出典:http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20081110c3d1001j10.html
ノリタケカンパニーリミテドは中国に太陽電池材料の新工場を建設する。
2009年に着工し、10年をメドに生産を開始する。太陽電池は二酸化炭素
(CO2)の排出抑制に役立つ代替エネルギーとして需要が拡大。中国でも太
陽電池メーカーが相次ぎ増産を進めている。品質維持のためにも顧客近くでの
生産が最適と判断し、初の海外工場建設に踏み切る。
中国の太陽電池セルメーカーと合弁で生産子会社を設立する方針。建屋を新
設して製造設備を導入、全体の投資規模は3億―5億円に上るとみられる。当初
の生産能力は月間10トンほどを計画する。
太陽電池ペーストは銀など金属粉末やセラミック粉末を溶剤などと混ぜてペ
ースト状にする。シリコンウエハーの基板上に電極をつくる電子材料で、現在
は三好事業所(愛知県三好町)のみで製造している。ただ時間の経過とともに
材料の素性が変わりやすく、物流コスト抑制の面からもユーザーの多い中国で
現地生産する必要が強まっていた。
0 件のコメント:
コメントを投稿