2008年7月1日火曜日

新型太陽電池、相次ぎ実用化 昭和電工など、価格5分の1


http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080630AT2G2500K30062008.html 
低価格の新型太陽電池が相次いで実用化される。原材料に現在主流のシリコンを使わないタイプで、昭和電工などは家庭やオフィスなど光が弱い屋内でも発電する太陽電池を11月から量産する。紙のように薄く価格はシリコン系に比べて5分の1という。産業技術総合研究所も発電効率が世界最高水準の太陽電池を開発、実用化に乗り出す。太陽電池は民生用の温暖化ガス削減技術として今後市場拡大が見込まれ、新型の相次ぐ実用化で普及に弾みがつきそうだ。昭和電工は藤森工業、桐蔭横浜大学発ベンチャーのペクセル・テクノロジーズ(横浜市)と共同でフィルム状の新型太陽電池を開発した。「色素増感型」と呼ばれるタイプで、光が当たると電気をつくる化合物を薄いプラスチックで挟んであり、紙のように軟らかい。

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