2008年7月17日木曜日

東芝が太陽光発電に参入 国内シェア、10年に1割


 東芝は7月中に太陽光発電システム事業に参入する。専業大手の米サンパワー(カリフォルニア州)から太陽電池を調達、住宅向けの装置に組み立てて販売する。東芝がエアコンなどで蓄積してきた回路技術を盛り込み、発電効率を世界最高水準に引き上げた。国内の太陽光発電装置はシャープ、三洋電機など4社が市場のほとんどを握っている。東芝は小型・軽量でも大きな電力を出せる利点を訴え、2010年に10%の国内シェア獲得を目指す。 サンパワーは世界8位の太陽電池メーカーでシェアは4%。東芝はサンパワーが得意とする単結晶型の調達契約を結んだ。太陽光を電気エネルギーに変換する性能を示す発電効率は最高でも20%前後だったが、サンパワーの太陽電池は世界最高水準の21.5%を達成しているという。(07:00)

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