2008年11月14日金曜日

三井化学、太陽電池など新製品開発加速でソーラー&セル部材開発室を設置


出典:http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=203603&lindID=4
ソーラー&セル部材開発室設置のお知らせ
http://jp.mitsuichem.com/release/index.htm
 当社(社長:藤吉建二)は、この度、太陽電池、燃料電池、2次電池関連部
材の総合的な事業戦略の早期構築と新製品開発の加速を行うことを使命として、
機能材料事業本部内にソーラー&セル部材開発室を設置致しました。
 当社は今般、経済・環境・社会の3軸経営の確立と革新的な新技術の創出に
より新たな価値創造へ挑戦することを基本コンセプトとした、08年度を初年
度とする4年間の新しい中期経営計画(08中計)をスタートいたしました。
機能材料事業本部では、高成長分野である自動車、IT、エネルギーの3市場
における重点的な事業拡大を目指しております。特に、クリーンエネルギーと
して太陽電池が注目されており、近年、需要は急激に伸長しております。
 この太陽電池市場に関連する事業拡大の取り組みとして、当社の100%子
会社である三井化学ファブロは、太陽電池用部材である太陽電池封止シート
(ソーラーエバ(R))の生産能力を増強することを決定致しました。当該設
備は、2009年から稼動を開始し、増強後の生産能力は20,000トン/
年を予定しており、更なる増強についても検討を進めております。また、薄膜
系太陽電池をはじめとする各種電子デバイスの製造プロセスにおいてシリコン
膜形成用に用いられる特殊ガスであるモノシランガスについて、新規製造プロ
セスの共同開発を株式会社トクヤマ殿と行うことを決定しております。
 さらに、三井化学グループでは、太陽電池封止シート、モノシランガスの他
に、バックシート用接着剤として用いられているタケラック(R)、タケネー
ト(R)やガスケット用材料として用いられるエチレンプロピレンターポリマ
ー(三井EPT)、オレフィン系熱可塑性エラストマー(ミラストマー(R))
等、太陽電池に用いられる部材の事業を有しております。
 ソーラー&セル部材開発室では、これら既存事業の拡大並びに新製品開発に
取り組むことで、重点分野と位置づけたエネルギー市場分野での更なる成長を
図って参ります。



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