出典:http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20081028AT1D0806K27102008.html
大手化学会社が太陽電池向けの樹脂材料を増産する。三井化学は封止材の生
産を倍増、東レと帝人はそれぞれ太陽電池パネルを保護するバックシート材の
生産を拡大する。世界景気は減速しているが、太陽電池の需要は今後も拡大が
見込まれる。太陽電池材料で高いシェアを握る日本メーカーは成長分野へ積極
投資を続け、国際競争力を維持・向上する。
三井化学は2009年末までに、太陽電池の基幹部をガラスに接着して保護する
封止フィルムの生産能力を現在の年9000トンから2万トンに引き上げる。子会
社の三井化学ファブロ(東京・千代田)の名古屋工場で約20億円を投じて生産
ラインを増設。シャープなど国内の太陽電池メーカーや中国、欧州メーカーに
供給する。08年度に60億円の同材料売上高を、10年度に120億円に拡大する考
えだ。
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