出典:
http://www.tomamin.co.jp/2008/cp081025.htm講演するヒーガー教授
ノーベル化学賞の受賞者で、米国・カリフォルニア大学サンタバーバラ校教
授のアラン・ヒーガー氏が24日、千歳科学技術大学で講演した。次世代の技術
として注目されている有機材料を用いた太陽電池の特性などを分かりやすく
紹介した。
千歳科技大を会場に開かれている国際会議「千歳光科学国際フォーラム」に
合わせて企画された。ヒーガー教授は2000年に白川英樹博士らと共に、「導電
性高分子の発見と発展」でノーベル賞を受賞している。
ヒーガー教授は、サッカーボールのような球状の分子を溶かすと電子を取り
込みやすくなり、高分子からの移動が早くなることを説明。太陽電池に使うこと
で、非常に効率良く電子が移動し、安定する効果も解説した。会議に参加してい
る日本、韓国の研究者が講堂に入り切れず、別室のモニターで聞く光景も見られ
た。
雀部博之千歳科技大学長は「フォーラムは20回目。来年からは積極的にヨーロ
ッパの研究者も呼びたい。じかに先端的な研究に触れることで、学生たちの刺激
になってくれれば」と期待していた。
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