ソーラーボールを試験的に水に浮かべる職員=能美市のいしかわ動物園
能美市のいしかわ動物園は二十六、二十七日の「ナイトズー」で太陽光発電で発光する「ソーラーボール」二百個を園内中央池に浮かべる新たな演出を行う。動物園では全国的にも珍しい取り組みで「光のファンタジー」と銘打ち、環境に優しいエコ動物園をアピールする。中央池約二千五百平方メートルに架かるゆめつり橋中央から、長さ約八十五メートルの釣り糸十本を放射線状に垂らし、各糸に三メートル間隔で二十個のソーラーボールを付ける。ソーラーボールは直径十二センチで、縦横六センチのソーラーパネルが付いており、四 ―六時間、日光に当てると約四時間点灯する。周囲が暗くなるとセンサーが感知して点灯する仕組み。色は赤、青、黄、緑の四種類があり、三秒間隔で変化する。午後七時四十分ごろから見ごろとなる。同園ではこれまで、ゆめつり橋に巨大スクリーンを張り、動物紹介のDVDを上映していたが、大量に電力を消費することから新たな演出を模索していた。十日に二十個を試験的に池に浮かべた。ナイトズーは今年で五年目を迎える夏休みの人気企画。二十六、二十七日は通常営業終了時間の午後五時で閉園せず、同九時まで延長営業する。八月十三、十四、二十三、二十四日と十月十二日も行われる。
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