http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080728/155522/?ST=observer
CdTe(カドミウム・テルル)薄膜太陽電池技術を手掛ける米First Solar,Inc.は,電力会社の米Sempra Generation社向けに,10MWの発電量の太陽電池による発電所を建設すると発表した(発表資料)。米国ネバダ州のBoulder Cityに建設する。First Solar社は,発電所の設計や建設などを担当し,建設後は監視サービスやメンテナンス・サービスを提供する。Sempra Generation社は,竣工後に発電所を所有および運営する。同工場は2008年7月に既に着工済みで,2008年末までに竣工する予定。この発電所に利用される太陽電池モジュールは,First Solar社が米国オハイオ州のPerrysburgにある工場で製造する予定である。今回建設される発電所は,カリフォルニア州と米国西部の顧客に電力を提供する。同発電所は,Sempra Generation社の既存の天然ガス複合発電所に隣接しており,Sempra Generation社は既存の施設と同じ場所に新しい施設を作ることで,同社の土地や送電施設を最大限利用するという。First Solar社は,欧米で急速に出荷を伸ばしている太陽電池メーカー。同社によれば,2007年末の時点で,同社製の太陽電池モジュールは世界全体で300MW分以上導入されている。さらに,2008年の太陽電池モジュールの出荷量は420~460MW分になる見通しという。
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