出典:http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080924/158461/?ST=PV
スペインIsofoton S.A.の拠点
Isofotonのブース
スペインの太陽電池向け電力買い取り制度が,2008年9月29日に大きく見直さ
れる見通しとなった。買い取り金額の大幅削減や上限枠の設定などによって,
2009年以降のスペインの年間導入量は大幅に減る可能性がある。見直し直前の
9月1~5日にスペインで開催された太陽電池の展示会「23rd EU PVSEC」で,ス
ペインの太陽電池メーカー各社に対応を聞いた。
――主な生産品目と生産能力を教えてください。
2007年の生産量は太陽電池セルが85MW,同モジュールが70MWでした。2008年
の生産量は,セルが130MW,モジュールが110MWになる見込みです。通常の太陽
電池セルとモジュールのほか,集光型太陽電池システムなども開発しています。
――今後の増産計画はありますか。
現在,1億8000万ユーロを投じて新工場を建設しており,2009年に稼働する
予定です。その結果,2011年までにセルとモジュールの年間生産能力はそれぞ
れ400MWに高まります。
――電力買い取り制度「フィードイン・タリフ」見直しの影響はありますか。
フィードイン・タリフの見直し草案に関して,われわれは政府に上限枠を300
MWから800MWへ引き上げるとともに,買い取り金額を建物一体型向けで0.33ユー
ロ/kW時から0.398ユーロ/kW時に,地上設置向けで0.29ユーロ/kW時から0.358ユ
ーロ/kW時に高めることを要求しています。
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