出典:http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081029/160382/
ソーラータウンの模型
52インチ型の液晶テレビ「LC-52XS1」と,LC-52XS1の画面サイズと
ほぼ同じ大きさの太陽電池モジュール
シャープは「FPD International 2008」の企画コーナー「家・街を変えるグ
リーン・デバイス」において,同社が実現を目指す“ソーラータウン”のコン
セプト模型を展示した。
ソーラータウンは,街の近くに「街のシンボル」として結晶Si型太陽電池を
使った大規模発電所を建設し,発電した電力を街で消費するコンセプトである。
発電部と消費地を近距離に置く「地産地消システム」を特徴とする。
ソーラータウンの模型には,住宅のほかにオフィスや工場,スタジアム,高
速道路があり,街の近くの小高い丘に太陽電池を使った大規模発電施設を配置
した。説明文にはソーラータウンのほかに“グリーンタウン”という呼び名が
あった。「社内では別の呼び名もある」(説明員)という。
このほかにシャープは,52インチ型の液晶テレビ「LC-52XS1」と,LC-52XS1
の画面サイズとほぼ同じ大きさの太陽電池モジュールを並べて展示した。52イ
ンチ型の液晶テレビの視聴時間を4.5時間/日とした場合の年間消費電力量が220
kW時なのに対して,画面サイズとほぼ同じ大きさの太陽電池モジュールの年間
予想発電電力量が220kW時で同じになるという。太陽電池モジュールは,多結
晶Si型太陽電池セル60枚で構成してあった。
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