて,米Applied Materials, Inc.との間で製造ラ
インの一括供給契約を結びました。現在,薄膜Si型太陽電池モジュールの年間
生産能力は45MWになります。今後,さらに生産能力を拡張する計画です。

――電力買い取り制度「フィードイン・タリフ」見直しの影響はありますか。
 製造から計画立案,運営までを垂直統合した企業のため,低コスト化に強み
を持っており,フィードイン・タリフ制度の見直し後も競争力を維持できると
考えています。特に,寸法が5.7m2と巨大な基板を使う,安価な薄膜Si型太陽
電池モジュールを製造できることが,価格競争で有利になるためです。



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